部活での体罰なくすには? 指導者の“学びほぐし”気づきを | 島根県庁バレー部(Pref Shimane)からのお知らせ

全国の運動部活動で指導者による体罰がいまだに発覚する中、体罰などとは無縁な「グッドコーチ」を目指す土屋裕睦(ひろのぶ)体育学部教授(スポーツ心理学)のゼミの授業の模様が、1月20日(木)の日本テレビ「news every.」で全国放送されました。
 ニュースでは、東海大菅生高校野球部の体罰事件の報道に続いて、「体罰を防ごうと取り組む大学」として大阪体育大学を挙げ、土屋教授のゼミなどを取り上げました。
 土屋教授は暴力や暴言のない指導法を長年研究しています。文部科学省「スポーツ指導者の資質能力向上のための有識者会議」(タスクフォース)委員、日本オリンピック委員会スポーツ科学サポート部門員などを務め、スポーツ庁からの受託事業として体罰やハラスメントなどとは無縁な良き指導者「グッドコーチ」の育成に取り組み、本学では中学生の運動部活動指導を希望する学生を対象にした「グッドコーチ養成セミナー」を実施しています。
 放送では、ゼミの学生が「愛のムチとしてビンタを食らわした」など具体的な事例をもとに話し合い、過去に体罰を受けたことのある学生の思いも紹介されました。
 土屋教授は「体罰は熱心な良い先生がすることもあるからこそ、新たな指導法に気づいてもらうことが必要」としています。

 放送は日本テレビNEWS24サイトでご覧になれます。


記事より
高校野球の強豪校で昨年の東京都大会で優勝した東海大菅生高校の野球部監督が、選手への暴力行為などがあったとして、日本学生野球協会から謹慎4か月の処分をうけた。このように部活動での体罰が相次いでいるが、教員やコーチの卵が通う大阪の大学では、暴力やパワハラのない指導法を学ぶ取り組みが続けられている。

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