聖地巡礼のバイク旅

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新コンセプトのライダーズカフェ「Ride On ! 」へ行ってきた!

先日、知り合いから言われた「最近、ブログ更新の回数が激減してますね」という言葉が胸に響きました。気にかけて頂いていることにとても喜びを感じています。

正月に腰を痛めた時、医師から「当分はバイクに乗るのを控えた方が良い」と言われ、まだ寒い日が続くので今のところはその助言に従っています。それがブログ更新に繋がらない最大の要因です。

ただ、その腰もかなり改善してきているし、モタサイが終わり花粉も終わった頃にはネタも増えるでしょうから、ブログもそれに応じて更新を増やしていければいいな~と考えています。

そんな中ですが、今日は大阪の堺市に新しくオープンした新コンセプトのカフェの話をさせて頂こうと思います。

 

 

Canadian Cafe & Bar 「Ride On !」

2025年3月1日、大阪府堺市の東部・美原町に新しいカフェがオープンした。

その名は Canadian Cafe & Bar「Ride On !」という。

お店のSNSから引用させてもらった写真です

念のためにお断りしておくと、このカフェはライダーズカフェとは名乗っておらず、上記の通り、Canadian Cafe & Bar が正式な名称である。

 

ただ、このお店の店主は”AYASEN” (アヤセン)だ。

AYASENの本業は音楽アーティストだし、シンガーソングライダーとしてバイク情報番組 Like a windに数々出演してきたレジェンドの一人だ。

 

僕は今から9年前にバイクにリターンしたのだが、その際に Like a windに出演している彼女から大きな影響を受けたし、リターンした後も彼女が番組の中で紹介してくれたツーリングスポットを多数巡ってきた。

そんなAYASENのお店なので、今回のこのブログでは”ライダーズカフェ”と呼ばせてもらいたいと思う。

youtu.be

 

ただ、彼女があえて「Canadian Cafe & Bar」と名乗っているのには当然理由がある。

そのことは後ほど述べさせていただくとして、グランドオープンから2週間が経過した3月16日、開店のお祝いを兼ねてAYASENのことをよく知る仲間たちと一緒にお店を訪問してきたので、今回のブログではそのレポートをさせて頂きたいと思う。

 

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新しいコンセプトのカフェ

AYASENは(僕の記憶が確かならば)2020年から2023年までの間で2回、それぞれ1年ほどカナダで活動をしていた。

そのカナダでの彼女の活動を詳しく知っているわけではないが、本職である音楽活動をしながら、カナダでの様々な文化についての見聞を様々に広めてきたことは、彼女のツイート(ポスト)を見て知っていた。

 

あくまで僕の勝手な予想だが、彼女がカナダの郷土料理を提供するカフェを経営しようと思い立ったのは、おそらくそういったカナダ料理のお店がこの日本には多くないことから、自分でアンバサダーのような役割を果たそうと思ったのではないか。

 

例えば、プーティンという家庭料理がある。

これは、フライドポテトに甘辛いソースとチーズをトッピングした、カナダでは身近な料理だ。(アメリカ北東部のニューハンプシャー州の街角でも食べることができる)

プーティン(ネットからお借りした写真です)

カナダに滞在していた人に言わせるとプーティンとは「最も懐かしいカナダのソウルフード」だそうだが、確かに日本でこれを提供しているレストランは少ないと思う。

そこで彼女は「カナダの郷土料理の素晴らしさ」を自分で広めたいと思ったのだろう。だから敢えてライダーズカフェとは名乗らずに「Canadian Cafe & Bar」という冠名をつけたのは、そんな意味があったのだろうと思う。

 

 

あの店の跡地にある

ただ、このお店のオーナーは、Like a windの視聴者なら誰もが知っているシンガーソングライダー・AYASENだ。

そして 店名の「Ride On !」は彼女の楽曲名だ。

この曲はアヤセンを一躍有名にした曲で、バイク情報番組ライクアウインドのエンディングソングとして長く使われた曲だ。

youtu.be

 

しかも、このお店は、関西のライダーズカフェの草分けであったマッハⅢの跡地に建っている。

こんな風に色々と総合して考えると、「シンガーソングライダー・AYASENが創る、カナダの家庭料理を味わうことができるライダーズカフェ」という新しいコンセプトのお店を始めたのだと個人的には思いたい。

 

堺市美原区北余部469-6-1

 

AYASENとの思い出

初めて彼女のことを知ったのは2015年、僕が「バイク情報番組・Like a wind」の視聴を始めた頃のことだ。

細かい話は省くことにするが、僕が「Like a wind 聖地巡礼ツーリング」をライフワークにすることになったきっかけになった一つはAYASENであることに間違いない。

 

彼女とサザキヒロシさんが出演した番組企画「大分県竹田市ツーリング(2015年)」には大いに魅了されたし、もちろんこの時にこのお二人が紹介してくれた竹田市のツーリングスポットを訪ねる聖地巡礼の旅にも何度も出かけてきた。

junrei-rider.hatenablog.jp

 

