藤川大輔プロのレッスン会での最近の取り組は、腕のテンションをスイング中常に維持する(途中抜けてしまうことがある)ことと着床点を手前に持ってきて一定化する(放り投げたりバラついたりしない)ことの2点を中心にやっております。
このために0歩助走⇒1歩助走⇒2歩助走⇒3歩助走⇒ぶらんぶらん投法⇒5歩助走⇒0歩助走⇒1歩助走⇒・・・のようなローテーション投球の練習をしております。(2歩助走と3歩助走を省くときもあります)
各段階は2回連続して納得の行く投球ができたならば次に進むようにしております。この練習をひたすら繰り返すのですが、結構単調な練習となりますので一人で練習するのが難しいことや自分で気づかない内に変な癖が付かないとも限りませんので藤川プロの監視の目が届くところでしかやっておりません。
藤川プロからは0歩、1歩はほぼ完璧、2歩、3歩は80%程度、ぶらんぶらんもほぼ完璧との評価を得ております。しかし、5歩助走になると良いときと悪いときのバラツキが大きくなってしまうそうです。どうも構えてからスタートする動作に問題があるのではないかということです。すなわち静止した状態からプッシュアウェイを経てスイングに移行するときに何某かの問題が発生してしまっているようです。そう言われてみれば5歩助走以外の投球は腕を伸ばした状態からスタートするので、構えからスイングに乗せるといった問題は発生しようがありません。
ならば一層のこと試合も全てぶらんぶらん投法で投げるということもありでは!?
ルール的には問題ないようです。しかし、廻りには嫌がる人もいるかもということでした。アプローチに上がってから投球終了まで時間的にはそんなに掛からないし、アプローチに上がってから投球動作に入るまでの時間が長い選手も少なからず見かけます。その方々に比べれば短いにも関わらず、その場に留まってぶらんぶらんしてからスタートするので時間が掛かるように感じてしまうのでしょう。
ということで試合では余程メンタルが強くない限り無理だろうと思われます。そこでいくつかの解決方法を教えていただき、自分に合ったものを見つけ出すこととなりました。
これらの中で最も良かったのが、以前にやったことがあるブラブラ歩き(そぞろ歩き)投法です。アプローチに上がる直前にボールを持ち上げ、小刻みに歩き始めます。この時指は入れていても入れていなくても構いません。私は中指と薬指は入れております。歩きながら親指を入れ小刻みに歩き続けます。そして5歩助走のスタート位置に来たら、ノンストップでそのまま5歩助走をスタートします。スタートまでどのような経路で何歩歩いたかはその時の気分次第ということになります。
5歩助走との大きな違いは5歩のスタート時点で既に初速があるということです。これだけの違いですが私にとっては大きく違ってくるのです。静から動への移行のタイミングのズレをこの初速が吸収してくれるようです。
ただ、ブラブラ歩きを始めてから何時もの5歩のスタート位置を常に気にしていなければなりませんので結構難しく感じます。慣れてしまえば出来るようになるとは思いますが、せっかくブラブラ歩きでのリラックス感が減殺されてしまいます。
それではということで次善の策で7歩助走を試してみました。藤川プロに見てもらうと5歩助走より大きく改善しているもののブラブラ程ではないとのことでした。しかしながら、実用上は差し支えないレベルであることと、スタート時の立ち位置等が明確になり、ブラブラ歩きでの精度低下と併せるとプラマイゼロではないかという見解でした。
総合的に見ると結局は7歩助走が一番いいのではないかという結論になったという次第です。7歩助走については、過去に何回も(末尾の参考欄の投稿だけでも3回)取り入れて、それなりの効果は出ておりました。しかし、その時々で理由があったのでしょうが、何故だか5歩助走に戻ってしまうのでした。
今回の7歩助走はどこが違うのでしょうか、もし同じだったらまた同じ失敗を繰り返してしまうことになるでしょう。自分で明確に意識しているところは、腕のテンションが抜けないように助走スピードを徐々に加速していることです。これでバックスイングのトップからボールが下降してくるときに常に前方へ引っ張るようなイメージを持つことが出来ているように思います。
とは言いつつも、これが上手く行ったとしてもまた別の問題が現れ、それを解決するためにとやっている内にまた5歩助走になってしまうのかも知れません。いわゆる悪循環に陥ってしまうでしょう。しかし、今のところ一つずつ問題点を潰していくしかありません。
かつてボウリングの入門書やハウトゥー本を読んで練習してもその通りできないもどかしさ。片や見よう見まねで誰からも教わらずメキメキ上手くなっていく人達を尻目に自分の運動神経の無さを嘆く日々。
ボウリングって本当に奥深いものなんでしょうね。誰しも基本から学んだのにも関わらず、一人として同じフォームやタイミングで投げているようには見受けられません。それ位に個性が現れるスポーツなのではないかと自分を慰め、自分に合った投球フォームやタイミングを見出すことが大切なんだと言い聞かせるしかないのでしょう。
こんなに悩むぐらいだったら、ボウリングを始めた頃に戻って純粋に楽しめたらと思わないでもありません。
<参 考>
これまでの7歩助走に関する投稿へのリンクです。
「7歩助走にしてみました! 」「7歩助走-再び」「またまた7歩助走に!」「5歩助走と7歩助走の違い(投球動画の分析)」
このために0歩助走⇒1歩助走⇒2歩助走⇒3歩助走⇒ぶらんぶらん投法⇒5歩助走⇒0歩助走⇒1歩助走⇒・・・のようなローテーション投球の練習をしております。(2歩助走と3歩助走を省くときもあります)
各段階は2回連続して納得の行く投球ができたならば次に進むようにしております。この練習をひたすら繰り返すのですが、結構単調な練習となりますので一人で練習するのが難しいことや自分で気づかない内に変な癖が付かないとも限りませんので藤川プロの監視の目が届くところでしかやっておりません。
藤川プロからは0歩、1歩はほぼ完璧、2歩、3歩は80%程度、ぶらんぶらんもほぼ完璧との評価を得ております。しかし、5歩助走になると良いときと悪いときのバラツキが大きくなってしまうそうです。どうも構えてからスタートする動作に問題があるのではないかということです。すなわち静止した状態からプッシュアウェイを経てスイングに移行するときに何某かの問題が発生してしまっているようです。そう言われてみれば5歩助走以外の投球は腕を伸ばした状態からスタートするので、構えからスイングに乗せるといった問題は発生しようがありません。
ならば一層のこと試合も全てぶらんぶらん投法で投げるということもありでは!?
