集まれ、みどりコスメ

なぜか最近、みどり色を使うメイクに惹かれて、みどり味の化粧品を幾つか買ったので載せておきます。

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いま話題のKATEのアイシャドウ、パレット作るならどの色にするかなぁってサイトで大分遊びましたが、結論

わたしパレットに向いてない。心はときめくけど、単色のアイシャドウが好きかも。

あと、KATE使ったことなくてアイシャドウの粉質などよく分からないので、一色だけ買ってみたP217のモスグリーンがこの中で最新のやつです。

 

アイシャドウとしては、celvokeは白っぽくていちばんバブリーなムードを醸し、BABYMEEは発色が淡いので使いやすいけどちょい物足りないし、RIMMELは色が無難すぎてあまり使ってない。

ことを考えるとKATEがいちばん使いやすいし、色もみどりっぽくて満足です。粉質はまぁ普通かな。

 

アイラインはほとんど引かずにきたのですが、締め色のアイシャドウが苦手なので、そうなるとアイラインが欲しいお年頃になってきました。

 

celvokeの限定のやつ、個性的だけど使いやすくて好きですが「締める」感じではないです。

uzuは色は良いですが、私にはリキッドが向いていないので、やはりCANMAKEのクリーミータッチライナー最強です。

 

マスカラは、最近いろんなブランドからみどりマスカラが出てるみたいですが、もうマスカラに3,000円以上出すのが無理なので、sopoのモスグリーン。

これで十分です。アディクションやto/onのやつ気になりますが、リムーバーじゃないと落ちないのも面倒だからな。

 

それから、このマスカラを買う前にふと

「みどりのマスカラなんてしたら、まつ毛にカビ生えてるみたいなことにならんだろうか」と一抹の不安がよぎったのですが、

結果、大丈夫でした!カビには見えません!

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とりあえず、私のみどり欲は満たされました。

みどりメイク、思ったよりもナチュラルでいつでも出来る感じです。色黒オータムにはドンピシャです。

正直、もう少しみどりを立たせたいんだけど、それをしたいなら青味か黄味のみどりを選んだ方がよいのかも。

 

 

みどり、Love

 

 

↑ファミマブランドだけど、ファミマ店頭では出会えず結局amazonで買いました

 

これは観た方がよい!「ハンナ・ギャズビーのナネット」

あと1週間もしないうちに、今年も終わる。

 

そんな中、個人的理由で精神的に最低最悪なのだけれど、凄い作品を観てしまったので居てもたっても居られずにこれを打っている。

 

youtu.be

 

大好きな韓国人アーティスト、イ・ランさんのエッセイの中でこのスタンドアップ・コメディのタイトルが出てくる。

 

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「話し足りなかった日」イ・ラン

このエッセイも、読み応えがあるというか割とヘヴィな内容で中々読み進められなかったが、年末の焦燥感の中、なぜか先週全部読んでしまった。もちろん、重いばかりの内容では決してないのだけれど、どんどん自身のことについて正直に語るようになってきているイ・ランさんの文章は、かなり胸に突き刺さるものがあった。

 

そして、今年一番ぐらいに絶望を感じた昨日の夜、布団にくるまりながらスマホNetflixを開いて

「ハンナ・ギャズビーのナネット」を観た。

 

スタンドアップ・コメディのジャンルに振り分けられている1時間ほどのコンテンツで、イ・ランさん経由でなければ決して辿り着けなかっただろう。前半でハンナの語りのリズム、皮肉、ジョークのセンス、間、キュートでかっこいいキャラクターに完全に参って「これはすごい!」と思って観ていたら、後半は寝転がって観ていることができなくなり、布団を出て、正座して、盛大な涙・鼻水とともに嗚咽しながら観終えた。

 

あんまり、こういうことは思わないのだけれど、これは今を生きる人類全員、観た方が良いのでは、と思った。

でも、実際にリアルでこれを勧められる人が私にはあまり居ない。どうして、こうなってしまったのだろう。それが今回の絶望の原因でもある。

 

それでも、絶望の中で、歳の近いハンナが感情を爆発させながらこの世界に怒り、そして「怒りで皆をひとつにしたくない」と語っているのを観たことが、確実に私の中の何かを救った。本当にありがたい。

 

私はハンナが語っているのを観て自分が昔から「男性が作った物」に興味が持てないことや、たくさんの男性の中に入ることが怖いことを、もう素直に認めようと思った。男性を嫌っているのではない(うーん、基本的には嫌いなのかもしれない。それも認めよう)、怖い。そう思うに至る出来事が、あったことも抹殺しない。その出来事のことを「大したことではない」と平気なふりをすることもしなくていい。そして、その上で(たぶん)異性愛者であることの矛盾したような感覚。

そういうものがあぶり出されて、決して気持ちがよいだけの涙ではなかったが、イ・ランさんのエッセイ、ハンナ・ギャズビーの作品を観て感じたことは、これから実生活で誰かと語ったり分かち合えたらいいなと思う。それができなかったら、ひっそりここに書くかもしれない。

