見出し画像

【現代思想とジャーナリスト精神】

【報道特集2022.8.13】の戦争と強権への意思表示

1⃣自然のリアリズム
 日本列島の北端南端に起こる自然災害には、報道も行政も力のいれかたが異なる。関東関西などの都市圏は、都市構造が脆弱なことと自然と人間の対応が人工的にもうまく対応していないこともある。土日の台風などの後の災害が少ないことを願う。台風と都市圏の実相。最近は地下に及ぼす降水量が、思わぬ事故とつながること。河川の氾濫、地下鉄地下街への雨量が懸念される。

2⃣特集Ⅰ

❶「戦争とメデイア」
#戦時下のウクライナメデイア
ウクライナの民間と公共とが協同して作るニュース、公共放送。5つのチャンネルが「団結ニュースマラソン」。担当編集長は、できるかぎり中立性を保つために工夫していることを話した。爆撃現場ではたえず兵器搭載ドローンが飛んでいた。

「情報戦」
 軍部はどのように情報を扱っているか。ウクライナ国防省は国民を勇気づけるくふうをしている。記者は発言の影響を考え情報を要請のままには公開しない。どちらが優勢かを伝えても戦争の詳細な死者数などを伝えない。ウクライナ報道人ススピーリネの会長は、戦時下の報道を記者が自己検閲することに懸念をもっている。その見識は報道弾圧の戦時下日本とは異なり、報道するかぼつにするかを日本と異なる基準をもっていることを説明。


3⃣特集Ⅱ


「#77年前の戦争とメデイア」
 戦争中ミッドウエイ海戦の壊滅的打撃も嘘を報道した。6つの軍艦のうち2つしか残っていなくとも大勝利の報。


 厳しい情報統制下で放送禁止になった映画がある。陸軍が戦闘のために作らせた。亀井文夫監督は1941年には「治安維持法違反」で逮捕され、免許もはく奪された。映画史研究家牧野茂さんはその背景を事実で説明した。検閲に対する自己規制。文字にも軍の規制は及んだ。戦後戦争責任を逃れる。写真は焼却されたが、疎開していた写真が戦後に発見され検討することができるようになった。なぜ自己規制をかけていたか。戦争責任。新聞社が戦意高揚のため自らつくったものもある。厳しい情報統制下で放送禁止になった映画がある。陸軍が戦闘のために作らせた。亀井文夫監督は1941年には「治安維持法違反」で逮捕され、免許もはく奪された。映画史研究家牧野茂さんはその背景を事実で説明した。検閲に対する自己規制。活字にも軍の規制は及んだ。戦後戦争責任を逃れる


戦意高揚は都会の朝日新聞社や地域地方の西日本新聞社の協力で、実証することができた。これはほとんどの新聞社にあっただろう。
まさに逆転が起こっていた。


 戦時中に戦意高揚とは異なる22本の映画をつくった伊丹万作氏。伊丹氏は、戦後新聞だけでなく国民全体が戦争責任を負うような痛切な自己批判を活字にした。時局が変わると意識が簡単にコントロールされる。

ランキングに参加中。クリックして応援お願いします!

  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「政治・文化・社会評論」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事