アオシマ ロボノイド ダイス船長版 #03 塗装 | kingmanの模型製作記Ⓐ

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カーモデル・戦車模型を中心にバイク、艦船、飛行機、ガンプラ等々いろんなプラモデルの製作日記をゆっくり書いてます。


アオシマ 1/20 未来少年コナン ロボノイド ダイス船長版の製作記3回目です。
今回はエアブラシ塗装、筆塗りでの細部塗装、墨入れ、ウェザリング、デカール貼り、クリアコートまでの製作日記。
次のキット(久々のカーモデル)を作り出しているのでロボノイドの製作日記を早く書き終わらせないと!

 


・エアブラシ塗装


こんな状態で塗装に入ります。


ロボノイドはミリタリー系の実物っぽい仕上がりを狙って下地に ガイアノーツのサーフェイサーEVOブラック を吹き、黒立ち上げのグラデーション塗装にします。

ダイス船長、ドンゴロスのフィギュアはアニメ風のベタ塗りもしくはガンプラで流行ってるアニメ塗りにしようと思い、ベースの塗装は普通にベタ塗りで行きます。軟質素材で塗装剥がれが怖いので、下地にプライマー入りの Mr.プライマーサーフェイサー1000 を吹きました(食い付きの面ではこれで十分でした)。


まずはロボノイドの塗装に使う塗料決めから。このキットのメインなので慎重に選びました。
インストの塗装指示は Mr.カラーのルマングリーン(黄緑)(C64) で、明るめ&濃い目の黄緑が指定されています。
でも、アニメの映像やジブリ美術館の1/1モデル、ボックスアートは茶色っぽいというか、くすんだ感じの黄緑です。
明るい黄緑は映えそうですけど、くすんだ色の方が似合いそうだし何より依頼主が原作のファンなので、指定色は使わずにアニメに寄せます。

  • ガイアカラー ライトグリーン(026)
  • Mr.カラー 明灰緑色(中島系)(C56)
  • Mr.カラー RLM82ライトグリーン(C122)
  • Mr.カラー グリーンFS34227(C312)
  • Mr.カラー エアクラフトグレーグリーンBS283(C364)

手持ちの塗料の中からそれっぽい塗料をピックアップ。どれも似合いそうでかなり迷いました。
決めきれなかったので、この画像を依頼主に見せて決めてもらいました。
その結果(黄緑の塗料に種類がある事や塗装色に拘る事とかに若干引かれましたが) RLM82ライトグリーン に決まりました。
完成後の状態を見るとピッタリの塗料だったと思います。


ここでアクシデント発生。
ダイス船長の帽子の額の部分に付けるエンブレムみたいなパーツがありません。
どこかに飛ばした、とかじゃなくて捨てちゃってますね。
ブログ用に取った写真を見返しても大分前から写ってないしw

しょうがないので タミヤのエポキシパテ ででっち上げました。
かなり適当だけど、そんなきっちりした感じのフィギュアでもないのでバレないでしょう。



前述のとおりロボノイド本体は Mr.カラー RLM82ライトグリーン(C122) で塗装。
もう少しグラデーションをかけたいので、このあと暗部明部に追加塗装をします。


指定色がMr.カラー 焼鉄色のエンジンは、タミヤラッカーのフラットアルミ(LP-38) で塗装。


同じく焼鉄色が指定色のギアボックスは、歯車部分を金色にしたかったので一旦全体を ガイアカラー Exゴールド(Ex-08) で塗装。歯車以外は後から筆塗りで塗り分けます。


操縦桿は指定色どおりの Mr.カラー ニュートラルグレー(C13) で塗装。
指定色がMr.カラー 濃緑色3414のシートはタミヤラッカー ジャーマングレイ(LP-27)で塗装。