 

「ダグラスに捧ぐ」は、もう、完全に芸が極まっていて、凄まじかった。「ナネット」の後に、ほとんど完璧ではないか。今私は自身の気持ちの中に何かを笑えるような余裕は一切ないと感じる状態なのに、笑ってしまった。

 

ともかく、年末年始に何観るのがよいかなぁ、なんて人に届いたら嬉しいな。

乱文ですが・・・

良いお年を。

 

川上未映子『夏物語』ー子供を欲しいと思うこと、思えないことー

川上映未子の「夏物語」を読んだ。

書店で、分厚い文庫本の小説を読みたいなと思いながら漠然と本棚を眺めていて、この本が目に留まった。こんだけ分厚ければかなり長時間をかけて読み進められるのでは・・・?と思った。

 

川上未映子の名前は知っていて、たぶんどこかで対談などは読んだことはあったし、Twitterで見かけることもあった。けれど、作品はひとつも読んだことがなかった。

 

そしていざ読み始めてみると、分厚い小説を少しずつ読み進めたかった思いとは裏腹に、後半は一気に読まずにいられなかった。そして、ちょっとどうかという程泣いた。

 

私はそんなに小説を積極的に読む方ではないのだけれど、今まで読んだどれだけ感動した小説でも、その世界は、その世界の住人は、私の住む世界のパラレルワールドだなぁと感じた。こんな人居るのかな、まぁでもどこかには居るのかもしれないな。

 

逆に言うと、この世界に私は居ないなって感じ。この人たちは私と友達にはならないだろうな。正直に言って、小説の世界だけでなく実世界でもそう感じることがしばしばあって、ごく近しい友人がごく当たり前に持っている当たり前を全く共有できないことも珍しくない。

 

でも、「夏物語」は、出でくる全員が自分のような感覚。全員が知り合いのような気がしてくるし、出てくる場面に自分が居るような気がしてくるし、全員にイラつきと愛おしさを感じて、そこで発せられる言葉や夏子の独白に、感覚的に完全に共鳴してしまう。

 

プロフィールを見ると、川上未映子さんは生まれた年も月も私と近くて、完全な同い年だった。同い年の有名な作家である川上さんがこの小説を書いてくれているというのに、私は救われる思いがした。

 

私は、子供を欲しいと思えなかった。

子供を欲しいと思わなかっただけのことなのに、「思えなかった」と思ってしまう。子供を欲しいと思わないことに罪悪感があり、子供を欲しくなくても産み育てる人がいるのに、私は結婚もしているのに子供を産むこともしなかったという更なる罪悪感がある。

そういう私からしたら、この「夏物語」の夏子の最後の選択はむしろ私の罪悪感を加速させるものになりそうなものだが、そうは感じなかった。それがなぜなのかはよく分からない。

 

なぜ欲しいと思わなかったのか、産みたいと思わなかったのか。どこかで私は逃げたのだと思っていた。逃げたのだ、という思考から未だ抜けられない。でも、そんなことは書かれていないけれど、逃げた私のような女に対してもこの小説は受け止めてくれるような気がした。この世界では、言い訳しなくていいような気がした。

 

 

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秋冬パレットなどをぼぉっと見つつ

お久しぶりです。

なんですか、この8月は。高気圧にもっと頑張ってほしい。暑いね〜雨のひとつでも降らんかねって夏が懐かしい。水害がこれ以上ひどくなりませんように・・・。

 

ということで、腑抜け状態でお送りするダラっとした雑談です。

 

今、欲しいなぁーって思ってるものを、ただ、並べます。

 

ひとつ目

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セルヴォークのパレット。この春にセルヴォークのパープルの限定アイシャドウを買ったんですが、それがすっごい!良かったんですよ。

粉質とか色合いとか、他にはない感じで、中年にしっくりくるくすみ感の絶妙さがなんといってもおしゃれ。

 

なのでセルヴォークのアイシャドウはこれからも買っていきたいと思っていたのですが。

このパレット!

色合わせがたまらん。秋冬でこのブルー系が入ってるのが素敵。ブルー系って絶対に鬼門なんだけど、セルヴォークのならもしかして使えちゃうのかなぁという淡い期待もあり。

 

欲しい。

 

もう一つ、パレット

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シュウウエムラ。シュウのアイシャドウには絶大なる信頼を置いておりますが、単品でも結構お高くなってしまいましたねぇ。

このパレットは、かなり惹かれます。バロックゴールドだってー!

