梟の独り言

色々考える、しかし直ぐ忘れてしまう、書き留めておくには重過ぎる、徒然に思い付きを書いて置こうとはじめる

オッペンハイマーと言う映画とアメリカ国民のアイデンティティ

2024-04-18 10:51:01 | 雑記
オッペンハイマーと言う映画が話題になっている
マンハッタン計画で原爆製造の主幹を担った物理学者だ
この映画の効果で最初の原爆実験の場所に多くの観光客が集まっているらしい
未だにアメリカ国民の多くが「原爆投下は戦争を終わらせるために正しい選択だ」と言う意見の様だ
アメリカがベトナム戦争の泥沼の頃、アメリカ国内も厭戦機運と平和運動が盛り上がった頃は少しはこの考え方が少なかったようだがソヴィエトが崩壊し西側優位、アメリカが強大戦力国家の世界になってアメリカの世代感覚も勝者の理論が世論となったのだろうか
「原爆の恐ろしさを見せつけたから日本は無条件降伏をした」と言うのには異論が有るがそれ以前の理論として
「原爆の威力」を見せつけるのが目的なら無人島を一つ消して見せるだけで充分に威嚇が出来るだろう
広島のすぐ近くには呉港が、長崎の直ぐ脇には佐世保が有る、今でも自衛隊の駐屯する軍事施設だが此処ではなく一般市民しかいない都市部を狙った
その前の3月10日には東京のでは大本営のある四谷付近ではなく一般市民の生活圏を焼夷弾で焼き払った
アメリカ人のアイデンティティと言うものが有るとすればそれは恐らく「勝者の理論」ではないかと思う
民族のアイデンティティは人種、言わば血、固有の育んできた言語があり、長らく住み着いてきた土地の歴史がある
それが固有の文化圏を作り、結びつきの根源に沁みついている
しかし、アメリカと言う国家は未開だった新大陸(と勝手にヨーロッパ人が名付けただけの)に開拓と言う名前で侵略分捕った雑多な人種の集合体だ
アメリカ人と言う人種は人類学的には存在しない、有るのは「アメリカ国」民である
彼らを「アメリカ国民」として結び付けているアイデンティティは恐らくその当時の彼ら曰「フロンティアスピリット」と言う様なものかもしれない、
無論それは「侵略精神」である事には変わりはない、広大な大陸でもネイティブアメリカンと今彼らが呼んでいる人々はいたのだから
それは置いたとしても恐らく今でもアメリカ人(アメリカ国民)の多くが持っているアイデンティティは「勝利・強者」を追求し続けると言うものなんだろう
それを自ら意識しているかいないか、それを十分に認識して完膚なき形で体現しようとしているのが共和党のドナルド・トランプだ
「アメリカ第一主義、他国の為(世界の為)には一銭も出さない、アメリカ経済に悪影響を与える国には制裁をする」と言い立てている
全てのアメリカ国民がそうだとは思わないが「戦争を終わらせるためには日本人(白人以外)の非戦闘員を何十万人殺しても正しい選択だった」と言う人数の分だけそういうアイデンティティの連中なんだと判断するのが一番正しいのではないのか
そんな国家に唯々諾々としたがい、国賓だと言われて舞い上がっている政治家をアメリカ国民の10倍も歴史のある国民の代表だとは我々は認めない!

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