どうも。
こんばんは。
丼はお好きでしょうか。
はやい、安い、うまいの三拍子を持つ丼(どんぶり)、丼大好きであります。
平日出先のお昼ご飯は比較的早飯が多く、よく丼にそばを頼むことが多かったです。
いかがおすごしでしょうか。
さて、今回のテーマは「谷口金属」の和の職人シリーズから『親子鍋』の紹介であります。
親子丼専用の鍋でありまして、独特な形の柄と中央に大きな空気孔のついた蓋であります。
目次
◯鍋グラビア
それではここから鍋グラビアであります。
水平にしておいたところであります。
ふたつでワンセットという考えであります。
柄の根本には彫り物がしてあるのであります。
裏面であります。
ここも少し寄ってみるのであります。
中央に日本製の刻印と鍋サイズが彫られているのであります。
これもなかなかオツなのであります。
そして蓋であります。
中央の空気孔と取手がついているのであります。
結構よく見る突起であります。
(何を言っているのか)
この空気孔のおかげで卵に効率よく火が通るのであります。
上下合わせてこういった印象であります。
アルミの持つ、薄い銀白色に輝き、ぼかすような光沢があります。
水平にしたところであります。
外側から見るとツルツルした表面でありますが、じっくりとみてみると模様が入っています。
鍋の中の模様であります。
槌目と呼ばれる、金槌でいいのかな?などでトントンと打ってつけていく模様であります。
蓋にもついているのであります。
写真だとわかりにくのでありますが、槌目で打たれているとこに表と裏があるのであります。
おしゃれといいますか、内側と外側で細工がしてあります。
こういった工芸の美しさが、鍋の中に練り込まれているのであります。
◯さっそく親子丼を作るよ
それでは親子丼を作っていくのであります。
まず、出汁を沸かすところであります。
この鍋も谷口金属のゆきひら鍋であります。揃えてしまいました。
出汁を作るのは人それぞれ好みなのですが、一人暮らしだと一杯あたりの出汁が、実はパックの方が安くて美味いのでありまして、今回はあごのパックをうちでつかっております。
そして、材料を切っていくのであります。
今回は鶏胸肉、ねぎ、旬のきぬさや、仕上げに降るみつばであります。
調味料は出汁7、みりん5、醤油3の比率であります。
少し勉強しまして、先に出汁で炊いてしまうのではなく、あらかじめみりんで鶏肉を炊いてから出汁と醤油を入れていく流れでありまして、そうすると柔らかくできるよってインターネッツに書いてありました。
冷たいところからみりんと鶏胸肉、きぬさやを入れていきます。
ここから一度中火で炊いていきます。
お肉に火が入ってきました。
きぬさや色変わっちゃうからあとでもよかったかな?いちおうこうすることでお肉が柔らかくなるようです。
お肉に火が入った頃合いをみまして、ネギを入れ、出汁と醤油を入れていくのであります。
とき卵はかき混ぜすぎないように、白身と黄身が別々に感じ取られる程度に混ぜておきます。食感が面白いのもいいんじゃないかと、これはテレビでやっていました。
蓋をして軽く炊くのであります。
火加減の見方が結構難しいのであります。
今回みつばを入れて炊きました。
卵とじの丼は、さじを持ってさらりさらりと食べる場合と、カツ丼のようにお箸でしっかり味のついた卵をおかずのように食べる場合がありまして、前者はあんかけご飯のように食べるイメージで、後者は具をおかずとして食べるイメージであります。
食べ方が人それぞれあり、それに合わせて卵の焼き加減が半熟か、完熟かで好みが分かれることをどこかで聞いたことがあります。
わては半熟派であります。
全く関係ないのですが、キッズが最も大好きな丼に「親子丼」が歴代殿堂入りしています。まあ食べ方は生活を持って学んでいくものなのでわからなくもないです。
そして、この日の夕食であります。
これひとつで夜飲み、親子丼サラダセットお漬物付きであります。
サラダはキャベツに桜でんぶがふってありまして、お漬物はスナップえんどうのお漬物であります。
◯応用編 親子鍋の使い道「早い・安い・うまい」
それでは親子鍋の使い道、応用編であります。
独特な鍋の形でありますが、親子丼以外にも親子鍋には使い道があります。
今回はお昼ご飯におすすめのカツ丼、そして二日酔いの朝食に前の残りの雑炊といったうちでやってみたことであります。
◯お昼ご飯におすすめ!カツ丼
お昼ご飯なんかに、スーパーへ寄ってみて、お惣菜のとんかつを買ってくるのであります。
溶き卵、千切りにした玉ねぎ、みつばを支度するのでありまして、出汁を少し取っておく、冷凍しておき解凍して、出汁7みりん5醤油3の比率をまた合わせておくのであります。
そして、トースターあたりでトンカツを軽く温め、衣をカリカリにしておくのであります。
玉ねぎを先に炊くのであります。
そこからとんかつを入れてすぐに溶き卵を入れていくのであります。
その後ふたをするのであります。
いちおう、個人的にとんかつの衣はややカリカリの方がわては好きなのでありまして、そのためトースターで外カリカリ、中あったかを目指しているのであります。
盛り付けが綺麗じゃないのはわての力量であります。片手で盛り付けることができる鍋なのでありますが、なかなか慣れるまですぐに綺麗にできないのであります。
思い出に学食の調理師さんから、蕎麦屋の亭主が盛り付けているところをみたことがあったのですが、すぐにあんなに上手くいかないのであります。
◯朝食におすすめ!雑炊
前の日に鍋なんてやって飲み明かした次の日に、さあモリモリ朝飯を。というわけにいかない時、鍋の残りを少し取っておきまして、これに冷や飯を入れて炊くのであります。
軽くネギなんてふったりするのもいいかもしれません。
二日酔いの朝一で揚げものの残りは結構キツいのでありますが、鍋の残り物程度だったらわての胃袋は入っていくのであります。
溶き卵入れて炊くのもいいかもしれません。
とてもあつあつなのでありまして、盛り付けるときにやや浅いお皿に敷くように盛り付けると、熱が効率よく抜けて、さじ一つすいすい入っていくのであります。
そんな親子鍋の紹介でした。
さて、この親子鍋は地域によって形が変わりまして、この親子鍋のように取手が垂直にあるものを関東型と呼びまして、斜め上に走っているものを関西型と呼ぶようです。
いちおうアルミなのでIHは難しいのでありますが、商品によってはステンレスのものも販売されています。
親子鍋、慣れてくると本当に「早い・安い・うまい」丼がおうちで作れるようになるのであります。
また明日。