先の連休、私の実家に我がファミリーと姉ファミリーが集合して賑やかに過ごしました。
小学校6年生と4年生の姪っ子たちは、赤ちゃんの時から私の夫に懐いていて、最近は会うたびに英語を教えてもらうのを楽しみにしてくれています。
今回も、私達ファミリーが実家に到着してひと段落着いた頃、遠慮がちに「後で時間できたら英語のゲームしてほしいんやけど・・」と夫にお願いしていました。(気を遣いつつお願いしているところが、成長したなったなぁと感じます^^)
夫も素直に一生懸命英語の勉強に取り組んでいる姪っ子たちが可愛いようで、いつも趣向を凝らしたゲームで楽しく英語を教えてあげています。
以前は我が家へ定期的に来てもらって私が教えたりもしていたのですが、このところお互いのスケジュールがなかなか合わず、しばらくご無沙汰していました。でも、会っていない間も、姪っ子たちの英語熱は全然冷めていないようで、前回会った時知らなかったようなフレーズも使っていてびっくりしました。
さぞかし小学校の英語の授業も楽しく受けているんだろうなぁ、と思って聞いたところ・・・その内容に驚愕しました!
まず、英語の授業は、ネイティブ講師と担任の先生が受け持っているとのこと。ネイティブ講師については、以前いた先生はあまり活気がなく面白くなかったそうですが、今の先生は一生懸命楽しく教えてくれるそうで、2人ともこの講師の授業は好きだそうです。
問題は、担任の先生の授業・・・。4年生の姪の先生の授業がヤバイというので、どうヤバイのか聞くと、先生の真似をしてくれました。 それが・・・
『はい、ゴオ ストレイトォ、みんな言ってみてぇ~』
と。英語の部分の発音はカタカナ発音。いや、むしろそれ以下です 汗。これを日本語を母国語としない人に言って、『go straight』のことだと気付く人はいないと思います(^_^;)
以前から小学英語に関しては、ローマ字読みやカタカナ発音など、不安がありましたが。まさかここまでとは。
もちろん、学校や自治体によっては英語学習に力を入れていて素晴らしいカリキュラムを組まれている学校もあるかと思いますが、少なくとも姪っ子たちの学校ではそのような措置は取られていないようです。ちなみに、姪っ子たちの学校にはいわゆる「ハーフ」の子供たちだけではなく、両親ともに欧米人やアジア人の子供たちも各学年に数名は在籍しているという、まぁまぁインターナショナルな公立学校です。
せっかく外国人講師がいてネイティブの発音を教えてくれているのに、英語が専門ではない担任の先生が、開き直ったかのようなカタカナ発音で教えてしまうと、水の泡というかなんというか。。。スポンジのようになんでも吸収する子供たちの頭に、このような間違った英語が刷り込まれてしまうことが残念でなりません。
私は決してネイティブ講師やネイティブ発音にこだわっている訳ではありませんが、外国人と英語でコミュニケーションをするうえで、相手に通じる英語を話す為にはネイティブの発音になるべく近い発音で話すことが大切だと思っています。そして、そういった発音を習得するには、年齢が若ければ若いほどいい、というのが私が経験上感じていることです。逆に言うと、早い時期にカタカタ発音、ローマ字読みを習ってしまうと、後になって正しい発音を習得するのがかなり難しくなってくるということかと思います。実際私も学校英語だけで大人になったのですが、社会人になってから語学留学をしたものの、発音だけはなかなか改善されず、国際結婚した今でも苦労しています(^_^;)
小学校での英語教育が始まり、英語が専門ではない先生方の苦労もさぞかし大変なものかと思いますが、だからこそ英語専任講師を採用するなど対策をとってくださればなぁと思います。そうでなければ、少なくとも姪の受けている英語の授業に関していえば、いっそ受けない方がいいかと…。
とにかく、残念な気持ちでいっぱいになりました。息子が小学校の英語教育を受けるのも数年後、それまでに劇的に改善されるとも思えず、もどかしさが、募るばかりです。
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