同僚がソフトバンクが不具合で全然仕事にならないと怒っているのかと思ったら、喜んでいた。
仕事をサボれる理由ができて嬉しかったようだ。
僕はAUなので何の関係もなかったのだが、世間は通信障害で大騒ぎだったらしい。
先日ポケベルのサービスが停止されると報道があったが、スマホや携帯電話はおろかポケベルにしたって、
こちらにしてみりゃ人生の後半に登場した最新機器だ。
通信できないぐらいのことが何の問題なのか、という気がしないでもない。
(と、ブログに書き込むこと自体、かなりふざけた話なのだが、そのあたりの自覚は薄い)
学生だった頃には電話というのは動かない物だったし、女の子の家にかければ出るのは必ず親父と相場が決まっていた。
待ち合わせにしてもさ、遅刻すればその日は会えないのだし、場合によっちゃ一生会えないかもしれないという悲壮感というか緊張感があった。
そういう面倒くさいのは「平成」が全部どこかへ押し流して行ってしまったのに、その「平成」も終わってしまう。
結局、ジジイになった自分が取り残されて愚痴っているだけってことになる。
そういえば、ダイナマイト・キッドが亡くなった。大学生のころにテレビで見た記憶しかない。小さなレスラーだな、と思った。
「昭和」はどんどん遠くなっていく。べつにさびしいわけじゃない。