続いてフィギュアの塗装に入ります。フィギュアはほぼ指定色を使いました。

ズボンとダイス船長の襟元は Mr.カラー ブルーFS15050(C328) で塗装。


ドンゴロスの帽子、上着は Mr.カラー ブルーFS15044(C326) で塗装。


ダイス船長のブーツ、ドンゴロスの靴はMr.カラー レッドブラウン(C41)で塗装。


ダイス船長の上着、帽子上部はガイアカラー Exホワイト(Ex-01)で塗装。


顔や手等のパーツはMr.カラー キャラクターフレッシュ2(C112)が指定色ですが、ピンク寄りで船乗りの肌っぽくないので、若干日焼けしたような 薄茶色(C51) で塗装。


ドンゴロスの帽子のボンボンと襟元はMr.カラー オレンジ(C59)が指定色ですが、持ってなかったので赤と黄色を混色して塗りました。


自作したダイス船長の帽子のエンブレムは ガイアカラー スターブライトゴールド(122) で塗装。



これで一通りの基本塗装が終わりました。
フィギュアは塗装色ごとにきっちりパーツが分かれていて、マスキング不要なので塗装しやすいです。


台座も塗装しました。
土風にしたり芝生風にしたり等も考えましたが、失敗するとアレなので結局コンクリ風って事で タミヤラッカーのライトグレイ(LP-34) でベタ塗りしました。

 

・グラデーション塗装の追加


胴体とシート等はグラデーションが弱い気がしたので、明暗を追加しました。
まずは Mr.カラーGX GXクリアブラック(GX101) を下の方やパネルライン、溝の部分に吹いて暗い箇所を強調。


胴体や手等の上の方等に Mr.カラー グリーンFS34227(C312) を吹いて、ハイライト塗装。

 

・細部塗装


筆塗りで細かい部分を塗り分けていきます。
ほぼほぼタミヤのアクリル塗料を使いました。

メーター等も良い感じに塗り分けできました。

この辺の塗り分けはインストには書いていないので思い思いに塗りましょう。



フィギュアの髪の毛、ダイス船長の制服の金色の部分等も筆塗りで塗装しました。



フィギュアのブーツと靴は暗部にタミヤエナメルのレッドブラウンとブラックを混ぜた塗料を塗り、それをエナメルシンナーでざっと拭き取って立体感を出そうとしてみました。


同じようにフィギュアの青い部分の明部に明るめの水色を塗り、吹き取ってグラデーションをかけようとしましたが、上手くいかなかったので全部拭き取りました。

結局強めのドライブラシでハイライトを入れました。
これ以上やると変になりそうだったので、フィギュアの追加塗装はこの辺でやめておきました。

 

・スミ入れ、ウェザリング


スミ入れとウェザリングをする前に、拭き取りやすいようにする為と塗装の保護の為、艶消しクリアーでコートします。
ガイアカラーのExクリアー(Ex-03)を使いました。


この辺のパーツに Mr.ウェザリングカラー マルチブラック で墨入れ。
ダイス船長の制服の墨入れは汚い感じになったので、この後ふき取ってしまってます。

フィギュアの手にもMr.ウェザリングカラーのステインブラウン で墨入れ。


ロボノイドの胴体のリベットまわりには、AKインタラクティブのラストストレーキで錆と雨垂れを追加。

・デカール貼り

フィギュアの眼と眉毛のデカールを貼る前に、髭や口に筆塗りで色を乗せておきました。
わりとモールドがしっかりしているので塗りやすいです。
白目も一応塗っておきましたが、あまり意味無かったです。


デカールはこれだけ。
フィギュアの眼とロボノイドのライトの反射板用。



デカールの出来が良いので良い感じです。人形は顔が命ですしね!
眉毛の凹凸があるので タミヤのマークフィット (スーパーハード) を使って密着させてます。


ロボノイドのライトは穴にダボがあるので、デカールの左右に切込みを入れてから貼った方がよいです。
そもそもクリーム色一色のデカールなので、デカールは使わずに銀色とか金色系の塗料で塗った方が良かった気がします。

 

・クリアコート





最後に艶消しクリアーを吹いて塗装は完了です。
ガイアカラーのExフラットクリアープレミアム(Ex-10) を使いました。
良い感じに仕上がったと思います。

あとは組むだけです。ではまた!