ゆるふわSEの日常♪

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【書評】「嫌われる勇気」を読んでみたんだ♪~私たちは、ありのままに生きることができる!~

おはこんばんちは!

ゆるふわSEの「ゆるちょここ」です(●´ω`●)✨

 

皆さんは心理学系の本って読んだことありますか???

意外と心理学って「学」が付いているので学問っぽくて敷居が高そうですけど、人の心理を読み解くので、知っていると日常生活やお仕事などで役立つことが多かったりするので、お役立ちだったりします☆彡

私は今まで、メンタリストで有名なメンタリストDaiGoさんの「「好き」を「お金」に変える心理学」という心理学本を読んでみたりぃ♪、

www.yurufuwase.com

「カイジから経済を学べ」という「行動経済学」にフォーカスを当てた心理学本を読んでみたりしましたが、

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結構前から、小耳に「アドラー」、「アドラー」という(ダイの大冒険のハドラーじゃありませんよw)単語が良く漏れ聞こえていましたw

このアドラーさんはアドラー心理学なるものを生み出した結構有名な哲学者らしーのですが、このアドラー心理学について分かりやすく書かれた本の「嫌われる勇気」って本がおすすめだよー☆彡

ってオススメされたので、今回は「嫌われる勇気」を読んでアドラー心理学を学んでみましたー♪

こーいった自己啓発に近い本を読むと、たまーのたまーに、目から鱗の驚天動地、青天の霹靂が如く、自身の価値観をコペルニクス的転回な感じでひっくり返し、目の前の世界を別の色に塗り替えてくれる良書に出会うことがありますが、本書はまさにどんぴしゃりにそーいう本でした☆彡

とーっても面白かったですので、備忘を兼ねちょーっぴりだけご紹介しますね♪

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一言紹介文☆彡

※あえて一言でこの本を紹介するならのコーナー✨

「これを読めば、考え方が変わり読み終わった瞬間からはっぴーな気分になれちゃうよ」って本ですw(*´▽`*)

うーん、うさんくさwww

なにかの宗教臭がするなwww

って思われると思う(私も読み始めたときは思ってましたw)のですが、読み進めると、完全に書かれていることを全て実践するのには時間がかかると思うのですが、少しずつ意識するのはできそーだし、あながち論理的に真理なことをいってるなーと思いました☆彡

人間の心という複雑怪奇な心理を見事にシンプルな心理学で、本人にしか解決不可能と思われる悩みを解決へと導いていくアドラー心理学。

これに救われる人は多いだろーなぁと思いました☆彡

 

概要☆彡

※amazon様より抜粋 

「あの人」の期待を満たすために生きてはいけない――

【対人関係の悩み、人生の悩みを100%消し去る〝勇気〟の対話篇】

世界的にはフロイト、ユングと並ぶ心理学界の三大巨匠とされながら、日本国内では無名に近い存在のアルフレッド・アドラー。
「トラウマ」の存在を否定したうえで、「人間の悩みは、すべて対人関係の悩みである」と断言し、対人関係を改善していくための具体的な方策を提示していくアドラー心理学は、現代の日本にこそ必要な思想だと思われます。

本書では平易かつドラマチックにアドラーの教えを伝えるため、哲学者と青年の対話篇形式によってその思想を解き明かしていきます。

著者は日本におけるアドラー心理学の第一人者(日本アドラー心理学会顧問)で、アドラーの著作も多数翻訳している岸見一郎氏と、臨場感あふれるインタビュー原稿を得意とするライターの古賀史健氏。
対人関係に悩み、人生に悩むすべての人に贈る、「まったくあたらしい古典」です。

 

印象に残ったセンテンス☆彡

私の今までの考え方にはない新たな視点をたくさんくれたアドラーさん☆彡

その中でも印象に残ったセンテンスをたーくさんご紹介♪

※どの言葉も、その解説もインパクトが強すぎて、正直全容を紹介したくてもできない位深いので、詳しくは本書を全部一読してみてとしかいーよーがなく申し訳ないです(´・ω・`)w

