いつになったらあきらめられるのだろう | 日々上等!

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再婚した時は55歳だった
とらちゃんは62歳になりました。私は多発性嚢胞腎、多発性肝嚢胞、橋本病、冠攣縮性狭心症、神経痛などでヨロヨロ。
2人で力を合わせて生きていくはずだったのに。とらちゃんは私を残して逝ってしまいました。2024.4.2

 

今朝、とらちゃんの息子④から
「今日行っていいですか」のLINE
彼はまだ18才。
 
さて、どうなることやらと少し心配。
だってお通夜・お葬式を含めても
4回程しか会ったことがなく
そんなに話した事もない。
 
とらちゃんの細々した物を片付けながら
泣きながら待っていると
10:30頃やって来た。
 
危惧したことが嘘のよう。
とらちゃんのとんでもエピソードや
自分のいろんな事をたくさん話してくれた。
あっという間にお昼になって
マックをデリバリーして二人で食べた。
あまり食欲がない私が
あまりの楽しさにモリモリ食べた。
 
文太ともたくさん遊んでくれた。
とらちゃんに1番似ているのだと思う。
大きな手に撫でられ抱っこされ
文太はすっかり虜になっていた。
 
あっという間に時間はすぎて
結局夕方までいて帰って行った。
これから彼女とデートなのだと。
 
うんと楽しかったから
胸にぽっかり穴が開いた。
文太も寂しそうに私に寄り添っている。
とんでもない焦燥感。
 
とらちゃんが帰って来るような気がしたのだ
なんでもないように帰って来るような気持ちになっていた。
あまりに寂しくなったので
文太を連れて近所を散歩した。
いないのだ。もう。とらちゃんは。
いつになったらあきらめられるのだろう。
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