明日も暮らす。

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シンプルで暮らしやすい生活を目指しています。オンライン英会話(英検1級)と空手(黒帯)が趣味。大学院博士課程修了(人文科学)。2児の母。

ミレーナの経過。月経カップを併用して使っています。

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おはようございます。

梅つま子です。

 

前回、ミレーナの装着までのストーリーを書きました。

 

www.tsumako.com

 

前回の記事では、ツイッターに返信を複数いただいてうれしかったです。

カップユーザーの方、ミレーナにした方、ピルを飲んでいる方…

それぞれ、自分の生理と向き合っている方々の声、とても励みになります。

 

 

この記事では、ミレーナを装着してからの変化について書きます。

 

 

経過検診

装着した後、1ヵ月後、3ヵ月後、6ヶ月後、1年後で検診をしていきますよと、

説明がありました。

 

装着する前に、先生の説明がありましたが、

「出血がダラダラ続くものなんだけど、それがうっとうしいかもね」とのこと。

 

そのとおりで、実際に、ミレーナを挿入してからきっかり4ヶ月ほど、

毎日、出血がありました。

このときお世話になったのは、エヴァウェアとステインフリー!

 

by カエレバ
by カエレバ

 

私の持っているエヴァウェア、

エヴァウェアコットン、

エヴァウェアスポーツ、

ステインフリーを順番にきっちり使いました。

 

出血の量としては、

「生理とは比べ物にならないほど、少量ではあるけど、そのまま普通のショーツを履くわけにはいかない」

というくらいでした。

 

検診ではそのことを伝えましたが、

毎日出血があることも珍しいことではなく、普通のようです。

量も少なめだったので、

淡々と吸水ショーツで乗り切りました。

逆に言うと、エヴァウェアなどのショーツを日中履いて過ごすことで、

対応できないほどの出血はなかったということです。

 

ミレーナ挿入後に月経カップは使えるか?

一番の懸念は、ミレーナを入れたら月経カップを使えるの?!ということでした。

そもそも、カップを使うほどの出血があるのかはわからないけど、もし出血するなら、私はカップがいい、と思っていました。

 

カップを使ったら、ミレーナに悪影響があるのか(主に、取れちゃう、ずれちゃうなど)?

カップを取り出したら、ミレーナも一緒に出てきちゃったというのは避けたい。

 

海外のサイトなどを見て、自分なりに調べてみたところ、

ミレーナをつけたあとでもカップを使っているユーザーは多数いて、

実際に、使えるということでした。

 

月経カップを使うとミレーナが外れるという事態は、

主に、「ミレーナの下部についているヒモが、月経カップに干渉することによる」ようです。

「月経カップ取り出しのときに、カップの中にヒモがはさまれ、引っ張られて、一緒に出てきてしまう」ということであるらしい。

 

ミレーナ挿入後、月経カップを使う上で気をつけていること

すぐに月経カップを使うよりも、気持ち的に、ミレーナに慣れてから、

少し落ち着いてからカップを使ってみよう!と思い、

出血が落ち着いて、生理の周期のみで出血があるようになってからカップを使うことにしました。

(その生理も、ミレーナ挿入前よりはだいぶ量が減りました。)

 

つまりミレーナを入れてから4ヶ月ほど経ってからのことです。

 

ミレーナが出てきてしまわないように、できることがいくつかあると思います。

 

1.挿入前に医師に伝えて、ヒモを短くしておいてもらう

私はミレーナの挿入に当たって、最初に、医師に「月経カップを使います」ということを伝えておきました。

「ミレーナ挿入後も月経カップを使いたいので、ヒモはなるべく短くしておいてください」と言いました。

ミレーナは、交換のときのために、ヒモ(挿入したあとに医師がカットします)がついているのですが、短くしておいてもらうことを確認しました。

 

実際、自分の指でも確認しましたが、指先に当たるくらいで、

月経カップを抜き取るときに一緒にはさんでしまうことはなさそうだと判断しました。

 

