連日の比叡登りで(←はまた後ほどウプの予定)、脚がヒエーッ と言っているので、嵯峨野散策の観光コースで足休めすることにした。
↑シルエットは行程の標高(左の目盛り)。折れ線は歩行ペース(右の目盛り)。標準の速さを 100% とする速度を表している。横軸は、歩行距離。
出発点は、京都市営バスの「嵯峨小学校前」停留所。四条烏丸から乗り換えなし。帰りは、適当なバス停で、来たバスに乗ったら四条烏丸行きだった。便利なものだ。天気予報は曇り。
停留所から真っすぐ西へゆく。正面は小倉山(おぐらやま)か?
最初の訪問先は、「常寂光寺(じょうじゃっこうじ)」。
天保年間に建てられた「南無妙法蓮華経」の石碑。なるほど、ここは日蓮宗か。
寺の奥は、竹林がひろがる。
本堂の前の石燈籠がおもしろい↓。
何の馬なのかな?
石塔の下部に、道祖神?が彫り込まれている。この寺は石造物の宝庫だ。
「落柿舎(らくししゃ)」へ向かう↓。俳人・向井去来の別荘。師匠の松尾芭蕉が3度ここに滞在した。
「落柿舎」というからには、柿を撮しておかねばなるまい。
受付の案内に従って庭に入ると、柿どころではないみごとな草花が咲き乱れていた。ホトトギス↓
ノコンギク↓
貴船菊↓
↓フジバカマにとまるアサギマダラ。
この蝶は、フジバカマの蜜が好物らしく、まわりに人が減ると、飛んで来ては、翅を閉じたり展いたりしている。そこで、一句浮かんだ。投句函があったので入れてみたが。。。
ふじばかま すうてはひらく こてふかな
ぎとん
ひとがきを さくればかろし あきのてふ
ぎとん
↓赤い実は、ナンテン。下の白い花序は、オトコエシ?。
↓ツリフネソウらしい。ムラサキケマンではなさそう。
「落柿舎」の北側に、去来の墓がある。
「去来先生墳」の石碑があって、土盛りがあり↑、すぐ隣に小さな碑の立った墓がある。どちらがほんとのお墓?
秋風に ふきのこされて 墓ひとつ
瓢 齋
近代歌人の歌碑がならぶ。すぐ先には、西行が使っていたという井戸もある。
タイムレコード 20211016
「嵯峨小学校前」バス停1400 - 1414常寂光寺1445 - 1053落柿舎1520 - 1525去来の墓1530 - (2)へつづく。