11月26日(土)東京から、



11時48分発東北新幹線・上越新幹線・北陸新幹線臨時「かがやき527号」金沢行乗車











13時15分着長野下車









































丁度この月ボストン響来日公演マーラー/交響曲第6番「悲劇的」等を指揮していたネルソンスが、SKOとの初協演採り上げたのは…マーラー/交響曲第9番
マーラー9番実演は、今年3月高関健&東京シティ・フィル10月ヘルベルト・ブロムシュテット&N響演奏をそれぞれ聴いたばかりですが、


SKOによる演奏を聴いたのは、2001年1月東京での公演に於ける小澤征爾、そしてOMF2017オーケストラコンサートAプログラムに於けるファビオ・ルイージ演奏に次いで3度目


第1楽章冒頭、ホールの特性なのか響き生硬なようにも感じましたが、第1主題の提示以降流石SKOの豊嶋泰嗣&矢部達哉のWコンマス率いる弦セクションとホルンのラデク・バボラークをはじめとする管打楽器実力如何なく発揮され始めました。
ネルソンスやや遅めのテンポ基調としつつも所々アゴーギクをかけ、生と死底流を成すこの楽章丁寧に描き出していきました展開部冒頭極端なピアニッシモの緊張感頂点の凄絶さ再現部からコーダにかけて美しさ…。

一転してやや速めのテンポによる第2楽章律動性第3楽章主部凄愴さ中間部深い感情表現も、この作品相応しいものでした。

そして第4楽章深々とした導入句の響きとそれに続く深沈たる第1主題の提示耳にした時は、やはり自然と眼に滲むものがありましたマーラー"ersterbend" (死に絶えるように)と記したコーダの美しさ最後の音が消え入った後長い沈黙意味深さ…。

全体の感銘度という点では、上述の2001年1月SKO東京公演に於ける小澤征爾2004年5月都響横浜公演に於けるガリー・ベルティーニ2010年4月N響第1670回定期公演及び上述の今年10月N響第1965回定期公演に於けるヘルベルト・ブロムシュテットの演奏等が更に上回っていたと思いますが、

今回の演奏も、少なくとも第3楽章中間部そして第4楽章大いに心揺さぶられるものでした。







当初長野駅前1泊し、翌日長野県立美術館「東山魁夷館」久しぶり訪れよう考えていたのですが、

諸般事情でそれは諦め18時15分発北陸新幹線・上越新幹線・東北新幹線臨時「かがやき536号」金沢発乗車して長野後にし





19時44分東京帰着





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