マリオットが2021年のコロナ特別救済策をアナウンス!ダブルポイント&宿泊実績のダブルカウントのプロモーションも2月16日からスタートで4月27日まで

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2021年2月3日アップデート:プロモーションの登録がスタートしました

 

初めてこのブログにお越しの方は、アメリカ駐在員が年間100万マイル&ポイントを貯めた方法をまとめた>こちらのエントリ<からご覧ください。

こんにちは、アメリカ駐在員のKenji(@sorakoge)です。

 

今日はマリオットが昨日発表された2021年のコロナ特別救済策と、合わせてアナウンスされたダブルポイント&宿泊実績のダブルカウントのプロモーションを解説します。


Kenji

2020年同様、エリートステータスに応じて50%の宿泊実績が付与されるこれまた「バラマキ」的なプロモーションです



マリオットの2021年コロナ特別救済策

まずは一つ目。マリオットが1月11日にアナウンスした上級会員向けのコロナ特別救済策についてです。

以下が概要になります。

 

コロナ救済策の概要

✓概要:2020年ステータスに応じて50%相当額の宿泊実績の付与

✓付与時期:2021年2月

✓事前登録有無:不要(自動加算)


Kenji

2020年同様、50%分の宿泊実績が付与される大盤振る舞いの救済策になっています

マリオットの会員ステータスとベネフィット

救済策の内容を解説する前に、マリオットの会員ステータスとベネフィットについて振り返っておきます。

 

まずはこちらが、マリオットのエリートステータスの種類と、今回の救済策を加味しない通常時の必要宿泊実績数です。

マリオットの上級会員ステータス

・Marriott Bonvoyシルバーエリート: 対象となる宿泊10〜24泊
・Marriott Bonvoyゴールドエリート: 対象となる宿泊25〜49泊
・Marriott Bonvoyプラチナエリート: 対象となる宿泊50〜74泊
・Marriott Bonvoyチタンエリート: 対象となる宿泊75泊以上
・Marriott Bonvoyアンバサダーエリート: 対象となる宿泊100泊および滞在で獲得した対象となる料金に基づく対象となる年間利用額20,000米ドル

 

続いて、会員ベネフィットです。

下記は公式サイトに掲載されている会員ごとの特典を一覧にしたものです。

(アンバサターは枠の関係上外しています。画像をクリックすると拡大します。)

付与される宿泊実績

続いて、コロナ救済策により付与される宿泊実績についてです。

 

2020年同様、2021年も会員ステータスの種類に応じて、その50%分の宿泊実績が付与されることがアナウンスされました。

Marriott Bonvo Members who earned Elite Status in 2020 will receive a onetime deposit of 50% of their tier’s annual Elite Night Credit requirement, e.g. those Members who achieved Platinum Elite status in 2020 would receive 25 Elite Night Credits in their Account in February 2021.

 

具体的にエリートステータスごとに付与される実績がどうなるかというと、こうなります。

 

付与される宿泊実績

・シルバーエリート: 5泊を宿泊実績として付与
・ゴールドエリート:13泊を宿泊実績として付与
・プラチナエリート:25泊を宿泊実績として付与
・チタンエリート:38泊を宿泊実績として付与
・アンバサダーエリート: 50泊を宿泊実績として付与

 

昨年同様の措置となりますが、あくまで2020年の宿泊数実績の1/2が付与されるわけではなく、あくまでステータスに応じた宿泊実績付与ということです。

 

例えば、プラチナステータスであれば、2020年に50泊であろうと、65泊していようが、今回の救済措置で2021年に付与される宿泊実績は25泊ということになります。


Kenji

ちなみにですが、昨年と同様の扱いであれば、2020年にプラチナチャレンジや、ステータスマッチ+15泊達成で新しくプラチナステータスになったメンバーについても、2021年の実績としてはちゃんと25泊分が加算されるはずです

 

アンバサターの到達要件も大幅緩和

上記の上級ステータスの要件緩和に先立つ形で、最上級ステータスである「アンバサターエリート」の到達基準も大幅に緩和される旨のリリースがされました。

For 2021, we’re reducing the US$20,000 spend threshold for attaining Marriott Bonvoy™ Ambassador Elite status to US$14,000. If a member reaches 100
Qualifying Nights and US$14,000 in qualified spend during 2021, they will achieve Ambassador Elite status. During 2022, the qualified spend requirement for Ambassador Elite status will return to US$20,000.

100泊+1.4万ドルというのは、少なくとも宿泊数の基準については、下のプロモーションと組み合わせれば比較的容易に達成可能な条件のはずです。

 

これを使って今年はチタンだけでなく、その上の「アンバサターエリート」まで目指すという方も増加するのかな・・・と思います。

 

マリオット系列クレジットカードを持っていれば簡単にプラチナステータスへ到達可能?

