9/16(金)に2022年第37週が終わりました。

日経平均終値は前日比308円安、前週比647円安の27,567円

2週ぶりの下落で再び27,000円台に後退しました。

前週までの急激な円安は一旦落ち着いた感じですが
株式市場も同時に落ち込みました。

9/16(金)の日本市場概況

 日経225平均 27,567円 (前週比▼647円、同▼2.3%)
 日経225先物 27,350円 (前週比▼840円、同▼3.0%)
 TOPIX 1,938 (前週比▼27、同▼1.4%)
 マザーズ指数 736 (前週比▼5、同▼0.6%)
 騰落レシオ 90.21%
 売買代金(東証プライム) 約3.40兆円
 時価総額(東証プライム) 697兆2052億円(概算)

日本株は、前週末比で日経平均(現物・先物)、TOPIX、マザーズ
すべて下落しました。

9/16(金)の米国市場概況

 NYダウ 30,822ドル (前週比▼329ドル、同▼4.1%)
 NASDAQ 11,448 (前週比▼664、同▼5.5%)
 S&P500 3,873 (前週比▼194、同▼4.8%)
 VIX指数 26.30 (前週比+3.51、同+15.4%)
 米国長期金利(10年国債) 3.46% (前週比+0.15%)

米国株も前週末比でNYダウ、NASDAQ、S&P500すべて下落しました。
VIX指数は上昇し再び25を超えました。
米国長期金利も上昇しました。

9/16(金)の外国為替レート概況

 1USD = ¥143.0 (前週比+0.4円/$、同+0.3%)
 1EUR = ¥143.2 (前週比▼0.1円/€、同▼0.1%)
 1HKD = ¥18.2 (前週比±0円/HKD、同±0%)
 1AUD = ¥96.0 (前週比▼1.6円/AUD、同▼1.6%)

米ドルは円安、ユーロと豪ドルは円高に動き
香港ドルは横ばいでした。
豪ドルの動きが一番大きかったですね。

投資成績

私の株資産は前週末比で▼0.7%でした。
前年末比は+6.5%でプラス圏と首位を維持しています。
 
 第1位 自分: +6.5%  (前週比▼0.7%)  →
 第2位 TOPIX: ▼2.7%  (前週比▼1.4%)  →
 第3位 日経平均: ▼4.3% (前週比▼2.3%) →
 第4位 NYダウ: ▼15.2%  (前週比▼4.1%) →
 第5位 S&P500: ▼18.7%  (前週比▼4.8%) →
 第6位 マザーズ: ▼25.4%  (前週比▼0.6%) ↗︎
 第7位 NASDAQ: ▼26.8%  (前週比▼5.5%) ↘︎
 
本週はマザーズがNASDAQを抜いて最下位が入れ替わりました。
マザーズは年初からずっと最下位でした。

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前週の投資部門別売買動向など

2022年第36週(9/5-9)の投資部門別売買動向は、
海外投資家は現物先物合算で3週ぶりの買い越し、
個人投資家は3週ぶりの売り越し、
年金基金の売買動向を映すと言われる信託銀行は4週ぶりの売り越し、
自社株買いが中心と見られる事業法人は23週連続の買い越し、
投資信託(ETF)は2週連続の買い越し、
という展開でした。

9/9(金)の信用評価損益率は「-9.42%」でした。
また、日銀のETF買いは6/17(金)以来ありません。

2022年9月第4週(9/19-23)の重要イベント

9/19(月):
🇯🇵休場(敬老の日)
🇺🇸9月NAHB住宅市場指数
🇪🇺7月建設支出
🇬🇧休場、エリザベス女王の国葬
🌍国連総会の一般討論演説@ニューヨーク(-9/23)
9/20(火) :
🇯🇵8月全国消費者物価指数・主要コンビニ売上高、基準地価公表
🇨🇳中国人民銀行が9月最優遇貸出金利発表
🇺🇸8月住宅着工件数・建設許可件数、FOMC(-9/21)
🇪🇺7月経常収支
🇩🇪8月生産者物価指数
🌍国連総会の一般討論で岸田首相が演説
9/21(水):
🇯🇵日銀金融政策決定会合(-9/22)、8月食品スーパー売上高・首都圏/近畿圏マンション市場動向・訪日外客数
🇺🇸FOMCが政策金利発表、パウエルFRB議長が記者会見、8月中古住宅販売件数
9/22(木):
🇯🇵日銀が政策金利発表、黒田日銀総裁が記者会見、8月全国スーパー・百貨店売上高
🇺🇸4-6月経常収支、8月コンファレンスボード景気先行指数、Costco/Accenture/FedEx決算
🇪🇺9月消費者信頼感
🇬🇧イングランド銀行が政策金利発表(英女王死去に伴い9/15から延期)
9/23(金):
🇯🇵休場(秋分の日)、東京商品取引所と大阪取引所がデリバティブの祝日取引を開始、西九州新幹線開業
🇨🇳第19回アジア競技会@杭州(-10/8)
🇺🇸9月製造業・サービス業PMI
🇪🇺9月製造業・サービス業PMI
🇩🇪9月製造業・サービス業PMI
 
主な注目ポイントは8月消費者物価指数、日銀金融政策決定会合、FOMCなどです。

頭の整理のために、現状で日本株式市場にとってポジティブ・ネガティブな材料をメモしておきます。

ポジティブ材料
・円安(一部の日本企業にとって)
・好調な企業業績と割安な株価(一部の日本企業)
・日銀の金融緩和政策維持
・現政権の安定性

ネガティブ材料
・原油等をはじめとする原材料の価格上昇
・半導体不足や供給網の混乱
・欧米中央銀行の金融緩和政策から金融引締政策へのシフト(欧米の金利上昇)
・ウクライナ情勢
・米国企業の採用抑制の動き(広がり)

日本はシルバーウィークに入りましたが
大型の台風14号のせいで休み気分も吹き飛びました。

今週は日米で中央銀行の金融政策決定会合が開催されますが、
日銀は現状維持、FOMCは0.75%以上の追加利上げが予想されています。

株式市場は下落局面に入りそうな感じがするので
狙っている9月銘柄を割安で購入できればと思います。


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