ルール的には問題ないようです。しかし、廻りには嫌がる人もいるかもということでした。アプローチに上がってから投球終了まで時間的にはそんなに掛からないし、アプローチに上がってから投球動作に入るまでの時間が長い選手も少なからず見かけます。その方々に比べれば短いにも関わらず、その場に留まってぶらんぶらんしてからスタートするので時間が掛かるように感じてしまうのでしょう。
ということで試合では余程メンタルが強くない限り無理だろうと思われます。そこでいくつかの解決方法を教えていただき、自分に合ったものを見つけ出すこととなりました。
これらの中で最も良かったのが、以前にやったことがあるブラブラ歩き(そぞろ歩き)投法です。アプローチに上がる直前にボールを持ち上げ、小刻みに歩き始めます。この時指は入れていても入れていなくても構いません。私は中指と薬指は入れております。歩きながら親指を入れ小刻みに歩き続けます。そして5歩助走のスタート位置に来たら、ノンストップでそのまま5歩助走をスタートします。スタートまでどのような経路で何歩歩いたかはその時の気分次第ということになります。
5歩助走との大きな違いは5歩のスタート時点で既に初速があるということです。これだけの違いですが私にとっては大きく違ってくるのです。静から動への移行のタイミングのズレをこの初速が吸収してくれるようです。
ただ、ブラブラ歩きを始めてから何時もの5歩のスタート位置を常に気にしていなければなりませんので結構難しく感じます。慣れてしまえば出来るようになるとは思いますが、せっかくブラブラ歩きでのリラックス感が減殺されてしまいます。
それではということで次善の策で7歩助走を試してみました。藤川プロに見てもらうと5歩助走より大きく改善しているもののブラブラ程ではないとのことでした。しかしながら、実用上は差し支えないレベルであることと、スタート時の立ち位置等が明確になり、ブラブラ歩きでの精度低下と併せるとプラマイゼロではないかという見解でした。
総合的に見ると結局は7歩助走が一番いいのではないかという結論になったという次第です。7歩助走については、過去に何回も(末尾の参考欄の投稿だけでも3回)取り入れて、それなりの効果は出ておりました。しかし、その時々で理由があったのでしょうが、何故だか5歩助走に戻ってしまうのでした。
今回の7歩助走はどこが違うのでしょうか、もし同じだったらまた同じ失敗を繰り返してしまうことになるでしょう。自分で明確に意識しているところは、腕のテンションが抜けないように助走スピードを徐々に加速していることです。これでバックスイングのトップからボールが下降してくるときに常に前方へ引っ張るようなイメージを持つことが出来ているように思います。
とは言いつつも、これが上手く行ったとしてもまた別の問題が現れ、それを解決するためにとやっている内にまた5歩助走になってしまうのかも知れません。いわゆる悪循環に陥ってしまうでしょう。しかし、今のところ一つずつ問題点を潰していくしかありません。
かつてボウリングの入門書やハウトゥー本を読んで練習してもその通りできないもどかしさ。片や見よう見まねで誰からも教わらずメキメキ上手くなっていく人達を尻目に自分の運動神経の無さを嘆く日々。
ボウリングって本当に奥深いものなんでしょうね。誰しも基本から学んだのにも関わらず、一人として同じフォームやタイミングで投げているようには見受けられません。それ位に個性が現れるスポーツなのではないかと自分を慰め、自分に合った投球フォームやタイミングを見出すことが大切なんだと言い聞かせるしかないのでしょう。
こんなに悩むぐらいだったら、ボウリングを始めた頃に戻って純粋に楽しめたらと思わないでもありません。
<参 考>
これまでの7歩助走に関する投稿へのリンクです。
「7歩助走にしてみました! 」「7歩助走-再び」「またまた7歩助走に!」「5歩助走と7歩助走の違い(投球動画の分析)」