心臓がとっても良くできている仕組みの一つとして、心室の筋肉の自然の固有調律は40~50くらいと遅く、心房筋の自然の調律よりも遅くなっています。なので、心房が刺激を送ってこないのを確認してから心室が自ら刺激を出して心収縮するので、心房の刺激と重なってR ON Tにならないような仕組みが出来ているのです!
洞結節、心房筋、房室結節、心筋と4つのペースメーカーがあり、この4重構造がセーフティーネットとなって心臓が止まったままにならないように機能していると言えます。
冠動脈に血流が流れている限り、心臓とは死ぬまで自動的に動くマシンなのです!まるで電気を流している間は動き続けるモーターのような、それよりもよくできた装置です!