山浦清美のお気楽トーク

省エネ、農業、飛行機、ボウリングのことなどテーマ限定なしのお気楽トークができればと思っております。

水田から自然農の畑へ~畝立-その4(作業再開)

2023-01-08 | 農業
 年末年始は本業(ボウリングではありませんよ笑)が忙しくて一時中断していた畝立作業を再開しました。
この寒い時期でも草が生え始めて薄っすらと緑がかってきております。



 残りは2.6m幅の畝に0.4m幅の溝を切って1.1m幅の畝2本にする作業です。2.6m幅の畝は7本ありますが、カボチャなど広く這いまわる作物のため2本位は残しておこうと思いますので、5本溝切をすれば完了ということになります。
 本日は午後から少し時間が空きましたので早速作業に取り掛かりました。正月に鱈腹飲み食いしてふやけきった身体には心地よい刺激になりました。というのは嘘です。2時間の作業でたった1本の溝を切るだけでくたびれ果ててしまいました(笑)

 それにしても鍬という農具は優れもので実に上手く出来ています。これ1本で溝切作業が出来てしまいます。これを考案した人は凄いとほとほと感心させられます。どうですこのフォルム機能美の極致と思いませんか?



 土が柔らかければスーッと土の中に刃が入り込み柄をほんの少し捏ねれば梃の原理で軽々と土が刃の上に浮き上がり、そのまま柄を持ち上げれば土を動かすことが出来ます。これをスコップでやろうものなら何倍もの労力を要します。鍬に限らず様々な農具を考案して作業性を向上させてきた先人の知恵には敬服させられるばかりです。

 とはいうものの手作業ですから重労働であることには変わりありませんが・・・。

 他人から見れば「機械でやればいいのに何で人力でやっているのかな?」と理解に苦しんでいるいることでしょう。実際通りがかりの人から質問されることがあります。それも一人や二人ではありません。
 一々答えるのも面倒になり「好きでやってます。」と答えることにしました。そうすると呆れて二の句が継げず、さっさと立ち去ってくれて助かります。話好きの人に捕まると10分や20分位の立ち話となってしまいます。そちらは散歩のついでかも知れませんが、こちらは時間の合間を縫って作業をしているのですから結構迷惑なことなのです。とはいえ不愛想に対応すると今後の人間関係がギクシャクするので困ったものです。

 そんなこんなで田舎の生活は成り立っているのですから、自分だけはとはなかなかいかないものです。




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