南アフリカでロックダウン(帰国中)その24ー世界中の先生たちに心から感謝! | 南アフリカでシュタイナー教育〜やんちゃ男児たちの子育て日記〜

南アフリカでシュタイナー教育〜やんちゃ男児たちの子育て日記〜

日本人夫婦による2010年&2012年生まれの男児2人の日本でのバイリンガル子育ての記録で始めたブログ。
2017年夏からは、夫の駐在先・南アフリカでのシュタイナー学校の様子などを伝えながら、生活の中から見えるアフリカの魅力などをお伝えしています。

世界中の先生たち、心からありがとう!

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南アフリカロックダウン71日目。感染者が日々増えていて4万人超え。

 

日本に一時退避してから、早42日目。今週は二桁台の感染者数が日々報告され、東京アラート発令中。

 

たまに南アのラジオを聞いたり、ネットでアフリカのニュースを追ったりしていても、日本にいると入ってくるアフリカの情報って本当に少ないなぁ、と感じる。少しずつ、私の生活の中でアフリカが占める割合が減っていくような気がして悲しい。ショボーン

 

 

さてさて、やんちゃ男児たち、6月1日から始まった分散登校から編入。

日本の子どもたちは3月頭からずっとお休みだったから、ある意味、新学年を一緒にスタート。

 

先生たちも、想像だにもしていなかった状況に対応するので精一杯のはず。

そんな中、編入生が来るなんて迷惑だったかな、落ち着いてから編入すれば良かったかな、などと思い、率直に校長先生や担任の先生に気持ちをお伝えすると、「かえって分散登校で生徒数が少ない時で良かったですよ」と温かいお言葉。ありがたい。おねがい

 

子どもたちも、一気に30人のお友だちの名前を覚えなくてよくて助かったかも照れ

 

わが区では、5月には学習を補助するための動画が区のホームページにアップされました。各学校が決められた担当学年と教科の動画を撮影したそうですが、ほとんどの先生たちがYouTuberとしてデビューしなければならなかったわけです。生徒たちの反応を見ながら授業をすることが当たり前だった先生たちが、急に無観客舞台をしなければいけない状況。それはそれは、大変な作業だったと想像します。それ以外にも、教室の消毒やら、何やら、先生たちは子どもたちが学校に行っていなかった間も子どもたちのためにいろいろとやってくださっていたわけです。

 

また地球の裏側でも、オンライン教育とは一番縁遠い南アフリカのシュタイナー学校の先生たちも、新型コロナ禍では、遠隔教育をせざるをえない状況におかれ、子どもたちがなるべくスクリーンの前で時間を過ごさないように、でも学べるように、試行錯誤しながらこの2ヶ月間対応してくれています。先生たちも必ずしもITに強い人ばかりではありません。そんな中での精一杯の対応。

 

一方、世界の多くの学校では、子どもたちのことを思いながらも、環境が整っていないため、授業ができなくて悶々としている先生たちも多いかもしれません、、、

 

世界中の先生たち、心からありがとうございます!

 

そして、自画自賛になりますが、私達、保護者も本当に頑張っていると思う。ご苦労様照れ

 

一日も早く、以前のように子どもたちが学校に行けるようになりますように。そして、この新型コロナ禍で、さらに多くの子どもたちが教育現場から取り残されないように、、、

 

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さて、子どもたちの学校の様子。

 

分散登校では、クラスがA、B、Cの3つのグループに分かれて、3日に1回登校するというシステム。子どもにとっては、3日に一回だけど、先生はおんなじ授業を3回繰り返して行うわけです。そして、給食も3日間同じものが続くびっくり

 

ニュースを聞いていたら、地域によっては、牛乳だけとか、牛乳とパンだけとか、給食が全く出ないところもあるらしい。東京でも、すべての区で給食が準備されているわけではないようだから、こうやって給食が準備されるというのはとてもすごいことだと思う。さらに分散登校中の給食は、公費でまかなわれるというし。

 

 

肝心の授業ですが、毎日、国語、算数、理科、体育などとても楽しく学んできているようです。特に次男は、まーったく日本語の読み書きに関心を持っていないので(私が関心を持つように教えられていないということでもあるけど)、嬉々として、その日学んできた漢字を書いてみせられるとこちらも嬉しくなりますニコニコ

