6/12(土)下野竜也指揮によるN響2021年6月公演(東京芸術劇場:2日目)聴きに行きました























前半最初は、フィンジ/前奏曲と、それに続けてブリテン/シンフォニア・ダ・レクイエム
フィンジ作品に於ける格調高くも深い憂愁を湛えた弦楽響きから、そのままブリテン作品冒頭凄愴な響きへ。
"Lacrymosa" "Dies irae" に於ける不安感・焦燥感そして頂点に於ける凄愴さと、最後の ”Requiem aeternam"平安を希求する祈りに似た感情が、的確表現されていたと思います。

いつもより短い15分休憩を挟んで、後半ブルックナー/交響曲第0番
作為的なもの排したアプローチ透徹した響き好ましいものでした。

因みに、当初この日に予定されていた第1967回定期公演(Cプログラム)次のとおり

指揮:パーヴォ・ヤルヴィ
トランペット:ウラディスラフ・ラヴリック
ショスタコーヴィチ/祝典序曲Op.96
アルチュニアン/トランペット協奏曲変イ長調
ショスタコーヴィチ/交響曲第4番ハ短調Op.43





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