2.本体の短い月経カップを選ぶ

カップが子宮口の近くに行かないような、本体の長さの短いカップを選んでいます。

個人差があるので、一概に言えませんが、

私にとっては、「エヴァカップ サイズ1」「スーパージェニー サイズ1」であれば、

十分に短い。

 

by カエレバ

 

by カエレバ

 

どちらも快適に使えているので、

私はこの2つをランダムに使っています。

 

3.取り出しのとき、カップを密閉状態のまま引っ張らない

カップをリセットするときに、

「密閉状態のまま引っ張らない」ということに気をつけています。

月経カップは、中に空気がない状態で密閉されていますが、

そのままカップを引っ張り出してしまうと、

吸引力によって、

ヒモがおよびその奥のミレーナ本体が一緒になって引っ張られることがないとも限らない。

カップを取り出すときは、うかつにぐいっと引っ張らない。

これは以前から心がけていたことですが(引っ張っちゃうと痛いので)、

より丁寧に取り出すようになりました。

 

念入りに指先でカップを折りたたみ(指をカップに沈めるように、カップをUの字に曲げて)、

取り出しの早めの段階で密閉を解除したあとで、引き抜くようにしています。

 

これも長年の月経カップとの付き合いで、うまくなりましたが、

油断しないように、少し時間をかけながらやってます。

 

***

 

月経カップは今まで以上に気をつけて使っていて、

今のところ、問題は起こっていませんが、

あくまでも「今までは使えている」ということでしかないので、

自然に落ちてきちゃうケースもあるようなので、「絶対」ではないと自分でも思っています。

 

それでも月経カップを使うのは、

■ 自分の目視で経血の色や様子、量を確認できるメリットは大きいこと、

■ ミレーナを使っていても経血の量は今のところゼロにはなっていなくて、何らかの対応をしなければならないこと、

■ 月経カップなら、蒸れの問題が起こらないこと、

■ ほかの生理用品と比べて格段に、月経カップが使っていて楽しいこと

の理由によります。

 

この「楽しい」というのは大きくて。

カップ、楽しいんですよね。カップに経血が溜まるのも、それをお風呂で洗うのも。

ミレーナを使い続けていると、1年後には約20%の人に生理が起こらなくなるらしい。

でも私は月経カップを使いたいので、

「ゼロにならなくてもいいかなあ」と思ってしまうくらい、月経カップが好きです。

 

ミレーナ後の生理と月経カップの相性

とにかく経血が大幅に減りました。ぜんぜん少ないです。

「2日目」とか「多い日」とか「多い日の夜」とかいう、

生理用品のコマーシャルでよく聞くような概念がない。漏れるということがない。

 

想像してみてください。

漏れるという心配がないなら、生理なんてそんなに怖いものじゃない(個人差はあると思いますが)。

 

もちろん経血が出ること自体がわずらわしいといえばわずらわしいけど、

経血が出ること自体は、自分の中では耐えられないことではない。

 

いきなりドバッと出たり、服を汚したりシーツを汚したりするから、

イヤだったんですよ。生理は。

着るものを心配したりトイレの時間、場所を気にしたり、

寝るときも熟睡できなかったりすることに、

昔から困っていました。

QOLを下げていたのは、経血が出ることそのものよりは、

その「量」によるところが大きかった。

 

だけど、「小さいカップに収まるだけしか出ない」とわかっている生理なんて、

怖くもなんともない。と私は感じました。

 

カップを使っていても、「あふれる」ということがありえない。

経血が溜まったからカップのリセットのためにトイレに行くことが皆無なんです。

 

12時間後にリセットすればいいだけ。

朝の洗面所で、夜のお風呂で、

取り出してさっと洗ってまた入れる。

淡々とした流れです。

 

ぜんぜん手に負える。

 

朝と夜だけ、カップを洗うためにリセットすればよい。

これはナプキンユーザーなら、夜用のナプキンが不要になって、

昼用だけ、場合によってはおりものシートだけで処理できるような感覚ではないかなと思います。

 

英検1級の勉強していた人が2級の問題解いたら「えっ何カンタン!!」と思うような感覚ではないかなと思います。

それだって、経血が出ること事態が実は大変なのですが、

大変の次元が違うのです。

私たち、大変の海の荒波をくぐってきた生理戦士にとってはね。

 

そして私やっぱり月経カップが好きですね!