 

以前、体験入学させてもらった学校では、先生が気を遣って、クラスの中でも勉強ができ、面倒見がいい女子の隣に座らせてくれたり、支援員の先生が手伝ってくれたりしていました。笑い泣き今回も、クラスの友だちに手伝ってもらっているのか聞いてみたら、

 

「できないよ~だって、ソーシャルディスタンシングだから~」

 

と。そうだった爆  笑

 

だから、教材にしても、簡単に隣のお友だちと貸し借りできない状態なんですね、、、びっくり

 

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びっくり仰天の「ローマ字教育」びっくり

さて、日本の学校では3年生からローマ字学習が始まりますが、これは「国語」の一部だということを初めて知りました。

(みなさんにとっては当たり前???)

 

きっかけは持ち帰ってきたプリント。目が点になりましたびっくり

 

 

 

そこで、「小学校3年生のローマ字学習」でGoogle検索してみたところ、Rômazi Aiueo(ローマ字 あいうえお)という ローマ字の 理解と 普及を 目的と する サイトを発見。そのサイトの説明によると、ローマ字は、、、

 

ビックリマークローマ字は日本語の基礎だから小学校で学ぶ

ビックリマーク英語やローマ字入力のためではない。

ビックリマークローマ字は日本語であり、英語にも関係はない。

ビックリマークローマ字は日本語で暮らしているすべての人に必要で重要だが、英語やローマ字入力はみんなに必要ではない。

ビックリマークローマ字と英語とローマ字入力はすべて違うので、切り離して教えること。でないと子どもは混乱する。

 

今まで知りませんでしたびっくりびっくりびっくりすでに、英語を学んでいるやんちゃ男児たちにとっては、混乱するだけです、、、私も混乱する。

 

 

と、私自身も、今更のことをいろいろと学ばせてもらっています。子どもたちも、少し静かにして〜っていうくらい、話が尽きない感じなので、いろいろと吸収してるんだろうなぁ。


 

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これまでの話↓

南アフリカでロックダウン その1ーコロナウィルスってなんだ?

南アフリカでロックダウン その2-イースター休暇はヨーロッパへ

南アフリカでロックダウン その3-振り返れば、とっても充実した2月だった

南アフリカでロックダウン その4ーコロナと人種差別

南アフリカでロックダウン その5ーラマポーザ大統領、国家的災害事態を宣言

南アフリカでロックダウン その6ーラマポーザ大統領の言葉は国民に届いたのか?

南アフリカでロックダウン その7ーシュタイナー学校の休校対応(その1)

南アフリカでロックダウン その8ーいよいよロックダウン!

南アフリカでロックダウン その9ー報道から見るロックダウン下の南アフリカ

南アフリカでロックダウン その10ー南アフリカからもチャーター機飛ぶかも?

南アフリカでロックダウン その11ー非常事態下の日常生活

南アフリカでロックダウン その12ーシュタイナー学校、遠隔授業(2)

南アフリカでロックダウン その13ータウンシップの子どもたちに食糧の届け物

南アフリカでロックダウン その14ーほんの少しの間、南アフリカとお別れ

南アフリカでロックダウン その15ーエチオピア航空チャーター機の旅(申込みから出発まで)

南アフリカでロックダウン その16ーエチオピア航空チャーター機の旅(出発当日)

日本到着から2週間の隔離生活。 ディスタンス・ラーニング継続しています。

南アフリカでロックダウン(帰国中) その18ーホテルでの2週間の隔離生活、ようやく終了、、、

南アフリカでロックダウン(帰国中)その19ー新型コロナ対策から見えた南アのすごいとこ(1)

南アフリカでロックダウン(帰国中)その20ー新型コロナ禍で見えた南アフリカのすごいところ(2)

南アフリカでロックダウン(帰国中)その21ーやんちゃ長男、日本で10歳の誕生日を迎える!

南アフリカでロックダウン(帰国中)その22ーいよいよ学校再開!南アと日本の学校の新型コロナ対策

南アフリカでロックダウン(帰国中)その23ーシュタイナー学校から日本の公立の小学校に編入

 

 


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