馬也ホースレーシング

一口馬主・馳走(はせ・はしる)のブログです。シルクHC・ノルマンディーOC・DMMバヌーシーにて出資中。シルク2021年産・ターコイズフリンジ命名。競馬以外の話題はnoteにて発信中。 https://note.com/machino_sokoyori

【一口馬主】クロニクルノヴァくん、思いのほかまともに走れて6着。続戦できるか!?

 6/4の中京5R、この世代最初の2歳新馬戦に出走したクロニクルノヴァくんですが、戦前に気性面からしっかりと競馬ができるのかを懸念されていたものの、どうしてどうして、しっかりと走って6着でした。

 

 

 

 白いメンコを着用し、パドック周回中は極めて大人しく、キビキビと歩いていたクロニクルノヴァくんですが、柴山騎手が騎乗したとたんにうるささを見せて、返し馬ではハミを跳ね上げながら大きくいななくなど、噂にたがわぬやんちゃぶりを見せていました。それでも、調教ではもっとひどくて手が付けられなくなる場面があったということで、そこまではひどくなることはなく発走へ。

 

 枠入りのタイミングで一瞬入るのをを嫌がったものの、それ以上は手を煩わせずにゲートイン。スタートは周りに比べるとやや立ち遅れてしまいました。これは、気性の問題というよりもまだトモに緩さがあって、ゼロスタートでの踏ん張りが強く聞かなかったことが原因といえるでしょう。

 

 スタートを立ち遅れたことで馬群の後ろで我慢を強いられる形の競馬となったものの、かかったり口向きを悪くすることなく回ってきて、最後の直線では前と脚色が同じになってしまったものの、しっかりと脚を使って、最後まで競馬をやめずに走り切っての6着となりました。

 

 戦前に武幸四郎調教師や柴山雄一騎手から聞かれたコメントから、とにかく今回は無事に回ってくればOKと思って観ていましたが、思った以上にちゃんと競馬になっていました。頭の高いフォームは確かに周りの馬と比べると一目瞭然といった感じで、ここは今後改善していくべきポイントとなるでしょう。キングヘイローやメジロパーマーのような例外もいないわけではないですが…。

 

 また、競馬場からの帰り際、馬運車に乗るときに暴れて両前脚を引っかけるアクシデントがあったようで、そこまで力が有り余るくらいレースで消耗をしていなかったようです。フィジカル的なタフさはあるようで、そこはポジティブな話題でしょう。

 

 この後は、ぶつけた足が問題なく、大きな疲労がなければ引き続き競馬を覚えさせるために続戦させるようです。頭数が少ない中でうまく勝ち上がれれば…という武幸四郎調教師の考えもあるようです。

 

 次走候補としては6/26の阪神1Rに芝マイルの未勝利戦が組まれているので、そこに向かうのではないでしょうか。新馬戦のレースぶりから、もう少し長いところでもよさそうですが、現段階ではそこまで距離のあるレースが組まれていないので、次走も教育目的で走らせつつ、夏の間に馬づくりをして秋以降の1800~2000m戦で勝ち上がり…みたいな予想図をワタクシとしては描いています。

 

 今回は、無事に走り切ったことをもって100点満点なのではないでしょうか。