野鳥と野鳥写真(観察と展示)

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旅鳥・・・(渡りの際に立ち寄るだけの鳥)

2021-10-17 15:27:28 | 野鳥写真

第十七回東京多摩野帳写真クラブ 八王子写真展開催案内・・・(11月定期開催)

 

会場への交通アクセス・・・(展示会場までの地図)

旅鳥のエゾビタキ達の画像・・・(空抜け)

旅鳥のエゾビタキの画像・・・(山が背景)

旅鳥のエゾビタキの画像・・・(空抜け)

マミチャジナイの画像・・・(おまけ)

旅鳥の定義・・・(春と秋の渡り時期に立ち寄る鳥)

  渡り鳥の中には、夏に日本よりもっと北の方で繁殖し、冬を日本より南方で過ごす鳥達がありますが、これらの鳥の旅は、大変長いので、とても続けて飛ぶことはできませんので、それで1年に1回か2回、通り道にあたる日本の何処かで、暫く羽根を休めるために立ち寄り、又、旅を続けます。こういう鳥を旅鳥と言います。日本は旅鳥にとっては、冬越しの場所でも繁殖地でもなく、只の休憩場所なのです。シギやチドリの仲間は、殆んどが旅鳥です。※多くのバーダーがノビタキの群が見えなくなってしまったと、大騒ぎしているが、夜中に強い北風が吹くと、たった一日でも例外的に休息しただけでも渡って行ってしまうこともある。

 旅鳥達は同じ立ち寄り場所に飛来してくることが多く、又、同じ個体が来ていることになっているためなのか、公園内の餌場を覚えていて、公園内を周遊しながら移動して採食していることがある。※大抵の場合、小群で飛来し好む餌を食べ、英気を養い体力をつけて、再び越冬地へと渡って行きます。※旅鳥が公園に飛来すると、多くバーダー(和製英語で、野鳥を好きな人と言う意味で使われるが、和製英語が英語圏でも使われておるようだ)が集まって来ると、公園内を多くの野鳥カメラマン達が写真を撮ろうとしている光景を目の当たりにできる。

体表的な旅鳥達・・・(中部地方以南では旅鳥などの地域性と春と秋の季節性もある)

 ノビタキやエゾビタキ・ノゴマ・ムギマキ・マミチャジナイ・オオカラモズ・カラモズ・ヤツガシラ等が有名で知られているが、地域によってはコルリやマミジロ等も旅鳥とされている。※普段あまり見られない野鳥が多く、殆んどの野鳥達は人気があり旅鳥のファンは多い。

 夏鳥の帰りの遅いものに混じって、旅鳥との混群になっていることも多々あり、クロツグミやノビタキ・アカハラなどと一緒に行動している旅鳥達もいる。

迷鳥の定義・・・(本来日本に生息しない鳥)

  渡りの途中で、仲間にはぐれた鳥が、1、2羽、ひょっこり日本にやってくることがありますが、こういう鳥を迷鳥と言います。ヒゲガラ・ヤマショウビンなどが、よく迷鳥としてやってきます。※台風やハリケーン(強い偏西風)などの気象条件に巻き込まれて渡来して来るため、大抵一羽でしか来ていませんので、そんな鳥は戻ることも出来ずに末路は死んでしまうことが多いと言われている。

 特に迷鳥(何千キロも知らない土地に飛んで来るため、疲労がピークになっていると言われている)は渡来して来ると、我々バーダー(野鳥カメラマンやバードウォッチャー達等)が追い掛け回すと、ようやく辿り着いたこともあり、又ストレスになり、疲労と共に体力が落ちているため、可哀そうな末路を辿ることになってしまいます。※複数羽で渡来して来ている場合は当て嵌まらないこともあるかも知れないが、単独で渡来して来ていることが多い。


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