数学・物理を使う仕事としてシステムエンジニアがおすすめな理由4つ

私は画像処理の分野のシステムエンジニアとして働いています。

数学や物理を使う仕事には研究者や教師などありますが、もし数学や物理が好きなら、システムエンジニアとして働いてみることをお勧めしたいです。

実際にシステムエンジニアとして10年以上働いている私が理由を書かせて頂きます。

 

 

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就職先によっては数学や物理の能力を生かせる

システムエンジニアといっても色々ありますが、仕事によっては数学力が求められます。

例えば、研究者向けの解析ソフト等を作るときです。

解析ソフト等は、数学的な解析手法が用いられるため、ソフトウエアを製造する人にも数学力が求められます。

仕組みを分かっていないと正しく作れませんし、また、作ったソフトウエアが正しく動作しているか検証する際にも、仕組みの理解が必要になります。

全てのIT系の企業で、研究者向けのソフトウエアを作っている訳ではない点にはご注意下さい。

 

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数学や物理が得意なら他のシステムエンジニアと差別化ができる

システムエンジニアといえば数学が得意そうなイメージがありますが、実際の所そうでもないです。

人間そうそう他分野の能力を高められるものではないため、プログラミングや情報工学は得意でも、数学は苦手という人は多いです。

このため、プログラミングの能力はほどほどでも数学が得意なら、他のシステムエンジニアと差別化することができます。

差別化することで、高い年収を得るチャンスに繋がります。

 

 

研究論文に悩む必要がない

大学の研究室に入ってから、自分は数学は好きだけど研究者には向いていないと感じた人もいると思います。

研究職はクリエイティブで格好いいイメージがありますが、一定期間内に研究成果を出し続ける必要があるつらさがあります。

新しい手法を考えてみても、よくよく検証してみると使えない手法だったということもあります。

また、研究分野によっては良い就職先が無いこともあり、高い能力を持つわりに賃金は低い場合があります。

システムエンジニアは研究者ではないため、研究論文を書く必要がありません。

また、近年はIT系の技術者は不足傾向であるため、高い能力をもつ技術者なら、仕事や給与に困ることはありません。

 

 

新しい技術を理解する達成感を得られる

携わるソフトウエアによっては、今まで自分が知らなかった技術分野の知識を得ることができます。

統計分野・画像解析など難解なものもありますが、もともと数学の「解けた!」という感じが好きな人にとっては、取り組み甲斐があるものです。

IT業界としても、常に新しい技術を身に着けていける人材を求めているため、探求心のある人に向いている職業です。

 

 

おわりに

システムエンジニアになるのに数学は必須ではありませんが、数学が得意な人にお勧めな仕事です。

特に、研究者というより技術者タイプという人にお勧めしたいです。

 

 

ご参考になりましたら幸いです。

以上

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