ご存知の方も多いと思いますが、北米マリオット系列のクレジットカードを保有している場合、パーソナルカードで15泊、ビジネスカードで15泊の合計30泊までが宿泊実績としてあらかじめ付与されます。

 

したがって、2020年度をプラチナステータスで終えた方にとっては、今回の救済策で+25泊が宿泊実績で付与される予定ですので合計55泊。昨年の措置と同様、一撃でプラチナステータスに到達すると思われます。

系列カードの新規発行者向けにはプラチナステータスをばらまいたマリオットですが、既存のカードホルダーにとっても悪い話ではなかったということになりますね。

 

こんなに上級会員をバラまいてどうするのか・・・とも思いますが、裏を返せばそれだけコロナによる影響が大きかったということだと思います。

 

なお、このエリートメンバー向けの救済策は、Q&Aの形で特設サイトにアナウンスされています。

 

2021年2月3日アップデート:プロモーションの登録がスタートしました!宿泊実績も付与されたはずですので確認されてみてください。

マリオットの滞在プロモーション

続いては、もう一つ合わせてアナウンスされたマリオットのプロモーションについて。

 

それが、こちら。例年期間限定で実施されるこの「ダブルポイント&宿泊実績のダブルカウントプロモーション」です。

 

ダブルポイント&宿泊実績のダブルカウントプロモーション

✓プロモーション:宿泊ポイントが2倍、かつ宿泊実績も2倍カウント

✓対象期間:2021年2月16日スタートで4月27日宿泊分まで

✓事前登録:必要。後日登録サイトはアナウンスされる予定

✓上限:なし(期間中宿泊すればするほどダブルカウントされる)

 

ステータスに応じたポイント付与とは別に、滞在毎に追加でポイントを付与するプロモーションで、実質的なキックバック、ディスカウントと捉えることができます。

 

以下、いくつか気になった点についてコメントしておきます。

 

宿泊実績のダブルカウントは2泊以上が必要

まず、一番大事なこととして、宿泊実績のダブルカウントには2泊以上の宿泊(連泊)が必要になります。

 

基本的なことですが、一泊のみのホテルホッピングは対象とならない点に注意が必要です。

 

特典宿泊のみの場合はダブルカウントの対象外

ここも引っかかる人が出そうですが、今回のプロモーションでは、ポイントを使った特典宿泊のみの場合は、ダブルカウントの対象外となります。

 

逆に、2泊以上の組み合わせで、一泊でも有償の宿泊が組み合わされていれば、今回のプロモーションの対象にはなる旨のアナウンスがされています。

Only if a redemption stay includes at least one paid night, it will count toward the promotion offer of double points and double Elite Night Credits.

 

ポイントダブルは基本部分のみ

プロモーションのうちの一つであるポイントのダブルカウントについては、エリート加算部分(プラチナであれば50%加算など)は対象外で、あくまで1USDにつき10ポイントという、ベースポイントのみが対象となります。

 

例えばプラチナステータスであればベースが1USD10ポイント、エリート加算が50%で5ポイントでポイントダブルでベースポイントがx2倍となるため、1USDあたり25ポイントがもらえるということになります。

 


Kenji

1 Marriott Point = 0.7円くらいで評価するとして、プラチナステータスを持っている場合には、プロモーション期間内の対象宿泊について、17-18%分くらいがポイントで戻ってくるイメージと考えるのが分かりやすいと思います

気になるのはそのくらいです。

 

例えばプロモーション期間中に5泊連泊すれば、それだけで10泊分の宿泊実績が付与されます。

 

私もですが、マリオット系列のクレジットカードを1枚保有していて、いまプラチナステータスの方であれば、以下の通り期間中に5泊するだけで50泊分。2022年度もプラチナステータスが早々に確定します。

 

・クレジットカードベネフィットで15泊付与

・コロナ救済策として25泊付与

・プロモーションで10泊カウント(実際の宿泊は5泊でOK)

 

上記合計50泊。2022年度もプラチナ確定

 

また一泊もせずに40泊になるはずですので、このプロモーションと合わせて2021年も50泊を目指してみようかな・・・と思っています。

なお、プロモーションの内容は、まだ英語のみですがすでにQ&Aの形で特設サイトにアナウンスされています。

 

お得に宿泊するために

最後に、上記のプロモーションはすべて公式経由での予約アレンジが必須となります。

 

公式サイト経由で予約を入れる際には必ずポイントサイト経由で予約を入れるようにされてください。

 

状況によりますが、1~7%程度のキャッシュバックが受けられるので大きいです。


Kenji

私個人的には、国内のポイントサイトならモッピー、海外サイトでも抵抗がないようであればRakuten か、Topcashbackの利用がおすすめです

特にRakuten はまだまだ登録されていない方も多いと思いますが、以下のエントリなどを参考にぜひ活用されてみてください。

 

・日本在住の方向けのRakutenの解説は>こちらのエントリ

・アメリカ在住の方向けのRakutenの解説は>こちらのエントリ

 

まとめ

今日はマリオットが昨日発表された2021年のコロナ特別救済策と、合わせてアナウンスされたダブルポイント&宿泊実績のダブルカウントのプロモーションを解説しました。

 

出ないでないと騒がれていたマリオットもようやく2021年度のエリートメンバー向けの救済策をアナウンスして、これでメジャーホテルグループの措置が出そろいました。

マリオットはホテル数が圧倒的で、使う機会のある方は多いはずですので、ぜひこのプロモーションを活かされてください。

 

参考記事です。

 

マリオットの宿泊実績は、個人的には昨年ちょうど50泊で着地しました。そのときの体験談や、考えたことは下記のエントリにまとめてあります。

北米在住者でまだマリオット系列のカードを取得されていない方は、現地時間12日中ということであれば残り数時間、13日も受付けをするということであれば1日ちょっとの間のプロモーションで、クレジットカードの取得だけで簡単にプラチナステータスが手に入ります。見逃していたという方にとっては最後の申請チャンスです。







 

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Kenji

斎藤ケンジ(Saito Kenji) 30代男性、2017年夏からアメリカ・ニューヨークに駐在して2019年7月に日本へ帰任。 ニューヨークでは長男に恵まれ、妻と3人でマイル&ポイントを駆使しながら旅行を満喫。物価が高いアメリカ生活での生活事情、お金の運用や節約について奮闘するさまを見てやってください。

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