MIDNIGHT HERO

Deracine's blog. Music, movies, reading and daily shit.

祝・WBC 優勝❗️ 夢をあきらめなかった男達のギフト。

こんばんは。デラシネ(@deracine9)です。

本日は、侍JAPANの世界一を祝しての号外版です。

世界最強・アメリカのメジャー軍団を倒し、世界一。

言葉も無いくらい、驚いた。

それくらいの偉業だ。

 

本当に驚き、感動した。

生きててよかった、と思わせてくれるほどの感動だった。

 

これまで、WBC は 2006年と2009年、イチローを中心としたチーム編成で、2度優勝している。

しかし、このときの大会は、アメリカチームにメジャーの選手はほぼいなかった、と記憶している。

 

なぜなら、メジャーリーグが、WBC の大会そのものを重視していなかった。

というより、開催時期の問題などの理由で、むしろ否定的だった。

 

しかし、今回は違った。

大谷翔平の所属するエンゼルスの同僚で、メジャーのシーズンMVP を3回も取っているマイク・トラウトが、早くからメジャーリーガーの参加を呼びかけて結成された、最強チーム。

 

投手については、どのMLB チームも、開幕直前に、先発投手の参加に否定的であったため、ドリームチームとはいかなかったが、それでも打線については文句無し、夢の銀河系打線。

 

チームの総年棒が、500億円というから、日本チームの何倍か。

それに勝ったのだから、どれだけスゴいか。

世界一スゴい野球選手、大谷翔平。

それにしても、スゴい男だ。

野球選手としてだけじゃない。

人間力も半端ない。

 

この試合前の声掛け。

日本野球の儀式だが、これがスゴいと世界を駆けめぐっている。

先にカネの話をしてしまったが、そんなの関係ない。

男も惚れる男。

世界中の子供たちが、憧れるに違いない。

そんなカッコ良さ。

大切なのは、夢を忘れないことだ。

昨夜、私は夢を見た。

幼い頃から抱いていた夢だ。

今回の優勝は、それを思い出させ、本当の夢を見させてくれた。

Number(ナンバー)1069 号[雑誌]

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良き兄貴分、ダルビッシュ有。

これは、2月5日の記事だ。

日本チームに合流する前、侍ジャパンの選手やスタッフのコメントを聞いて、ダルビッシュは、こんなことを言っていた。

気負いすぎというか、戦争に行くわけではない。

自分たちは好きな野球をやってきた。

その中で、大会に勝つためのベストメンバーで、オールスター中のオールスター。

それなのに、みんなでガチガチになって、米国に負けたとしても、日本に帰れないというマインドで行ってほしくない。

ダルビッシュは、わかっている。

野球は、スポーツは、戦争じゃないんだ。

チームで勝ちを競う競技なんだ。

 

そして彼は、メジャー組で真っ先に宮崎に乗り込んで、楽しんで野球をすることの大切さを、後輩たちに説き続けた。

私はいつも、スポーツを話題にするとき、こう言う。

 

人間には、原始の時代からの本能がある。

生存競争に生き残り続けるための、闘争本能だ。

それを発散させるために、スポーツはある。

 

人類は、戦争を続けて、それを乗り越えて、文明を築いてきた。

だが、今は違う。

戦争をやるべきではない時代だ。

やったら、人類を滅ぼすことに繋がる。

 

アニメもマンガも、それを描いている。

だけど、世界は戦争をやめない。

戦争は、金になるからだ。

武器は高価だ。だから戦争をする国に売れば、莫大な利益になる。

 

敵が攻めてくるから、戦争を、軍備を、しっかりしないといけないと煽る。

そして自分が戦争を仕掛ける側に立つ。

攻撃は最大の防御、と論理はすり替わる。

現在の総理大臣が、戦争をしている国に行き、がんばれ、負けるな、とあおる。

平和を求めようとは言わない。

 

戦争に勝て、ということは、相手の国の人間を殺せ、ということ。

おまけに、勝利祈願のしゃもじを持って行く。

 

あきれるじゃないか。

戦争を、スポーツか何かと勘違いしている。

人間同士の殺し合いを、野球の応援に行く感覚でしゃもじとくる。

 

そんな馬鹿げた取り違えをするのは、スポーツと戦争を同じものとみているからだ。

スポーツを利用して、ナショナリズムを、愛国主義をあおろうとする政治は、常に自国を滅ぼしている。

ローマ帝国しかり、ナチス・ドイツしかりだ。

相変わらず、産経新聞の戦争礼賛、自民党お抱えちょうちん記事ぶりは酷い。

ウクライナは、日本が法律の制約で武器の供与ができない、と残念がっているとおっしゃる。

法律とは、もちろん憲法9条だ。

日本も早く、殺りく兵器を供与できる国になって欲しいという、世論の誘導である。

ダルビッシュ有の変化球バイブル アンコール

ダルビッシュ有の変化球バイブル アンコール

火の国、熊本出身、若き日本の主砲、村上宗隆。

熊本は、平成、令和と続けて唯一の三冠王を出した。

松中信彦と村上宗隆の2人だ。

 

アメリカとの決勝戦。

村上宗隆が叩いた初打席の初球。

 

火を吹くような弾丸アーチが、スタジアム上段へ突き刺さった。

本当の当たりが、決勝で出た。

 

プロ野球選手になると言って、バカにされた子供時代が、JAPANの選手すべてにあったはずだ。

それでも、君たちはあきらめなかった。

好きだから、やり続けた。

 

苦しいけれど、楽しかった。

そして、アメリカで、勝った。

君たちは、希望の灯だ。

世界中の、希望を忘れかけた人びとに、勇気をくれた。

これが、神様のギフトだ。

 

体の小ささも、年齢も、性別も、ケガも、どんなハンデも関係ない。

 

生きている限り、希望の灯は消さないで、やり続けることができる。

それこそが、人間の勝利だ。

決して、人間に武器を向けることではない。

 

JAPAN、そして、ヤクルトスワローズ、村上宗隆の、登場曲。

これを聴いて、今夜は眠ろう。

愛を知るまでは  あいみょん

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Sports Graphic Number1070号(WBC 2023 SUNRISE AGAIN 永久保存版 日本野球、世界を制す。)

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