母と共に行った前月の「一之輔・わさび・小痴楽 三人会」に続き、






最初は、たい平の長男で5月に二つ目への昇進が決まっているという林家さく平による落語「一目上がり」。
明晰な語り口に好感を抱きました。
続いて、三遊亭小遊三による落語「蒟蒻問答」。
飄々とした趣に味わい深いものがありましたが、一方で、普段「笑点」大喜利で視ている小遊三に比べ、心なしか声の大きさや艶に老いを感じなくもありませんでした。
仲入りの後は、まず林家あずみによる三味線漫談。
明るい漫談と艶っぽい端唄が取り混ぜられた愉しいひとときでした。
トリは、林家たい平による落語「抜け雀」。
林家木久扇や六代目三遊亭圓楽等の「笑点」元出演者更には老老介護等をネタにしたマクラで時に笑わせ時にしんみりさせた後の本題では、人物&情景描写や間の巧みさがやはり光っていました。