令和7年は新横綱は二人!綱取りのハードルが下がる相撲協会の理由とは?

令和6年の九州場所では,大関の琴櫻が初優勝を果たし、
令和7年の初場所は、いよいよ綱取りを目指し、二回目の優勝に向けて
稽古も全力で励んで精進をしているまっ最中ですね
令和7年の大相撲には琴櫻のほか、豊昇龍にも熱い視線が向けられており、
成績次第では琴桜と豊昇龍が二人同時に横綱に推挙される可能性もあるようです
八角理事長は、「来年早々に新横綱が出る」と語っていますが、
日本相撲協会にとって、現在一人横綱のてるのふじだけではいけない理由があるのです
今回はその理由や、今後の動向について紹介していきます

新横綱に一番近いのは

現在、新横綱に最短とみられているのが、琴桜と豊昇龍ですね
特に琴櫻は秋場所を除き、常に二けた勝利で安定していますので、
綱取りへの期待も大きいでしょう。また先代の初代琴桜も大関5場所目
で優勝しているということで、先代(琴桜)に追いつけるようにやっていきたいと、
横綱昇進への強い思いを語っています

琴桜が14勝1敗で初優勝を果たした一方で、
優勝を逃した豊昇龍も13勝2敗の好成績で、日本相撲協会の高田川審判部長(元関脇・安芸乃島)は来場所、“ダブル綱取り”となる見解を話しています


豊昇龍は、風呂場に入ると「クソッ!」と甲高い声で叫んだのでした。
千秋楽の1敗大関対決は、最初に右手で琴桜の上手を取って投げたが、決まらず。
逆に体勢を崩してはたき込まれた。「仕切り線で足が滑ってしまった」と豊昇龍は
ガックリ
捨て身の投げで白星を拾う相撲が目立っていました
秋場所前には、八角理事長に「投げてばかりじゃ横綱に上がれないぞ」と
アドバイスを受けていました
本来の力強く前に出る相撲を稽古で心掛けて九州場所では強い相撲が取れたのです
「来年は琴桜にやり返す。絶対忘れない」と雪辱を誓ってうる豊昇龍でした
ということで琴櫻と豊昇龍が今回同様に相星決戦となれば、ダブル横綱が確定すると
言えるでしょう

また、大の里も令和六年九月場所では、西関脇で13勝2敗の成績で幕内優勝し、
殊勲賞と技能賞を獲得しましたが、大関昇進後は、ぱっとせず9勝6敗の成績でした
の理由は秋巡業の終盤に、アデノウイルスに感染し、稽古不足となり成績不振でした。

師匠の二所ノ関親方(元横綱稀勢の里)に「大関の勝ち越しは最低でも2ケタの勝ち星だ」
と厳命されたが、その最低ラインの2ケタにも届かない9勝6敗に終わった。


場所前に二所ノ関親方が直々に胸を出すなどしたが、
間に合わなかった

大関として新たに優勝しなくてはいけません
琴櫻と豊昇龍がどちらかが綱取りに成功するか?それとも大の里が優勝するのか、
はたまた、三役力士や平幕力士が優勝するのかふたを開けてみないことにはわかりません
若隆景が二桁勝利で安定しているので来場所は三役確定、これから大活躍することも楽しみですね
番付をどんどん上げている力士は、思いがけない成績を上げるので初場所からは、注目ですね

照ノ富士が引退!


ひざの故障でしばしば休場が続いている横綱の照ノ富士ですが令和7年7月には、
伊勢ケ浜親方の定年もあるので、引退して年寄株を引き継いで親方に就任すると
みられています。それまで十一回目の優勝を果たすことができるのか?
琴櫻や豊昇龍にとって大きな壁としてふさがり続くことができるのかも、見所でしょう
いずれにしても大関から、必ず新横綱が誕生しないと秋場所からは横綱不在になってしまいます
から、大関陣は必死で綱取りに向けて戦わなくてはなりません

