タミヤ F-14Dトムキャット #06 機体追加塗装、兵装等の塗装 | kingmanの模型製作記Ⓐ

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タミヤ 1/48 グラマン F-14D トムキャット(Item No:61118)の製作記6回目です。
今回は機体本体の退色塗装、ウォークウェイ、ノズルや兵装の塗装の製作日記。

 


・退色表現

機体に退色表現を追加します。
自衛隊機はいつも綺麗に再塗装されているイメージがありますが、F-14ぐらいのベテラン機体ともなると経年劣化も進んでいる、という設定で退色塗装を追加します。
やっぱトムキャットはちょっと汚いぐらいがちょうど良いかなって。



今回使用するのはコレ。
AKインタラクティブのフレキシブル・エアブラシステンシル

このステンシルの上から薄めた塗料を吹き付けると、ランダムで自然な模様を塗装できます。
1/48と1/72用の穴が細かめのものと、1/20~1/35用の穴が大き目のものの2種類発売されてます。微妙な違いなのでどっちを使ってもあまり変わらない気がします。
金属製のステンシルと違って柔らかい素材なので、塗装面に追従させやすいのも利点。
今回はボケ足を出す為にステンシルを手で持って浮かせた状態で塗装したので、柔らかさはあまり関係なかったですけど。




こんな感じで機体に薄っすらと薄めた塗料を吹き付けました。
最初は白を吹き付けようかと思ったのですが、白だと目立ちすぎるので明るめのグレーのMr.カラー グレーFS36622(C311)を使いました。


ちょっと全体的に白っぽくなり過ぎた気もするので、馴染ませる為に薄めた機体色2色をランダムにピンポイントで吹いて出来上がり。
ちょうど良い具合になった気がします。

 

・ウォークウェイの塗装



コクピット横のウォークウェイの滑り止めはキットにデカールが付いてますが、洋上迷彩には色が濃すぎるし若干グラデーションも入れたかったので塗装することにしました。
デカールを参考にマスキング。



滑り止めの塗料は海自の護衛艦用のMr.カラー 滑り止め塗装部色(C609)を使用。

 

・ノズルの塗装


ノズルの根元もデカールが付いていますが、実機の金属のようなカーボンのような質感ではなくただの濃いグレーのデカールなので、Mr.カラーのグラファイトブラックで塗装しました。

一部機体色で塗らないといけないのでマスキングして機体色を塗装します。


ノズルはまず全体をMr.メタルカラー ゴールド(MC217)ステンレス(MC213)を混ぜた銀色寄りの金色で塗装。



マスキングしてタミヤラッカーのメタリックグレー(LP-61)を塗装。


さらに先端のみ残してマスキングをし、Mr.メタルカラー ダークアイアン(MC214)で塗装。


マスキングを剥がしたらメタリックグレーの部分がほとんど持ってかれました・・・
やっぱ擦って金属の質感を出すMr.メタルカラーの上だと、塗料が剥がれやすくて食いつかないですね。
結局この部分は後でデカールを貼りました。

 

・カバー、タイヤの塗装


ランディングギアカバーの淵はタミヤエナメルのフラットレッドを筆塗りしました。



タイヤは全体をガイアノーツのサーフェイサーエボブラックで塗ったあと、接地面にだけMr.カラー タイヤブラック(C137)を塗って質感の違いを出しました。

 

・兵装の塗装


©JASDF
兵装はインストに記載してある実弾のカラーリングではなく、自衛隊のキャプティブ弾のカラーリングにしました。
キャプティブ弾は推進装置や弾頭が外されていますが、実弾と同じ重さ、同じ誘導装置を搭載した演習用の模擬弾です。
自衛隊機には実弾を積むより模擬弾の方が似合うし、平和で良いかなって。模擬弾の方が鮮やかなカラーリングで映えるし。
塗装パターンはF-2の模擬弾の写真を参考に塗装しました。


こんな感じに塗装しました。
左側のペイブウェイⅡは、青色部分はMr.カラー ミディアムブルー(C72)、ブルーFS15050(C328)、色ノ源 シアン(CR1)の混色で塗装。緑色部分はMr.カラー カーキグリーンで塗装。
真ん中上段のJDAMは、青色部分はMr.カラー スカイブルー(C34)と色ノ源 シアン(CR1)の混色で塗装。白色部分はMr.カラー グレーFS36622(C311)で塗装。
真ん中下段のフェニックスは、青色部分はペイブウェイⅡと同じ。白色部分はガイアカラー Ex-ホワイトで塗装。
右側上段のスパローは、青色部分はMr.カラー ライトブルー(C323)で塗装。翼はたぶんメタリックグレーで塗装。
右側中段のサイドワインダーは、青色部分はMr.カラーGX スージーブルー(GX5)で塗装。白色部分はガイアカラー Ex-ホワイトで塗装。
右側下段のランターンポッドは、Mr.カラー シャロウオーシャンブルー(C374)で塗装。
青色の部分はそれぞれ色味を変えて実機に似せてみました。

模擬弾は機体と違って定期的に交換されて経年劣化していないと思うので、新品風の塗装にしてます。

クレオスの色ノ源シリーズは鮮やかな色味を追加出来るので良いですね。

今回はここまで!ではまた!