入退院している母の面会に行ってきた。

 

母はとても調子が良くて

渾身の力でお姫様だっこをしてくれた。

 

 

1分位お喋りをして

毎度ながらホールに早く戻りたがるので

1分の面会で終わった。

 

 

私は宮崎県に住んでいるが

お天気がよくてあたたかいのはいいが

花粉が凄くて目が激痛になった。

 

 

弟夫婦が原因でシェーグレン症候群も

悪化して裸眼の傷が深くて大過ぎるのば

眼科の大先生にとっても初めてだと言われた。

 

 

眩しいのも目が辛く何とか帰宅出来た。

 

今日もトラブル1つと大問題が1つ増えた。

 

 

人生に疲れはてている。

 

心身共にずっと前から限界などとっくに超えている。

 

この領域に入ってしまうと

これは本当に現実か?と思う事ばかり。

 

目を閉じて少し考えた。

 

今自分が何をしたいのかが知りたくて。

 

その答えよりも

すぐに思ったのが

『あいつが今、いてくれたらいいのにな』

 

男友達と言うより親友。

 

家が近い方なのと、当時ばぁちゃんが住む家の

目と鼻の先に住んでいて子供の頃から知ってはいた。

 

 

21歳の時だと思うが

 

互いが考える隙をなくするため

物凄く動きまくっていた。

 

彼の生い立ちもかなり苦労が多い。

 

深夜2時に「もう俺無理」と電話があり

すぐに駆け付けた事もあった。

 

逆に私が苦し過ぎてどうにもならない時は

彼に電話して駆けつけてくれる時もあった。

 

 

あんなに苦労ばかりする彼は大きな病気をした。

私が丁度38歳の時だったと思う。

 

 

脳の病気をしてしまい入院中の

手術前夜に泣きながら電話があった。

 

「苦しい。怖い」

 

私より年上で会社経営者。

 

まずは彼が言いたい事をずっと聞いていた。

 

互いが男友達のような関係だった。

 

顔は広いが相談する相手は私ひとり。

 

 

励まし方について考えながら

彼の痛い事を聞いていた。

 

過剰な励ましはしてはならないのはすぐ分かった。

 

 

元々かかりつけ医だった総合病院に入院していたが

これはもっと大きな総合病院に移さないと

かなり危険な状態だと医者が判断して救急搬送された。

 

 

私の家からかなり遠い総合病院。

 

私は病気てんこ盛りだから

どちらの病院も通院した事があった。

 

「私がいるから大丈夫!

遠いけど、会いに行こうと思えば会いに行くよ」

 

彼は

「お前らいな」と明るく言ってくれた。

 

その流れで敢えて看護師はどんな人がいるのか

など楽しい話題に変えていった。

 

 

「ラインIDを変えようと思ったら

看護師が〇〇がいいと思うと言った。

なかなか、カッコよくね?」というから

 

本当にかっこいいねと言った。

 

 

「情けねぇーよな!俺!

暴走族していたあの時に戻ってみたくなる。

あははは!!」

 

 

「じゃあ、30代と40代で

手術して元気になったら

2人で暴走族になろう!

逮捕がまっているけどね!あははは!」

 

「お前が暴走族になったらハンパねぇな!

あはははは!俺より強えぇな!」

 

 

「そんなの、あたぼーよ!

中学生の時に何故あんなに男の子と

殴り合いの喧嘩になったのが謎だって!

 

どうして男の子が喧嘩売って来るのかなと思いながら

売られた喧嘩は全て買っていたじゃん?

 

負けた事が1度もない。あははは!!

 

タイマンだったら分かるけど

数人相手は疲れるからやめろと言って

一人ずつボコボコにしたし!

とても女の子がする事じゃないよね!あははは!」

 

「セーラー服を着ている場合じゃねぇーよな!

あははは!!」

 

「ねぇ、退院したら一緒に何を食べに行く?