カップをリセットして、泡のソープをカップの中に入れて、

よく洗って流してまた入れて…っていうこの一連の動作が偏愛的に好き!

これをしていると、自分の体のの対話をしている感じがするし、

自分のことを大事にしてる感じもする。

「自分、大丈夫だな。うまくまわってるな」と、

一日が、一ヶ月がちゃんと流れていること、

自分のメンタルを確認する儀式のようなものでもあるんです。

 

ミレーナ後の生理痛

生理痛というものはあります。

ただ経血の量が伴わないので、

「腰が痛いけどなんだこれ」

「なんかだるい?調子でない?」

「…あ、そう言えば生理なのか?」

こんな感じです。

 

今までの生理は、

”じゃんじゃん出る経血ゥ!そして鈍い腰の痛みィ!”がセットだったのに、

鈍い腰の痛みだけがある、それだけなので、わかりにくい。

しかし痛みを感じる回数も長さも減りました。

 

今まで2,3錠の内服が、1錠あるいはまったく飲まずとも行ける、

そんな感じです。

もちろん、こっち(ミレーナ後)のほうがいい。

 

 

PMS

軽くなった気がする。

ただPMSを判断するのは難しくて、

自分の精神状態とか、子どもとの関係とか夫との関係などなどにもよるので、

PMSそのものが軽快化しているのかどうかはわからない。

 

これまでは、生理のときのメンタルに、

「経血」「あふれる」「トイレ行かなきゃ」とか「痛み」「痛い」「飲まなきゃ」「薬切れたっけ」とかひっきりなしのネガティブ感情、心配事。

「生理が来る自分」や「生理に苦しんでる自分」が、痛みの実態に大きく上乗せされていた感じがあります。

それらが合わさって、暗い自分になったり、打ちのめされた自分になったりしていた。

 

そして今、ミレーナを入れたことによって、

生理におけるマイナスの感覚、これらが全部、華麗に薄くなった。

 

経血も痛みもあるけど、「そんなに、そこまででもない」。

なので、総じて「まあいいか。大丈夫」とやり過ごせることが多くなった気がする。

 

あと私は、もう出産の予定はなくて、

ミレーナによって「妊娠するかもしれない自分」という可能性に斜線が引かれたことがとても気持ちが軽いです。

 

閉経まで待たずに、自分が妊娠するかどうかを、自分で決断を下して措置を取ったことが、とっても晴れやかです。

 

たとえて言えば。

これまでは天気といえば、雨と曇り空しかなかったのに、

快晴があったことに気づくような、

そんな、既成概念破壊的な経験であったように思う。

 

まとめ:産後の自分を自分で決める

出産という人生の一大イベントを産科にかかって済ませた後も、

婦人科および婦人科系のできごとはあるわけで。

 

ミレーナの6ヵ月後の検診に先日行ってきたときに、

ミレーナを入れてくれた医師が、

「生理ラクになった?よかったね」

と声をかけてくれました。

そして、

「人間ドックで子宮がん検診受けたの?これからはここで、ミレーナの具合と一緒に見てあげるよ。そのほうが一回で済むでしょう?」

と。

 

ミレーナ×子宮がん検診がひとつで片付くなんて…!

 

もしこれから何か心配事があればこのクリニックに来れるんだ、

そういう婦人科医師とクリニックが見つかったんだ。

ミレーナを入れたこともよかったけど、この医師に出会えてよかった。

 

と思いました。

私のミレーナの旅は、私を、生理の快適さだけじゃなく、婦人科系の安心にも連れてきてくれました。

 

月経カップにすることや、

そこからミレーナにすることは、

私の産後を、自分が進みたい、自分らしい道に導いてくれているようです。

 

つま子

生理のマイベストを探る上で、いろんな快適がおまけでついてきたのでした☆

 

今日もいい一日になりますように!

 

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