落ち込みがちで、感情の整理が苦手・・・そんなあなたへ。
HSPでもある私は感情に振り回されがちで、人と比べたり、定期的に嫌なことを思い出したりしてしまいます。
そこで読んでみたのが「まんがでわかる 感情の整理が出来る人はうまくいく」です。
感情の整理が苦手だと感じている方は、ぜひ参考にしてくださいね。
「感情の整理が出来る人はうまくいく」はどんな人向けの本?
本書は、自分の感情を整えて、喜びや楽しさを感じ、幸せな人生を送りたい人向けの本です。
あなたは、自分の感情に手を焼くことはありませんか? 自分の感情をどうすることもできず、引きずられてしまうことはありませんか? どんな仕事のスキルや成功哲学を学ぶより、自分の感情とうまく付き合うことは、人生において重要なスキルといっていいでしょう。
(引用元:まんがでわかる 感情の整理ができる人は、うまくいく/有川 真由美著/ PHP研究所/p9)
「多分そいつ、今頃パフェとか食ってるよ」のJamさんが漫画を担当しており、可愛いネコも健在です。
後悔しがちな人はどうしたらいいの?
ついつい過去のことを後悔していませんか?
私は理由はともあれ、会社を短期間で辞めたことが何度かあります。
そのせいで、前向きに仕事探しにも取り組めずにいました。
仕事をやめたことを「汚点」として繰り返し後悔していたのです。
本書によると、後悔に整理をつけるには、
今の状態を良しとしてそれに至るプロセスだと思う
ことが必要だといいます。
〝汚点〟というべき後悔があると、繰り返し反芻し、感情の整理がつかないままです。 過去の後悔を整理する方法のひとつは、いまの状態をよしとして、それに至るプロセスだと思うこと。汚点も含めたすべての出来事のどれが欠けても、いまはない。どんなこともいまを構成する大事な要素になっているのです。
(引用元:まんがでわかる 感情の整理ができる人は、うまくいく/有川 真由美著/ PHP研究所/p173)
過去でなく未来に目を向け、今の状態に満足していなくても
自分はまだ発展途上だけど、これからよくなっていく
と先のことに目を向けると、気持ちも行動も変わっていきます。
過去は後悔するものではなく、学びを得て利用するものなのです。
過去の事実は変えられませんが、自分の考え方と行動を変えることによって、過去の解釈は変わってきます。失ったことより得たことを見つけられるはずです。
(引用元:まんがでわかる 感情の整理ができる人は、うまくいく/有川 真由美著/ PHP研究所/p184)
嫉妬の感情に振り回されないためには?
つい他人と比べてしまい、嫉妬の感情に振り回されることはありませんか?
本書における嫉妬とは「自分が欲しいものを持っている人に対する快く思わない攻撃的な感情、落ち込んだ感情」です。
嫉妬をしないためには
「人は人、自分は自分」
を心に刻んでおくのが大事です。
一点だけを見て人と比べるのは、短絡的な考え。才能で嫉妬したとしても、自分には別の才能があるかもしれない。相手がもっていない多くのものをもっているはずです。人間の価値なんて、測れるものじゃない。
(引用元:まんがでわかる感情の整理ができる人は、うまくいく/有川 真由美著/ PHP研究所/p144)
現代人は、SNSの影響で人と比べて嫉妬しやすくなったのではないか?と思います。
私もSNSに疲れた原因のひとつに、一点だけを見て人と比べてしまったからではないか?と気付きました。
SNSはその人の全てを表すものではなく、華やかな部分を切り取って載せるものだからです。
嫉妬しているな、と感じたときは、「一点だけを見て比べてないか?」を自分に問いかけてみてください。
ネットに疲れていて、SNS断ちに興味がある方はこちらの記事を参考にどうぞ。
まとめ:まんがでわかる 感情の整理ができる人は、うまくいく
「まんがでわかる 感情の整理ができる人は、うまくいく」を紹介しましたが、いかがでしたか?
感情の整理は難しいことですが、気持ちをコントロールするヒントを得られて読む前より楽に考えられるようになりました。
負の感情に引っ張られがち、という方はぜひ読んでみてくださいね。