御訪問頂きまして有り難うございます
滋賀解放同盟お弁当の猫きのこのkairuです🐾
実はこのブログを書き始める前に同じアメブロで違うIDでブログを書いていたんです。
結構、赤裸々に思った事を書いていたのと、アメトピに紹介して頂いたお陰でキャパオーバーの数のフォロワーさんが増えてしまい、その時の勢いだけな方と、本当に地道に読んで下さる方々との区別がつかなくなったので、お弁当屋さんを始めたのを区切りに一回、リセットして新たにブログを書き始めたのです。
最初はお弁当屋さんのイメージを大事にしてお上品な人の演出をしていたのですが、途中で面倒臭くなって、元のブログよりもさらに言いたい放題の私らしいブログになってしまいました無理なものは無理!自然体が一番楽!!
そんな誰が読むねんと思って書いている協調性ゼロブログを読んで下さって本当に有り難く思っております。
長いお付き合いの方がほとんどです。
私がお弁当屋さんを始めた理由は何度も書いて参りましたが、リセットする前のブログでもずっとアップし続けて来たハルさんの曲げわっぱのお弁当。
実はハルさんはオカズの数も量も多すぎて食べるのが大変だったこと、ご飯の上にオカズが乗っているスタイルが嫌いだったことを、どんだけ作り続けて来たのか忘れましたが、この人生の終焉間近になって始めてカミングアウトされまして・・・も…申し訳なかったわ…もっと早く言うてくれよ、ボケッ
諸行無常の響きを聞いて、解脱して、ハルさんの希望を聞くと足で作る程度の簡単なおべんとうになってしまうために、その作りたい欲の穴埋めにお弁当屋さんを2019年10月から始めたのです。
今まで、我が家のためだけにわけて頂いていた貴重な棚田米が美味しくて、これをたくさんの方に食べて頂きたいと思ったこともありました。
農家さんと棚田米。許可を得てアップさせていただいております。

作り置きは嫌だったので、お客様にお店に来て頂いて、オーダーを聞いてから作ったらめっちゃお待たせしてしまい、それが申し訳無くて、そこから始めたのが道の駅にお弁当を置かせて頂くと言う事。
これならば前日の深夜から作り始めて冷まして持ってさえ行けば、お客様をお待たせすることもありません。
しかし、置かせて頂くところを開拓するのは大変でした。
お知り合いになった鮎の飴炊きを作って道の駅に置いておられる方の紹介で、道の駅草津グリーンプラザからすまさんに話を聞いて頂き、お仲間に入れて頂くことになった時は嬉しかったです。
今ではプレゼンして4ヶ所に置かせて頂くことになりました。
小売りのみとなっていますが、お弁当を置かせて頂く形に持って行くと言うのには色々なルールがあり、苦労がありました。
ただ、何が楽しかったかと言うと、全部が手作りであるという点です。
元々漫画家を目指していたのでデザイン学校へと行き、着物の帯のデザインを京都でしていたのですが、仕事の後、持ち込み原稿を描いていたので、デスクワークばかりがキツくて、実家の姫路市へと戻って、上場企業のアパレル業に転職しました。
そこでお気楽にバイトをしつつ漫画を描いて東京に持ち込みしていましたが、お気楽バイトだったはずが結局、店長になってしまい、大きな会社だったので、本部と社員の板挟みの中間管理職がしんどくて、自由業しか向いていないなとつくづく感じました。
お弁当は、お弁当を作るのは勿論、ラベル、帯、ラミネートも全部、それぞれの機械を買って自分でデザインから何から全部考えて、一から出荷まで全てをハンドメイドでやるのです。
プリンターに付いていた無料ソフトしか使えませんが、自己流でJPEG画像でやってくれる印刷屋さんを探して、帯とかシールとか看板はやってもらっています。


PCをなんとかやっていなければ絶対に無理でした。
良い時代に生まれたなと思っています。
基本、すべてひとりで決めてひとりでやって来たのですが、現在は調理学校を出た娘っ子がメインでお弁当を作ってくれて、何から何まで引き継いでくれて、本当に楽になりました。
ずっと目指して来た漫画家は、私が車で信号待ちをしている交差点の、右側の側道で一旦停止している車を後ろから追い越して、交差点に進入してくると言った無謀運転の車に、車の脇腹にぶち当たられて頸椎捻挫をして何年も完治までにかかってしまい
折角、担当さんもついていたのに、ペンを持てずに諦める羽目になりましたが、今は何かをすべて自分で作ることが出来てとても楽しいです。
って言うことで、猫きのこはハンドメイドのお弁当なのです。
残れば自腹、一か八かの真剣勝負が楽しい
お弁当作りを始めて、現在は、自分のための自分の人生を生きていると言う実感を感じることが出来ています。
琵琶湖のそばの道の駅がたくさんある場所だったので運も良かったのかもしれませんね。
長々と聞いて頂きまして、有難うございました!
🔳今日のにゃんこ
3にゃんこ全員が
外気温が温かかったので、暖房を入れていませんでした。
可哀そうだったので、暖房入れましたよ…ふ…甘いかしらね…