僕のシネマノート

映画鑑賞 記録&紹介

グレッグのダメ日記(2010年・アメリカ)

2021-03-28 07:34:26 | 日記

こんにちは。ブログの宣伝用に作ったSNSが伸び悩んでいることは、深く触れないでおこうと思います…

さて、平成生まれなら、知らない人はいないのではないでしょうか。
子供たちから爆発的な人気を誇る傑作本『グレッグのダメ日記』。(筆者も持ってます(笑))
その、実写映画を観ました。日本では劇場公開されなかったようですね。もったいない…
配給は20世紀フォックスで、製作総指揮は原作者のジェフ・キニー本人が務めています。

●あらすじ●
将来大富豪になる(?)主人公のグレッグは、少年時代のことを取材されることを想定して日記をつけ始める。
ある時は親友のロウリーのせいで恥をかいたり、喧嘩したり。
またある時は兄弟にいたずらされてひどい目にあったり、理不尽に怒られたり。
理想とは月とすっぽんのような現実を生きるグレッグとその友達や家族を描いた、波乱爆笑なコメディ映画。


●原作との相違点●
・ロウリーが描いた漫画の決め台詞が、英語の口の動き(Zoo Wee Mama!)に合わせて『ズッコケママ』に代わっている。(吹き替え版のみ。字幕版は、原作の『ほりゃまんまたいへーん!』で統一。)

・ロドリック(グレッグの兄)の部屋が、原作の地下室から屋根裏に変更。

・さらに言えば『チーズえんがちょ』がリアルすぎて気持ち悪い…。

●感想●
原作本を読んでいた筆者ですが、映像で見るグレッグの世界はとても新鮮でした。
中でもグレッグの兄・ロドリックの演技は必見!
特に、グレッグに仕掛ける高度ないたずらは、なぜいたずらのためだけにあそこまで出来るのかと問いたくなるような、とにかくユーモアあふれる面白いキャラクターです。
あとはクラスメイトの変わり者・フレグリー。『原作の絵と文字だけでは伝わりきらなかった』と思わされるほど不思議でどこか恐ろしいキャラクターが、まさにフレグリーそのもの。完璧です。(笑)
とにもかくにも、小学生時代に『ダメ日記』を読んでいた人なら必ず観るべき!
知らなかった人も独特なキャラクターばかりのおかしな世界観にはまること間違いナシだと思います。

【結論】もっと早く観ていればよかった。

続けて第2作も観たので、そちらの感想はまた後日書ければと思います。
それでは。今回も、最後まで読んでいただきありがとうございました。

ワイルド・スピード/スーパーコンボ(2019年・アメリカ)

2020-04-29 19:04:42 | 日記
ワイルド・スピード
2001年に一作目が公開してから
現在も新作が制作されている
世界的に人気なカーアクションシリーズ。
おとり捜査官のブライアンと
犯罪グループのリーダー・ドムの友情
と、CGに頼らないド派手なカースタント
世界中を虜にしました。


そして今回の主役は
「ワイスピ」シリーズの人気キャラクター
ドウェイン・ジョンソン演じるホブス
「トランスポーター」でおなじみ
ジェイソン・ステイサム演じるショウ
W主演で贈るスピンオフ作品

ワイルド・スピード/スーパーコンボ

を、紹介していきます!
スーパーコンボ」という副題も
ワイルド・スピード」という題名も
邦題、つまり日本オリジナルです。

The Fast and the Furious

という名前でアメリカでスタートした
本シリーズのスピンオフは

Fast & Furious Presents:Hobbs & Shaw

という、日本版よりシンプルなタイトルで公開。
余談ですが、日本の「ワイルド・スピード」という題名は
本家アメリカの人達からもセンスが良いと評価されているんです!



あらすじ
LAで娘と暮らすホブスとロンドンで優雅な生活を送るデッカードの元に、政府からある協力要請が入る。
それは、人類の半分を滅ぼす新型ウイルス兵器を狙うテロ組織、そしてそれを率いる超人的な戦士・ブリクストンに急撃され、ウイルス共に姿を消したMI6エージェント・ハッティを保護するというミッションだった。しかも、ハッティはショウの妹でもあるという-。
ホブスとデッカードは「こんな奴と誰が組むか!」と協力を拒否するが、危機的状況を前に、仕方なく手を組む事に…世界の命運はこの2人に託された!





