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■皐月の歳時記

2021-05-03 | ●歳時記2)
■■■■■■■■■■初夏の歳時記■■■■■■■■■■。
 
 
 
■「皐月、五月の季節]
季句  目出度さもちう位也おらが春   小林一茶
     菜の花やぱっとあかるき町はずれ  正岡子規

季語  清和 夏めく 麦の秋 風待月 若夏 入梅 風薫る 晩夏 

季節  薫風 夏浅し、夏めく、麦の秋, 仲夏, 潮干狩り、田植え
時候  晩春 暮春 軽夏 晩霞 若葉寒 薫風 緑風
風物  菖蒲 藤 端午の節句 茶摘み 鯉のぼり 初鰹

祭事  母の日(第2日曜日)バードウイーク(10~16)
     加茂の競馬 筑摩祭(滋賀8日)宇治祭(京都)神田祭
     八瀬祭(京都9日) 楠公祭(神戸25日)

食     茄子 柏餅、筍飯、豆飯、麦飯, 鮨、冷麦、瓜漬, 新茶
魚   鮎、山女、ごり、石鯛、いさき、初鰹,はまち、鱒、
野菜  蕗,タケノコ、レタス,ゴボウ、ぜんまい、長芋、韮、かぶ、青梅
花木  余花、葉桜、薔薇、牡丹、紫陽花、橘の花、緑陰、  

挨拶   晩春の候、新録の候、薫風の候、青葉のみぎり、

   

■「日本と世界の行事5月皐月)
  1日   八十八夜(日本) 立春から数え88日目 
  3日  憲法 記念日
  4日   みどりの日
  5日   こどもの日 端午の節句、立夏
  5日   端午の節句(日本) 菖蒲湯に入り厄を祓う
  7日   英国地方選挙
  9日   大相撲夏場所、
  9日   母の日
11日   カンヌ国際映画祭(フランス)
20日   ゴルフ全米プロ選手権(米国)サウスカロライナ
21日   小満
23日   テニス全仏オープン(パリ)
25日   世界経済フォーラム年次総会(ダボス会議)シンガポール
26日   全国で皆既月食

  
■[タイの行事
 1日●レイバーディ(労働者の日)
 4日●国王戴冠記念日
 6日●仏誕節、ブイサカブーチャ 禁酒日
 未定●農耕日

■■■■■■■■■■■■甲論乙駁■■■■■■■■■■■■
不作為の1年」

   
■「巣籠りの効用年4月23日の記事の採録
コロナによる年寄りの巣籠りが続く。
何時まで続くのかも定かでない。連日の首相や知事の3蜜回避コールを聞
くと、外に出て他人と会うのもいささか疎まれる。
ビジネスマンは、テレワークとかでインタネットを介して仕事が運ぶから
まだしも、格別仕事を持たない年寄りは、平常以上
に家に滞留することを
強制されるから 気分的に大変である。

運動や交流の場も減るし 孤立して生活のリズムを崩して鬱になる高齢者も
多いと聞く。
しかも武漢コロナは、そんな年寄りを狙い打ちするという。
さらにコロナが怖いのは、この病気の場合  亡くなるまでが非常に短く、イ
タリアの例ではわずか8日。志村けんさんも10日
足らずで帰らぬ人となって
しまった。
 
だからどの家庭でも「お爺ちゃん、お願い、外に出ないでとなる。
まさに拘置所のような、と言っても過言ではないが、隠遁生活を強制され
る。長らく生き伸びてきたが、元気で家に閉じ込められる不自由さは「拘
置所暮らし」としか、適切な例えが浮かんでこない。
しかも目に見えない 0,1ミクロン以下という小さなウイールスにいささか
もスキを与えぬよう、四六時中 対座しなければならないのである。

ただマクロでみると、今回のコロナショックは、2008年に起きたリーマ
ンショックよりも 経済的な被害は大きいという。

確かに現況の世界情勢を見ると  既にヒトとモノの動きが止まり 重ねてカネ
の動きも止まりかけている。株価も下がり続け
ている。専門家に言わせると、
経済大恐慌の予兆だという。

コロナとリーマンの比較去年5月の記事の採録
 (項目)   (新型コロナ)(リーマン)(備考)
「世界経済の損失」 5兆ドル  2兆ドル強  (GDP)
「時価総額の消失」   19兆ドル   17兆ドル
「財政出動の規模」   8兆ドル   5兆ドル

だからどの国のトップも、コロナショックの山場を早く抜け出し,ひと
時も早く自国経済を再開させたいと焦っている。
だが今のところ、適切な
治療薬やワクチンの創薬までには、
至っていない。だから感染リスクを抑
えるためには、人々が
他人との接触を8割がた抑制するしか最善の方法は
ないという。

人々が活動してこそ消費が生まれ、経済が活性化して 国々が豊かになる
が、世界挙げて動くなという事になれば、世界は
手元に在るものを食い潰す
までで、経済は急速に劣化し あげく
は滅びて朽ちるしかない。

「目に見えない敵去年5月の記事の採録
4月20日世界のコロナ感染者数は238万人、死者16万5千人。    
最近報道によると緊急事態宣言で 大都会の街角から人が消えたという。
大きな飲食店は閉店を余儀なくされ 全国規模のコンビニ社長は 目に見え
ない敵と今まで経験した事のない、いつ終わるか
も判らない戦いを、やり
抜くしかないという。

科学史家の村上陽一郎国際基督教大学教授は、
「宿主の感染者がすぐ亡くなるとウェルスは広がらない。しかし宿主が歩
きまわる事が多い新型コロナは拡散しやすい。
戦略的にコロナは賢いウィ
ルスだ」と解説する。
そして「自然の謎や、わからない事と真摯に向き合
い問い続
ける事によって良識は養われる」と日経コラムで語る。識見だと
思う。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
以上が、昨年5月の歳時記の文面の採録である

       
昨年3月にコロナ感染が始まってからの危機感が、ひしひしと伝わって
くる。あれから1年経つが、状況は全然変わっていない。手をこまぬいて
いたわけではあるまい。なかなか改善しない事に対する国民の焦り、ワク
チンなど、政府の対策に対するずれなどが相乗して、大きな停滞を生じた
としか思えない。そのうちに変異型ウイルスが加わり、感染力が増し全国
に拡大蔓延した。

関西では、第4波が襲来して病床の危機がおこり、関東4県でも危機が収
まらない。米国のジョウンズ・ホプキンス大学の集計によると世界のコロ
ナ新規感染者数は、遂に70万人を超したという。

専門家の見方では、歯止めをかけるには、ワクチン接種以外にないという。
しかし日本は、ワクチン接種率が現行1%で世界最低だと言われている。

大阪の高齢者である私の手元には、昨日やっと予防ワクチンの予約票が
届いた。早速、保健所に連絡をしたところ、追って「はがき」が届くから、
それにより連絡電話を入れて、ワクチンの予約をして欲しいという。
何かしら、もどかしい限りだが、期待して待つしかあるまい。

部屋の窓から見える、隣の小学校の屋上の5匹の大きな鯉のぼりが、五月晴
れの
大空に泳いでいる。
自由に闊歩できる毎日が1日も早く帰って来て欲しい。コロナパンデミック
2年目をむかえた「巣籠り老人」の切なる
願いである。

  
 
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