岐阜の音楽館(石井式リスニングルーム)

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GOLDMUNDのプリアンプ&パワーアンプを聴いてきた

2022年07月27日 | オーディオ
今日は「オーディオ」

GOLDMUNDの新製品(スイス製)
プリアンプ MIMESIS 37S Nextgen 
モノパワーアンプ TELOS 440 
の試聴会に行ってきた。

値段が高くて買えないことは分かっていたが、どんな音がするのか聴いてみたかった。
メーカー(株ステラ)の方は来られていなかったので、ハード的な説明は聴けなかった。

今回のシステム
価格を合計してみたら、金額が20,416,000円にもなったよ!!
なんで最近のオーディオは、こんなに高額なの?
ケーブルのお金は入ってないからね。


プリアンプ MIMESIS 37S Nextgen 
電源部は別筐体になっている。
価格 3,520,000円

モノパワーアンプ TELOS 440
モノなので2台となる
重量25kg
価格 4,840,000円

スピーカー
GIYA G3-S2 EX
価格 6,820,000円

SACDプレーヤー
CH プレシジョン
D1
価格 5,236,000円

D1は旧品で、今はD1.5に変わっている。


試聴
再生ソフトは、CDでJAZZとクラシックをかけてみた。
まず、聴いたときの高域の音がハッキリしなく解像度が悪いように思えた。なぜ?
これでは、我が家で聴いているより正直言って良くない?
音像がくっきりしていない?

店員さんに感想を言ったら、パワーアンプのラインケーブルを交換した。
写真左の青いケーブルに交換。
使用しているケーブルは、決して安物でなく何十万円もするものだと思う。

すると、少し音質がハッキリしてきて高域も出るようになった。
しかし、装置の価格からいってまだまだ不満である。

今度は、プリアンプの電源ケーブルを交換したようだ。
すると、電源ケーブルでこんなに変わるのかというくらいスッキリしてきた。
良く言えば、透明感が出てきて、これがゴールドムンド・サウンドか?という
ところまで行きついた。

ケーブルでこんなに変わるのも困るとも思った。
標準の電源ケーブルで性能を発揮してもらわないとこんな高額商品はどうなの?
カタログを調べてみたが、電源ケーブルが同梱されていないかもしれない?
付属されていなかったら、電源ケーブルも買わなければならないの!

個人的な感想だが、どんなに高額な装置でもリスニングルームが良くないと性能が発揮できないと思し、2千万も賭けなくても良い音を再生できるのだが。
2千万円あったら、家が一軒建つということはオーディオルームも造れてしまうことになる。

店員さんが、中古でゴールドムンドのパワーアンプ(写真の中央2台)があるということで聴かせてくれた。
重いのにご苦労様でした。

品番 TELOS 400-A
16年くらい前の商品らしい。
当時の価格で 3,300,000円(税抜き?)

一聴して、今どきの解像度がなく音が太く前に出てくる感じ。決して音が悪いということではないが、先ほどのパワーアンプを聴いてしまうと透明感が違うので購入したいまでも行かなかった。
やはり、時代が20年くらい経っているとクリアさが足りない。
パワーアンプの重量は、30kgくらいで400-Aの方が小さいのに先ほどより重い。
いい経験をさせてもらった。

今回のまとめとしては、ゴールドムンドの本当の音を発揮していなかったと思う。
輸入販売店の「ステラ」が来店していたら、また変わっていたかもしれないね?


では、また。




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