感想
まず観終わって思ったのは
良い意味でワイルド・スピードさが無かった
ということ。

CGでは無く実物にこだわるカー・スタントや、フルスピードで爆走する爽快さで世界中を虜にしてきたワイルド・スピードシリーズですが、スーパーコンボでは
ギャグ・コメディ要素が多く、アクションシーンも車が中心的でなかったのが印象的でした。

もちろん車のシーンがなかったわけで無く、むしろたくさんありましたが、それ以上にコメディさながらのセリフ回しや、人vs人のバトルがド派手なカーアクションに負けないほど際立っていたような感じがし、新鮮で面白かったです。


家族・仲間(ファミリー)を大切にというのが、ある意味ワイルド・スピードの大きなテーマであり、スーパーコンボでも取り扱われていましたが、あまり深く考えずにただただ楽しい、面白いといった感じです。

続編が出来そうな期待させられる終わり方をしたので、今後が楽しみすぎます!



【プーと大人になった僕】2018年(アメリカ)

2019-12-23 19:06:00 | 日記
復活しました。
最近は、ソロギターを練習しています。

さて、今回は
昨年話題を呼んだ、A・A・ミルンの名作であり、ディズニー作品の金字塔である
「くまのプーさん(クマのプーさん)」の実写映画:

【プーと大人になった僕】
(原題:Christopher Robin)

を、紹介していこうと思います。

【ストーリー】

物語の始まりは、寄宿学校に通うことになった少年:クリストファー・ロビンと、プーさん他100エーカーの森の仲間たちとの別れから。
時は経ちクリストファーは結婚して、戦争も経験した。
ある週末彼は、妻とひとり娘と、故郷のサセックスを訪れるはずだった。しかしこの時、彼は既に仕事に追われる毎日で、さらに会社から出された難題を抱えていた。
ひとり家に残ったクリストファーと奇跡の再会を果たしたのが、かつての親友:プーだった。
果たして、プーがクリストファーに会いにロンドンまで来た本当の理由とは?
そしてクリストファー・ロビンが気づかされた、本当に大切なものとは?

【感想】

〜プーが私たちに教えてくれたこと〜

プーが私たちに教えてくれたこと、
一番は「“なにもしない”を全力でする」ことだと思います。

つまり、人は何か難しいことを考えすぎていて、リフレッシュすることを忘れがち。なにかに熱中できることは素晴らしいことであるが、その分休むことも大切であるということを教えてもらったような気がします。

そして何より、プーさんと100エーカーの森の仲間たちの声はほとんどオリジナルキャスト。
本作では人間視点で描かれるシーンが多いため、怯えるピグレット や飛び跳ねるティガーが最高にかわいいのも魅力的です。

また、クリストファー・ロビンを演じるのは「スター・ウォーズ」シリーズのオビ=ワン・ケノービでおなじみ、ユアン・マクレガー。その吹き替えを務めたのは「半沢直樹」の堺雅人さん。

大人になってもどこか暖かい姿は、
誰が見てもクリストファーだと思います。

今後のディズニー実写映画化プロジェクトが楽しみになる作品です。


https://youtu.be/hwnYBzYYS_Yより

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【時をかける少女】2006年(日本)

2018-07-16 15:18:11 | 日記


「時をかける少女」(10周年劇場予告)


お久しぶりです。

何ヶ月ぶりかのブログです。




細田守監督の作品は大好きなのですが、ひとつだけちゃんと観てなかったものがありました。

それが、「時をかける少女」

この度初めて観ることができました!










あらすじ


高校2年生の夏、真琴(まこと)は、
医学部志望の功介(こうすけ)、
春に転校してきた千昭(ちあき)という
二人の同級生と遊び友達として楽しく毎日を過ごしていた。

ある日真琴は、故障した自転車で遭遇した踏切事故の瞬間、時間を跳躍する不思議な体験をする。
叔母の芳山和子(よしやまかずこ)に
相談すると、それは「タイムリープ」といい、
年ごろの少女に「よくあること」だと言う。