相撲協会が横綱を熱望

九州場所が終わると、
八角理事長は「来年早々に新横綱が出る」と語っています
そして、負けた豊昇龍も『成績次第では横綱昇進の可能性がある』
と高田川審判部長(元関脇安芸乃島)は話しているのです

実は日本相撲協会としては来年には何としても横綱が二人ほしいという思いがあるのです
それは、イギリスロンドンから招待されている公演があるのです
それには日本を代表する横綱が二人は欲しい!という日本相撲協会の強い思いがあるのです
34年ぶりの開催ということもあり、当時よりも役不足で横綱が不在ては、
招かれた日本側としては心苦しいところなのです
そのため、現在、大関の琴櫻と豊昇龍には厳しい注文が入っても不思議ではないでしょう


令和7年10月のロンドン公演までには、相撲協会としては横綱になってほしいのです
そのため、横綱昇進のハードルが、現在は大関で二場所連続優勝という条件ですが、
緩和されるのではないか?と囁かれているのです。例えば琴櫻が初場所で優勝すれば文句なしで横綱昇進し、
今回のように豊昇龍が大関同士で優勝決定戦となれば勝ち負けに関わらず、
横綱に推挙するという方針というのが確実に横綱を2人にすることができるのです
琴櫻はもちろんですが、豊昇龍と大の里にはなんとしても、優勝争いに加わらないといけない
大関としての使命が課せられるのです。

また誰も横綱になれないとなると、照ノ富士が引退を先延ばしにしてロンドン公演に
出場ということになり、そうなると両ひざに分厚いサポーターをした照ノ富士が
横綱の土俵入りをすることになり、それは避けたいのです

ロンドン公演

ある若手親方は「まさか(来年10月でも)照ノ富士が
ひとり横綱として土俵入りをしているんじゃないだろうな……」と
と冗談交じりに話していたそうですが、

海外公演は伝統文化としての大相撲を海外に紹介し、
国際文化交流の一環として行なうものです。
相手国から招待を受けて日本相撲協会が、主催するかたちとなり、
公的な意味合いが強い。これに対し、過去16回開催された海外巡業
は国内巡業同様に、勧進元が主催するため私的な興行となり、
海外公演とは区別して考えられています。
ロンドン公演には40人の力士が参加し、5日間で優勝者を決めるのです
相撲協会としては八角理事長が34年前の公演では優勝し、
今回は英国からの招待を受けて、なんとしても大成功させたいのです
イギリス人から見れば、横綱がいない大相撲は魅力が半減してしまいますからね

八角理事長が現地で会見

12月4日、英国の街中に突如現れた「スモウレスラー」にイギリス人も大興奮でした。
日本相撲協会の八角理事長(元横綱北勝海)は12月4日にロンドンで会見を開きました
現役関取が街中で魅力をアピールした様子に英国のメディアが注目。
写真が公開されると、海外ファンから「これは楽しみ」「行かないと」といった
反響が寄せられている。
八角理事長は、「ロンドンの人々に日本の伝統文化である相撲の魅力を伝え、心ゆくまで
楽しんでいただけるよう、全力を尽くす」と話しました。

実際にロンドンのロイヤル・アルバート・ホールの前で
東十両筆頭の八角べやの北の若が普通に車が走り、人通りもある。
町の中で大銀杏に、さがりを付けた紺のまわし姿という相撲の正装で四股を踏んだのです・
英公共放送「BBC」国際ニュースのXは「スモウ・グランド・トーナメントが
34年ぶりにロンドンに帰って来る」と発信し、イギリス国見は大興奮しているのです

1991年のロンドン公演

34年前のロンドン公演では北勝海が優勝したということですが
その他芋若貴兄弟や曙、
3月場所で貴花田(のちの貴乃花)が千代の富士を破って引退に追い込むなど、
当時は若貴や曙が台頭した平成の大相撲ブームでした
横綱は北勝海(現・八角理事長)と旭富士(現・伊勢ヶ濱親方)の2人でした
日本相撲協会としてはなんとしても横綱が二人ほしいというところでしょう

来年の初場所での綱取りが注目されるのは間違いありません

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