Just Stop Oil シーシェパード | 外国人妻の日本びっくり日記

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「Just Stop Oil」とは、何者なんでしょうか?

 

Just Stop Oil とは、英国の環境活動家グループ。英国政府が、新しい化石燃料のライセンス供与と生産を停止する声明を取り付けることを目的としているようです。

 

 彼らの主張は「市民的不服従」。「市民的不服従」とは、国家の行為に、あえて法律を破ってでも非暴力的に抵抗するという思想と行動とのこと。

 

 

彼らは、自らの主張を世に知らしめるために行われた過激な行動は、テレビなどで大きく報道されました。

 

 ・ゴッホの名画「ひまわり」にトマトスープをかける

 ・イングランド銀行などの建物にオレンジ色のペンキを吹きかける

 ・ゴッホ、ターナー、ダヴィンチの名画に手を接着剤で貼り付ける

 ・サッカーの試合中にゴールポストに自分を縛り付ける

 ・ビートルズゆかりの地アビーロードを遮断

 ・マダムタッソーのチャールズ国王の蝋人形にケーキを投げつけ

 

 

化石燃料の継続的な使用が、自然環境に深刻な影響があることは周知の事実。 この意味で言えば、Just Stop Oilは正論を言っているわけです。

 

でも、問題は、自分たちの主義主張を知らしめるために、たとえ暴力的な行為に訴えても良いと勘違いしているところです。

 

いくら正論でも、破壊工作や違法行為が正当化されるわけではありません。

 

これって、過激派にありがちな危険な思想ですよね。結局、自らの目的を達成する為には手段を選ばず、誰かや何かを傷付けています。

 

 

以前に、海洋生物の保護を訴えた「シーシェパード」という環境保護団体がいました。 彼らも、反捕鯨であれば船舶破壊も厭わない過激な行動を取っていましたね。

 

 

どう見ても、シーシェパードなんて、大義名分を振りかざした海賊でしょ!

 

目的達成の為なら、暴力的行為や破壊工作も辞さないことから、Just Stop Oilもシーシェパードも根は同じじゃないですか。

 

いくら環境問題という大義名分があるからといっても、人類が残した価値のある芸術作品を人質に取るような事をして、一般の人たちから賛同が得られるとでも思ったのでしょうか?

 

Just Stop Oil、実に浅はかだと思います。

 

Just Stop Oilの場合、いくら正しい主張でも、手段を間違えると、人の心には届かないという悪例を具体化してしまったような気がしてなりません。

 

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