性別に対して保守的な日本も、少しずつ多様性を認める動きが始まっているようです。
中学生や高校生の制服に「ジェンダーレス制服」が登場し、それを採用し始めている学校が全国で増えているとのニュースを目にしました。
日本では、男子生徒には学ラン、女子生徒にはセーラー服が定番でした。
学校によっては、ブレザーですが、男子はズボン、女子はスカートと、制服に性別による明確な違いがありました。
女子がズボンで何が悪いかは議論されてこなかったのかな?女子の制服がズボンでも、全く違和感はありません。むしろ、冬なんて、ズボンの方が適切を思っている女子生徒がいても不思議じゃないですよね。
こうなると、女子生徒の学ランも議論されてもいいんじゃないのかな?
男子がスカートには、正直、今は私にも違和感があります。 でも、性同一性障害(LGBT)の男子生徒ならどうするのかなど、教育の現場がそういう問題と正面から向き合うことは、これから極めて重要だと思います。
これまでのステレオタイプに固執せず、男子生徒が何を着るべきか、女子生徒が何を着るべきかという議論には、生徒、保護者、先生、行政が柔軟に対処していってもらいたいですね。
夫婦別姓が遅々として前進しない保守的な日本で、ジェンダーレス制服のように、社会の多様性を認めるような動きが教育の現場から始まったことは、非常に意義深いと感じています。