連日連日 ニュースといえば、やはりコロナ。

来週からは 日中の外出禁止も解禁になる予定ではあるのですが、

一日の新規感染数が3万人台から2万人台になったというだけで、

果たして本当に終息するという日はくるのだろうかと、

なんだか落ち着かぬ日々でアリます。

 

母はすでに2回のワクチンを接種したものの、

この1年は徹底的に人込みを避け、

買い物と3男のお墓へは午後いちばんの時間、

つまり人がいちばん少ない時間帯に行くリズムとなっています。

まぁ3男のお墓は、敷地内の一番奥まで行くのにも何分もかかるくらい大きいし、

普段そんなに人が行き交う場所ではないですから、

密にならない 一番安全な場所ではあるのです。

そんなことで、天気が良い日には、

少し散歩をするのが気持ちがいいです。

 

暖かくなると、あちらこちらで草の芽が顔を出し、

木にも花がつきます。

今年はなぜか 一本の木が気になりました。

3男くんのとこから そんなに離れていない場所に、

一本だけ見事なピンクの花を咲かせているのです。

遠目からもサクラ系の木であることは明らかなのですが、

先日近くまで行ってみました。

ほぼ間違いなく八重桜の類のようでした。

ここでこの薄いピンクの花をつけているのはこの木だけで、

園内にとても彩りを添えているのです。

 

 

 湖面 ©pngtree

 

 

『一枝ぐらい』と、頂いて帰りたい衝動をぐっと抑えて、

今を盛りと咲き誇っている花には

毎日元気をいただいていたんですが、

そんな花も一気に散って、

若葉が出てきていました。

ただ 今年は何かその木が気になって、

初めて近よってみたのです。

するとビックリしました。

葉っぱが『桜餅』のアレそのものなのです。

コレはもう 「持って帰れ」と言われているのだと 勝手に 思って、

ちょっと失敬してきました。( ;∀;)

 

日本から離れていると、

手に入らないものは自分で作るハメになるのですが、

桜の葉の塩漬けはやったことがありませんでした。

早速調べてみると、アレはホントに八重桜の葉を使うのだと知って、

コレぞドンピシャなタイミングだと感心することしきり。

採りたての葉はまず軽く湯がいてみました。

 

 

 

 

見事な美しさを謳歌して我々の心を打ち砕き、

あっという間に散り去ってしまった桜。

君に似てるよね。

だから、君があの木のところにママンを来させた?

重ねた葉っぱに塩処理を施しながら、

思いは行ったり来たり。

 

 

 

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