最低賃金 安月給 | 外国人妻の日本びっくり日記

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私が日本に来る前、2014年以前ですが、日本で働いたらどのくらい稼げるのか凄く興味がありました。

 

なにせ世界第3位の経済大国ですから、日本のお給料に凄く期待したのを記憶しています。

 

最近、「厚生労働省公式ホームページ」で、日本の最低賃金の現実を知ってビックリしました。

 

日本の最低賃金は、世界第3位の経済大国という肩書とは不釣り合いです。一時間の時給で最低賃金が820円。最高が東京都で1,022円。

 

物価高の首都で、時給がたった1,022円??

 

この事について、会社の同僚とも話したんだけど、時給の最低賃金は、ここ20年くらいほとんど変わっていないと言うのです。

 

旦那様も同じような事を言っています。

 

「俺が学生の頃、アルバイトしていた時も、このくらいだったかな・・・」

 

もちろん、20年間全く時給が変わっていないという事は無く、申し訳程度に上がっているのだと思います。 でも、市民レベルでの体感として、時給が長期間に渡り上がっていないという事なのでしょう。

 

 

これが、経済大国なんだけど豊かさの実感が湧かない原因の一つなのかな?

 

そういえば、最近、インターネットのニュースで、平均年収の国別ランキングで、日本の悪口ばかり言っているお隣の国にも追い越されたっていう記事を読みました。これについては調べていないので、何とも言えませんが・・・

 

「うちの旦那は安月給で!」って、日本では奥さん同士の愚痴の定型句のようですが、「うちの旦那」だけじゃなくって、日本全体が安月給だから「うちの旦那」も安月給なのかもしれませんよ。

 

先日、菅総理大臣に代わって、新しい総理大臣になる人が選出されたようです。

 

「誰がなっても同じでしょ!」って揶揄されない新首相であることを願います。