 

・人は変われる、世界はシンプルである、誰もが幸福になれる。

 

・人は誰しも、客観的な世界に住んでいるのではなく、自らが意味づけをほどこした主観的な世界に住んでいる。あなたが見ている世界は、わたしが見ている世界とは違うし、およそ誰とも共有しえない世界でしょう。

 

・あなたの目には世界が複雑怪奇な混沌として映っている。しかし、あなた自身が変われば、世界はシンプルな姿を取り戻します。問題は世界がどうであるかではなく、あなたがどうであるかなのです。

 

・アドラー心理学では、トラウマを明確に否定します。

いかなる経験も、それ自体では成功の原因でも失敗の原因でもない。われわれは自分の経験によるショック-いわゆるトラウマ-に苦しむのではなく、経験の中から目的にかなうものを見つけ出す。自分の経験によって決定されるのではなく、経験に与える意味によって決定するのである。

 

・われわれはみな、なにかしらの「目的」に沿って生きている。それが目的論。

例えば、怒りとは出し入れ可能な道具であり、目的を達成するための手段。

 

・過去にどんな出来事があったとしても、そこにどんな意味付けをほどこすかによって、現在のあり方は決まってくる。

問題は「なにがあったか」ではなく、「どう解釈したか」

 

・人は過去の原因に突き動かされるのではなく、自らの定めた目的に向かって動いていく。

 

・大切なのはなにが与えられているかではなく、与えられたものをどう使うか。

 

・いまのあなたが不幸なのは自らの手で「不幸であること」を選んだから。不幸の星の元に生まれたからではない。

不幸であることが自身にとっての善だと判断した。

 

・人はいつでも、どんな環境に置かれていても変われる。あなたが変われないでいるのは、自らに対して「変わらない」という決心を下しているから。

 

・アドラー心理学は、勇気の心理学。あなたが不幸なのは、過去や環境のせいではない。ましてや能力が足りないのでもない。ただ勇気がたりない。いうなれば「幸せになる勇気」が足りていない。

 

・「もしも何々だったら」と可能性のなかに生きているうちは、変わることなどできない。なぜなら、あなたは変わらない自分への言い訳として「もしもYのような人間になれたら」といっているから。

 

・ アドラーの目的論は「これまでの人生になにがあったとしても、今後の人生をどう生きるかについてなんの影響もない」といっている。

自分の人生を決めるのは、「いま、ここ」に生きるあなたなのだと。

過去など存在しない。

 

・短所ばかりが目についてしまうのは、あなたが「自分を好きにならないでおこう」と決心しているから。自分を好きにならないという目的を達成するために、長所を見ないで短所だけに注目している。

 

・人間関係の悩みは全て対人関係の悩み、人と比べることのできない完全なる個の状態では悩みは消失する。

 

・われわれを苦しめる劣等感は「客観的な事実」ではなく、「主観的な解釈」

 

・もし「わたしは学歴が低いから、成功できない」と考えているとすれば、それは「成功できない」のではなく、「成功したくない」のだと考える。

 

・人生は競争ではないので、誰とも競争することなく、ただ前を歩いていけばいい。

健全な劣等感とは、他者との比較のなかで生まれるのではなく、「理想の自分」との比較から生まれるもの。

 

・社会的成功をおさめながら幸せを実感できない人が多いのは、彼らが競争に生きているから。彼らにとっての世界が、敵で満ち溢れた危険な場所だから。

 

・アドラー心理学では、他者から承認を求めることを否定する。

あなたは他者の期待を満たすために生きているのではないし、わたしも他者の期待を満たすために生きているのではない。他者の期待など満たす必要はない。

自分が自分のために自分の人生を生きていないのであれば、いったい誰が自分のために生きてくれるだろうか。

 