 

ただ、ちょっと暖色系には飽きかけているのもあり、、、誰かプレゼントしてくれたら私喜ぶよ!って感じです。

 

後は

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アディクションのカラーマスカラ。

カラーマスカラにはどうも飛びついてしまいがちなんだけど、実際、中年の睫毛に「カラフルない色を載せたい!今日!どうしても!」って時が正直あんまりなくって、、、

フーミーのパープルマスカラで充分満足しているのですが(でもフーミーの、時間経つと白っぽくなるのが気になる)これは色が可愛い。でも4000円出す価値あるかなぁ。

 

あとは、babymeeのピスタチオグリーンのアイシャドウは多分買わずにはいられない気がする。

 

そんな感じで、本当にただの駄話になりました。変な気候の8月ですが、なんとか楽しく生きていきたい。

 

 

 

色黒イエベ秋【赤リップ】の正解

いきなり正解にブチ当たった気がします。

 

赤リップ、おばさんになったら似合ってきた件ですが、パキッとした赤リップなかなか買えずにいたものでとりあえず他の買い物ついでに購入したのがNARSのマットリップピグメント#2779ミニサイズ。

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本筋からはズレるけど、私全ての化粧品ミニサイズでよいわー。ベースメイク以外で使い切ったことあるモノなんてあるかしらん。半分のサイズで半分の値段にしてくれたら買うよってもの沢山あるけど・・・売る方にも事情はあるのでしょうな。

 

さて、このリップですが、想像以上の発色でして、最初に今までのグロスとか塗る感覚で唇にのせたら、完全に人食った後の鬼ババになりました。もしくは、ベラ(早く人間になりたい)。

 

そして、この色はねーけっこう青みがあるんですね。ちょっと鮮やかすぎる。薄めに塗ると80年代的なピンクに発色してしまい・・・ちょっと求めてる方向性と違う。

 

これは、ともかく青みを排除した赤を探さねばならんと思って、次に購入したのがaddictionのリップクレヨン005パプリカ。

 

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これが、早くも正解な気がしてます。青みなしのどちらかというと朱寄りの赤。鮮やかすぎず地味すぎず、濃く塗れば華やかでパキッとするし、薄く塗ってもちゃんと赤に発色してナチュラルだけれど確実に血色を助けてくれる。

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↑上からNARS しっかり、ぼかし addiction しっかり、ぼかし(雑)

 

こういう色を求めてました。ハイ、赤リップの旅、一件落着(早い)。

いま、ほとんど人前でマスク外すことないですしね。せっかくお気に入りを手に入れても活躍の場は少ない。が、自分の精神衛生上、必要な一品です。

 

 


 

 


 

おばさんになって憧れの赤リップに追いついた?

赤リップが似合わない。

 

ずーっとそう、思ってました。RED系のリップを塗ると、なぜか滲み出てしまう昭和感。途端に老ける気がして、ここ2〜3年諦めてました。

 

カラー診断受けた時に、メイクは色味がハッキリしたものは古くさくなりがちとの診断されたのも大きかった。

 

しかし、ですね。このところマスク生活でリップじたいから遠ざかってますが、遠ざかっているあまりふとパッキリしたリップが塗りたくなったのです。

 

かなり前に買ったETVOSのバーガンディレッドを塗ってみました。これを塗ると、老けて「カッチリ」した感じになってしまうので、仕方なく仕事中にポンポンと薄めにつけていました。

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(使い込んでロゴが剥げてる・・・)

 

が、今回、ガッツリ色をのせて鏡を見たところ「結構、、よくない?!」ってなったのです。

昭和感が引き出されるというより、今の私の顔を華やかに見せてくれるという方向性に効いてる。赤リップ塗ると顔の血色がよく見える〜。

 

かなり意外でした。何ていうか

顔が赤リップに追いついた??

老けが赤リップに追いついた??

顔が昭和感を追い越した??

 

・・・よく分かんないけど、嬉しい。

このETVOSは古くて品質的に心配なので、断然赤リップが欲しくなりましたよー。これぞという一本に出会えるかしらん。

 


 

 

楽天ROOMはじめました★

room.rakuten.co.jp

【高加水生地の粉ものレッスン】私にもパンは焼けるのか?-2-

「高加水生地の粉ものレッスン」内田真実著

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この本のレシピで面倒臭がり&ズボラな全くのパン初心者の私にもパンが焼けるのか?!

 結果発表です!

 

 

 

・・・焼けました!

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左上:発酵24時間後の生地(少し発酵が進んでない感じがしたので(勘のみ)冷蔵庫から野菜室に移動させてさらに12時間ほど発酵させました

 

右上:その生地を(かなりタラタラで柔らかすぎる感じ)何とか成形し二次発酵させているところ

 

下:オーブンで焼いた出来上がりの姿

 

こういうパンをリュスティックというそうです。洒落ている・・・。

私、リュスティックを焼いたどーーー!

生地がかなりゆるかったので、次回は水の量を少し控えめにしてみたいと思います。きっと使う小麦粉の種類によって仕上がりは違ってくるのでしょう。

 

でも、味は全く問題ないどころか、結構感激するレベルで美味しかった!!!手作りパン、すげーーーー。この本買って良かった〜。

1回焼いただけで鬼の首取ったようなドヤ感ですが、そのぐらいの嬉しさ味わえます。おすすめ!

 

 

 

 

 


 

 

このオーブンで、焼けました〜!