僕が実際に彼女に直に会ったのは2017年7月の事だ。

3泊4日の「Like a wind 肝付町ツーリング」でご一緒させて頂いたのは、僕の人生の中でも最大級の素晴らしい思い出の一つだ。

junrei-rider.hatenablog.jp

 

僕は、残念なことに、そして申し訳ないことに、これまでAYASENのライブやイベントに参加した回数はそう多くない。

AYASENのサポーターに「チームアヤセン」というグループがあるが、さすがに彼らと同等とはいかないまでも、もうちょっと応援らしい応援をしたいとは思っていたがそれができなかった。

ただ、こうやってお店ができたわけだから、今後は平日のランチタイムなどでこのお店にお邪魔させて頂こうと思う。

特に南大阪方面に仕事で行くときは、このお店があるおかげでランチ難民にならなくて済むだろう(笑)

 

【Open Days & Hours】(2025/03/19現在)

月曜日 18時~22時

火曜日 定休日

水曜日 定休日

木曜日 11時~15時、18時~22時

金曜日 11時~15時、18時~22時

土曜日 11時~15時、18時~23時

日曜日 11時~15時、18時~22時

 

 

肝付町ライダーズのみんなと

「Canadian Cafe & Bar Ride On」のグランドオープンは、3月1日だった。

できれば、そのタイミングで行きたかったところだけど、せっかくなら肝付町ツーリングをご一緒したメンバーたちと一緒に行って、ささやかでもお祝いもさせて頂こうということで、訪問日は3月16日(日)と決まった。

この日はみんなの割り勘で買った開店のお祝いのパキラを持っていくので、僕はyo-cに迎えに来てもらい彼の車で一緒に行くことになった。

肝付町ツーリングのオリジナルメンバーからは、yo-c、まう姐、アン、僕の4人、そして2019年の大隅ええとこマップツーリングの参加者で、今では肝付町ライダーズの主要メンバーでもある、ヤブやん、なお、ダイさんがお祝い(パキラ)の購入に賛同してくれた。

というわけで7人でお贈りさせてもらったのがこれだ。

パキラは仕事・商売繁盛に効果があるとされ、風水でも金運アップのアイテムとして知られている。

そしてパキラには挿し木でもすぐに増やせる生命力の強さがあるらしく、別名「発財樹」とも呼ばれるそうだ。

 

店内は清く明るく美しい

僕らが到着したのは開店時間の午前11時。

まだ誰もいないお店は広々として、美しくセッティングされていた。

Barコーナーもあって、一人ならカウンターに座ってカクテルなんかを飲むのもいい感じだろうと思う。

食事はランチメニューが用意されていて、曜日に関係なくこのランチプレートをオーダーすることができる。

 

この日、6人でお邪魔したが男性陣はローストビーフのランチをオーダーした。

分厚いお肉、ボリューム感たっぷりのご飯、付け合わせはサラダとハッシュドポテト、そしてスープはコーンポタージュだった。

女性陣はサーモンのランチをオーダーしたので、僕はアンがオーダーしたサーモンを一切れもらったが、メープルシロップで漬け込んでレモンで仕上げたこのサーモンもボリュームたっぷりで美味だった。

ちなみにサーモンのランチプレートの価格は819円(税込み900円)だ。(ローストビーフはプラス600円)

819円つまり”バイク”をベース価格としているところが、AYASENらしいと思った(笑)

 

そして、デザート(ドリンク付き)は500円でオーダーできる。

ちなみに下の写真はカナダの名産の一つ、メープルシロップを用いたプチケーキで、生クリームを乗せて食べるととっても美味しかった。

つまり、1500円以内でランチ&デザート&ドリンクを楽しめるというリーズナブルな価格設定になっている。

 

 

ご繁栄を祈る

この日は、yo-cに乗せてきてもらったので、彼に甘えてアルコールを注文させてもらった。

コロナ、ハイネケン、白ワインに赤ワインと昼間から飲んで、ちょっとほろ酔い気分になれた。

次回は、夜にお邪魔してちょっとした宴会を楽しみたいと思う。

ちなみに、yo-cが飲んでいるのはノンアルコールのSUZUKIンというカクテルで、他にも漢のKAWASAKIとか、バイクメーカーにちなんだカクテルもあるようなので、自分で運転していくときはこれらも試してみたいと思う。

 

バイク客以外の方もどうぞ

AYASENがオーナーということで、このお店の客層はやはりバイク乗りが多いと思うけど、ライダーズカフェにありがちな「バイク客が幅を利かせていて入りにくい」ということは全くない。

クルマの方、自転車の方、徒歩の方も大歓迎してもらえるので、ぜひ気軽に来て頂きたいと思う。

 

 

頑張れ! AYASEN!

というわけで、久しぶりにAYASENの元気そうな姿を見ることができたし、一緒に行ったバイク仲間たちと楽しい時間を過ごすことができた。

また近いうちに行って、他の色々なカナダの郷土料理を楽しみたいと思う。

 

飲食店の経営は色々と難しいことも多いと思うけど、健康には気を付けて頑張ってほしい。

「Canadian Cafe & Bar Ride On!」が大繁盛することを祈るばかりだ。

 

頑張れ! AYASEN!

 

(おわり)

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