あたしゃー払いませんよ!あなた払いで!あはは!」

 

「なかなか言うな!

そうだなぁ。俺が料理を作ってあげるのもいいよな!

 

あのストーカー女が見たらブチ切れるよな?あははは!」

 

「負けた!あのストーカー女が

私より先にお迎えするね、あはは!」

 

 

「マジ勘弁!毎日何通も手紙を

ポストに入れるは、俺について回るはで

勘弁もいいとこ!」

 

 

彼が退院した日は当然彼の家に行った。

 

声が殆ど出らず、あちこちが血液で真っ赤。

 

「どこを怪我した?この血液の量ハンパないよ?

声が殆ど出ないから私が病院に電話する!!」

 

 

彼は顔を横に振った。

 

そして病院からの手紙のような物を見せてくれた。

 

術後に吐血すう可能性が高いなど書いてあった。

 

 

2人で彼の家で焼く肉をした。

 

するとホワイトデーがやってきた。

 

私は男同士のような関係だったかあ

バレンタインに彼に何もした事がない。

 

なのにケーキを買ってホワイトデーにうちに来た。

 

「おかあさん!いつもありがとうございます!

いつもおかあさんにお世話になり

〇〇(私)にも本当に良くして貰い感謝しています。

 

だから、おかあさんにホワイトデーの

美味しいケーキをかってきました!食べて下さい!

 

こいつ(私)には食べさせないで!あははは!」

 

私は思い出して、たった今泣いてる。

 

 

そして私に夜に居酒屋いくぞ!

もう既に予約している。

 

予約とは珍しいなと思った。

 

居酒屋に入り私は号泣してしまった。

 

 

テーブルには溢れんばかりの料理が並び

私が大好物な物だらけ。

 

一応、居酒屋と名乗っているが

実は昔は割烹料理店だった。

 

だから割烹料理そのものだった。

 

号泣している私に

「まぁ座れ!サプライズが出来て良かった!

この魚、見た事ないだろ?

この魚はなかなか手に入らない。

 

物凄く高いが、物凄く美味しい。

だから俺がお勧めとして選んだ」

 

あれほど嬉しい彼との食事はたのしくて嬉しかった。

 

 

彼がまた吐血していないかと

足しげく彼の家に通った。

 

実家で独り暮らしだったのだが

彼のお父さんがやってきて

はちあわせになった事が何度かあった。

 

「お前たちはなぜ

こんなにバカみたいなことするんだ!

落ち着け!!」と叱られた(笑)

 

 

「バカだから、二人でバカみたいな事をするの!」

 

と言ったら、彼が私の口を慌てて手でふさいだ。

 

 

ずっと彼から電話がないから

困ったことがないのかと捉えていた。

 

そして知った。

 

再婚していて幸せいっぱだと。

 

遠方に住んでいて

奥さんとは病院の受付の時に出会ったらしい。

 

そして奥さんはたった一人で

お母さんの在宅介護をしていると聞いた。

 

だから彼は結婚して

義母のために無農薬野菜を作っているらしい。

 

3人で幸せいっぱだと知ったとき

私は号泣した。

 

良かったね!本当の幸せをゲットできたね!と。

 

 

今自分が何をしたいのかが知りたくて書き始めた

記事だったが、彼が幸せめいっぱいで

いてくれているから、それが吹っ飛んだ。

 

 

私が書いた線維筋痛症の本を買って下さるみなさん

本当にありがとうございます。

 

今は電子書籍ですが、3ヶ月位後には

紙の本の出版予定です

 

みなさん宜しくお願い致します。

国会議員の長友しんじさんや

編集者のおかげもあり無事に出版できました。

 

線維筋痛症の理解者が1人でも増えて欲しいです

 

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目の関係でコメントが見えず

まだ公開出来ていない方ごめんなさいね。

 

コメ返も遅れたり出来なかったりでごめんなさいね

 

 

 

みなさんにとっていい日でありますように。

 

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