「発信する!尚禮舘空手を沖縄から」


師 渡口政吉先生の沖縄本来の文化としての「尚禮舘空手」を約束の地「沖縄」に還す為に道場を設立し発信する活動しています。

私達は剛柔流渡口政吉先生の心技体を正伝しています。渡口先生に晩年まで師事し、死後約束を守る為に尚禮舘発祥の地・沖縄にて指導する平川樹高師範。直伝された指導体系を創作改変せずに今に伝えています。



🟥事務局代表伊覇の沖縄空手インスタグラム🟥




皆さんこんにちは

尚禮舘事務局代表 伊覇@ryoumikuniです。


今回は平川師範の言葉を掲載していきます。
どうぞご覧ください。

空手に秘伝なし






空手は自分で稽古し創意工夫して身に付けるものだと思います。

「秘伝だ!秘伝!」と秘伝の叩き売りをしている所、目新しい技や不思議に見える様な技を見せつけて商売をする所など様々です。

「空手に秘伝なし」

あるとすれば日々、単純な基本動作を繰り返して練る事だと私は思います。

師渡口政吉先生もその様な「秘伝」なる事は言ってませんでしたし、宮城長順先生は空手の極意は、「生活の中で難儀する事」の一言だったといいます。
(技的な要素ではない心であり生き方)

目新しい技や不思議な技を即席に求める空手家や武道愛好者は、目の色を変えてそれらに飛びつきますがその様なものはなく見せ方次第だと私は思います。

たとえ、皆が驚く特別な秘伝があっても空手の基礎や基本が身についていなければ何もなりません。

どんな偉い先生でも同じ人間がする事です。

平川樹高/Hirakawa Juko