真琴は、手に入れたその力を
ツイてない日常のささいな不満や欲望の解消に進んで使い始めるようになった。
突然おとずれたバラ色の日々。

ところが、タイムリープできる回数には限度があったのだ。

千昭真琴への突然の告白を「なかったことにしよう」としたり、
功介と同級生の果穂(かほ)の仲を取りもとうとしたりしたことで
残りの回数がついに1回に。
そして千昭にタイムリープしているんじゃないかと指摘され
動揺した真琴は、最後のタイムリープを使いきってしまう。
すると、真琴の目の前を、ブレーキが故障した真琴の自転車に乗った功介果穂が横切る。
自転車が踏切に突入し、2人の体が宙に投げ出され、
真琴が「止まれーー‼」と叫んだとき、時間が静止し、千昭が現れた。

千昭は未来から来たことを真琴に告げ、この時代の、この場所の、
この季節にしかない「ある絵」を見るためにタイムリープしてきたと語った。
そして過去の人間にタイムリープの存在を知られてしまったからには、
もう真琴と会うことはできないと言って姿を消したのだった。

和子は、打ちのめされた真琴に、自分が高校の時に好きになった男の人を
ずっと待ち続けた体験を語る。自分と真琴とは違う。
待ち合わせに遅れてきた人がいたら、走って迎えに行くのがあなたでしょう、と。

真琴は、自分のタイムリープ能力がもう1回だけ復活していることに気付いた。
真琴は、自分が最初に千昭に会った、
あの日のあの場所に戻るため、最後のタイムリープをする。
今度こそ、自分の本当の気持ちを
千昭に伝えるために、そして
そ「かけがえのない時間」を
取り戻すために。

http://www.studio-chizu.jp/project/tokiwokakerusyoujyo.html
(スタジオ地図 公式ホームページより)






感想

この映画は原作の小説
「時をかける少女」とは別の物語!

原作の小説を読んだことがないので詳しいことは知らないのですが、原作の主人公の“姪っ子”がタイムリープを通して冒険する、タイムリープに関しては同じなんですね。

この映画を観てまず感じたことは、
「自分の何気ない行動が人の苦労を踏みにじんでしまう」
と言うことですね。
結局、千昭が彼自身の時代へと戻らなければならなくなってしまった時、
彼が真琴に告白することは…

今わたしたちが暮らす世の中で、現代の科学では時間を旅することはできません。
人生は一方通行、徳もあれば損もあります。
ささいなことから起こった災難の悔しさと言うものを大変感じさせられました。

よくありがちなキャッチコピーで、
“ひと夏の不思議な体験”
のようなものがありますが、まさにこのようなことなんだと。

いつか、真琴と千昭が
再開ときがくるのでしょうか?






GOOD NEWS

ななななななななななんと!
来週、7月20日と再来週は
スタジオ地図特集ということで
「時をかける少女」と「バケモノの子」
が放送されます! とても嬉しいことですね



【ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅】2016年(アメリカ)

2018-03-19 19:14:09 | 日記
こんにちは。

先日ようやく観れた映画は、
ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅。

実はこの映画、公開されたのは2016年。
最終章である「ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2」
が公開してから5年。