・われわれは「これは誰の課題なのか?」という視点から、自分の課題と他者の課題とを分離していく必要がある。

 

・自由とは、他者から嫌われることである。

あなたが誰かに嫌われているということ。それはあなたが自由を行使し、自由に生きている証であり、自らの方針に従って生きていることの証。

確かに嫌われることは苦しい。できれば誰からも嫌われずに生きていたい。承認欲求を満たしたい。でも、全ての人から嫌われないように立ちまわる生き方は、不自由極まりない生き方であり、同時に不可能な事。

 

・人は他者からほめられるほど、「自分には能力がない」という信念を形成していく。

もしあなたが、ほめてもらうことに喜びを感じているとすれば、それは縦の関係に従属し、「自分には能力がない」と認めているのと同じ。ほめることは「能力のある人が、能力のない人に下す評価」だから。

ほめてもらうことが目的になってしまうと、結局は他者の価値観に合わせた生き方を選ぶことになる。

 

・自己肯定ではなく、自己受容が大事。

交換不能な私をありのままに受け入れることが自己受容。

 

・人生とは連続する刹那。われわれは「いま、ここ」にしか生きることができない。我々の人生とは刹那の中にしか存在しない。

計画的な人生など、それが必要か不必要かという以前に、不可能。

人生とは、いまこの瞬間をくるくるとダンスするように生きる、連続する刹那。

そしてふと周りを見渡したときに「こんなところまで来ていたのか」と気づかされる。

ダンスを踊っている「いま、ここ」が充実していれば、それでいい。

我々はもっと「いま、ここ」だけを真剣に生きるべき。

過去が見えるような気がしたり、未来が予測できるような気がしてしまうのは、あなたが「いま、ここ」を真剣に生きておらず、うすらぼんやりとした光の中に生きている証。

過去にどんなことがあったかなど、あなたの「いま、ここ」にはなんの関係もないし、未来がどうであるかなど「いま、ここ」で考える問題ではない。「いま、ここ」を真剣に生きていたらそんな言葉は出てこない。

 

・人生の意味とは何か。人は何のために生きるのかに対するアドラーの答えは「一般的な人生の意味はない」というもの。

人生の意味はあなたが自分自身に与えるもの。

 

・「わたし」が変われば「世界」が変わってしまう。世界とは、他の誰かが変えてくれるものではなく、ただ「わたし」によってしか変わりえない。

 

感想☆彡

本書の冒頭では、

「悩み多き青年の目には、世界は矛盾に満ちた混沌としか映らず、ましてや幸福などありえなかった。」と始まりますが、、、

実は私も本書を読み始めるときは同じよーな気持ちを抱いていました(´・ω・`)

で、本書は悩み多き青年と、それに対してアドラー心理学を用い青年と対話する哲人のお話。

青年がきちんとそれなりの理論武装(一般の我々が常識として考えるよーな思想)を元に哲人に理論をぶつけるのですが、少しずつアドラー心理学の例示を用いながら説得されていく様はまさに読んでいる私のごとくな感じがして面白い形式の本だなーと思いました☆彡

と同時に、アドラー心理学の有用性を感じましたし、その実践の難しさも感じました。

とても引き込まれる面白い本でしたし、何かに躓いたりしたときにもう一度読みなおしたいなーと思える本でした♪

読み終えた最初の感想としては、ちょっと前にテレビで流行った予備校講師の林修先生の「いつやるの?今でしょ?」でしたw

我々は刹那に生きているので、これは割と真理だったのですねw

今まで色々書評を書いてきましたが、本書はその魅力を伝えるのが一番難しい本であり、実質本書を通り一遍読まないと伝えられないと思いますので、今もベストセラーですが、もっともっと多くの方がそれこそ道徳の本のように本書を読んでいれば、面白い世界になるかもなーと思いましたw

あー、面白かった(*´▽`*)✨

 

でゎでゎ☆彡