クレヨンしんちゃん 毒を以て毒を制す | 外国人妻の日本びっくり日記

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先日、家族でお寿司を食べに行った時のことです。

 

もちろん、回転するお寿司ですよ。(苦笑)

 

旦那様が、にぎり寿司を食べているのを見て、娘がこう言うのです。

 

「パパ~、なんで、お寿司を全部食べるの?」

 

 

私も旦那様も、娘が何を言いたいのか理解できませんでした。

 

旦那様「お寿司を全部食べたら、おかしいかなぁ?」

娘「だって、クレヨンしんちゃんは、上のお魚だけ食べるけど。」

 

 

 

なるほど、これで娘の意図が理解できました。 回転寿司で寿司ネタだけ食べてご飯を残すマナーの悪いお客を皮肉った、クレヨンしんちゃんのエピソードがあったんでしょうね。

 

私は、このクレヨンしんちゃんのエピソードを見たことがありません。というか、クレヨンしんちゃん自体をほとんど見たことがないのです。

 

でも、私個人的には、娘がクレヨンしんちゃんのしゃべり方を真似をしたり、お尻を出すような仕草は、正直、好きではありません。

 

旦那様「お魚だけ食べて、ご飯残して、しんちゃんはどうなった?」

娘「う~ん、忘れた。」

旦那様「しんちゃんのパパとママから叱られなかった?」

娘「忘れた。」

 

ご飯だけ食べ残した後、どうなったかについては、娘は覚えていないようです。

 

旦那様「たぶん、しんちゃんはパパとママに凄く怒られたんじゃないかな。」

娘「なんで?」

旦那様「だって、ご飯だけ捨てていいの?」

娘「ダメ。」

 

なぜダメなのか突っ込んで欲しかったけど、あのような食べ残しは良くないと娘が薄々でも感じているだけでも合格点かなと思っています。

 

クレヨンしんちゃんが、親が見せたくないアニメであることは、耳にしたことがあります。

 

でも、子供は見たいのに、無理やり見せないようにするのが良い解決策でしょうか? 隠れて見るようになるのがオチのように思います。

 

それより、子供が見たい番組は見せてあげて、子供が善悪の区別無く真似をしているようなら、そこからは親の出番ということでいいんじゃないかな。

 

 

だから、クレヨンしんちゃんの真似をするからといって、クレヨンしんちゃんに文句を言うのはおかしいと思うのです。

 

毒を以て毒を制す、という諺もありますからね。

 

クレヨンしんちゃんが毒って言ってるみたいで、制作者やファンに叱られそうですが、いずれにしても、問題提起のあるアニメだと思います。だから、人気があるのでしょう。

 

そういえば、鬼滅の刃の地上波テレビ放送の後も、「残虐シーンがあるのに、子供が見ているゴールデンタイムで放送するな」という親がいたと聞きます。 そんな文句を言うなら、単に親の権限で子供に見せないようにすればいいわけです。地上波で無料で見ておいて、文句言うのは筋違いですよ。

 

見る見ないは視聴者の選択ですから。 我が家は、「毒を以て毒を制す」の方針でいくつもりです!