しかしおととしは色々と忙しくて、映画を観る余裕すらありませんでした。

「ハリー・ポッター」シリーズも大好きで、
個人的には第3作の「アズカバンの囚人」が一番好きです。





あらすじ

舞台は1926年のアメリカ・アリゾナ州へ向かう途中の経由地・ニューヨークへと上陸したイギリス人の魔法生物学者ニュート・スキャマンダー。途中で、「魔法使いは実在し、危険である」と主張しているメアリー・ルー・ベアボーンとのスピーチを聞いていた。彼女はノー・マジである。(ノー・マジとは、マグルのアメリカでの呼び名。マグルとは、魔法使い以外の人々のこと。)スピーチに集中しているニュート。彼のスーツケースからビースト(魔法動物)のニフラーが逃げてしまった。気付いたニュートはニフラーを探しているときに、メアリーと同じくノー・マジであり、缶詰工場職員であるが将来はパン屋を開くことを夢見るのジェイコブ・コワルスキーと出会う。銀行へ逃げたニフラーを捕まえることに成功したのだが、銀行強盗と間違われ追われてしまったため、別の場所へとジェイコブを連れ魔法の力で瞬間移動。記憶を消すことをアメリカの法律により魔法を見てしまったノー・マジの記憶は消さなければならないのだが、ニュートはジェイコブに逃げられてしまう。その時ジェイコブはニュートの魔法動物を飼育しているスーツケースを自分のと間違えて持って行ってしまった。自宅へ着いたジェイコブも自分のスーツケースじゃないことに気付いたのだが、驚いたあまりにビーストたちを逃してしまう。重要な目撃者となったジェイコブは記憶を消されることはなく、一連の流れを全て見ていたアメリカ合衆国魔法議会の「闇祓い(やみばらい)」である、ティナ・ゴールドスタインは、ニュートとジェイコブを自分の家に匿い、逃げたビーストたちを一緒に探すことに。
アメリカでは不可解な事故が続いていたのだが、ニュートいわくそれは“オブスキュラス”の仕業だと言う。オブスキュラスとは、魔力をコントロールできない魔法使いの子どもの内に潜む寄生物で、ニュートはかつて10歳だった少女から抜き出したものをスーツケースに保管していた。しかし、アメリカ合衆国魔法議会は全てはニュートが逃したビーストが原因であるという。誤解を解くためにもオブスキュラスを捕まえなくては。
その一方、メアリー・ルー・ベアボーンの養子でありながら彼女からひどい虐待を受けているクリーデンスという少年。彼に近づいたのは、合衆国魔法協議会のパーシバル・グレイブズ。オブスキュラスを見つければメアリーから逃がしてやると言われたクリーデンス。しかしパーシバルには裏切られ、精神状態が不安定になった彼は自らオブスキュラスになってしまった。
街で暴走するオブスキュラス。
果たしてニュートたちはクリーデンスをオブスキュラスから助けることができるのか?自分たちの誤解を解くことはできるのか?





感想

ハリー・ポッター シリーズに勝る面白さでした。
無理やり欠点を探せと言われれば、CGで描かれたビースト。もう少しリアルであれば…というくらいです。

特にすごかったのは正確に計算されたストーリー。ニュートとジェイコブがお互いのスーツケースを間違えてしまったそこから次へとストーリーが展開されていく。魔法でできたニュートのスーツケースの中は彼の研究室やビーストたちの暮らす広い空間となっていて、ビーストの餌やりをしていたジェイコブがそこでオブスキュラスを見つけてニュートが説明する。次に街でオブスキュラスが暴れる。かなり計算されていますね。

つまり、ハリー・ポッター シリーズを見たことがない人でも100%楽しめる。逆に、「アルバス・ダンブルドア」の名前が出てきたりしてハリー・ポッターとの繋がりも見れるので、ハリー・ポッターが大好きな人からしても最高におもしろい映画です。





オブリビエイト

忘却術、つまり記憶を消す呪文のことです。

魔法を見てしまったノー・マジは、オブリビエイトしなければならないとアメリカの法律で定められています。

この映画ではかなり大事な呪文。

本作の主要な人物は、魔法生物学者のニュート・スキャマンダー。缶詰工場で働いているがパン屋になって美味しいパンを作ること、新鮮でおいしいごちそうを作ることを夢見るジェイコブ・コワルスキー。事件を起こして降格してしまったアメリカ合衆国魔法協議会のティナ・ゴールドスタイン。ティナの妹であり、レジリメンス(人の心を読む力を持っている魔法使い)のクイニー。

この4人の中に1人だけノー・マジがいます。そう、ジェイコブ・コワルスキー。彼がいなかったら一連の事件は片付かなかったでしょう。ニュート、ティナ、クイニーからも愛され、とても心の優しい人物。特にクイニーとはほとんど恋人関係にもありました。

この映画で一番号泣する場面だと思います。僕も映画で泣くことは滅多にないけど…泣きました。





忘却術は強力な魔法使いなら破ることができる⁉︎

ここで、今年の11月23日(金・祝日)に公開する続編
ファンタスティック・ビーストと魔法使いの誕生
の、予告編を観てみましょう。

映画『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』
予告【HD】2018年11月23日(金・祝)公開


なんと…

彼がいるんです、オブリビエイトされたはずの。

そう!ジェイコブ・コワルスキーが。
そして、のちにホグワーツ魔法学校の校長になる、
若きアルバス・ダンブルドアが!

忘却術(呪文の名前:オブリビエイト)は、強い魔法使いなら破ることができるそうです。しかし彼はノー・マジのはず…。

どういうことなのか⁉︎ とても楽しみです。




まとめ

実は、
ファンタスティック・ビースト シリーズ
最初は三部作の予定だったそうです。

しかし2016年10月に、
原作者であるJ.K.ローリングがこのシリーズは5本の映画から
構成されるとコメントしました。

つまり5部作!まだまだ楽しめます♪