上がり馬と実績馬、そして芝からダートに矛先を変えて好走したエアスピネルなど面白いメンバーの集結したエルムステークスをデータから紐解いていきます。


先ずは過去10年のエルムステークスの年齢別成績で見ていくと5歳以下の成績が勝率17.3%、連対率25%、3着以内率38.5%となっています。それに比べて6歳以上の馬は勝率1.3%連対率9%3着以内率12.8%とかなり苦戦しています。6歳以上の馬は少し割り引いて考えたいなと思います。


過去10年のエルムステークスの3着以内の馬の前走のレースでの人気を見ていきます。単勝が7番人気以下の馬が勝率0%、連対率5%、3着以内率7%となっていて散々な状況です。前走が6番人気以内の馬でほぼ決着しているというデータがでています。


そして前走4コーナーでの通過順が8番手以下の馬が40頭出走していて3着以内に1頭も入っていないということです。小回りの札幌ダート1700メートルなんで前に行ける脚質がかなり有利というデータが出ています。


エルムステークスが施行される札幌ダート1700メートルでの2018年以降の種牡馬別成績を見ていくとハーツクライ産駒が単勝回収率206%、勝率24%、連対率41%、3着以内率45%と優秀な成績です。キンシャサノキセキ産駒も単勝回収率204%となっておりこの2頭の種牡馬には注目したいと思います。


これらのデータを元に狙い馬を挙げていきます。


第一推奨馬はアナザートゥルースにしました。
人気馬の中で1番前から競馬を進められるという点を最重要にして選びました。去年は差し、追い込み決着にはなりましたが逃げ馬が多数いてハイペースになりすぎました。今年は去年ほどには先ずならないだろうと思います。データ的にも逃げ先行馬が有利ですしアナザートゥルースが1番狙うべき馬だと思います。実績ゆえに58キロを背負わなければいけないですが前走のアンタレスステークスでも58キロで2着となっていてそこまで気にすることはないと思っています。前走で負けたウエスタールンドも56キロから57キロに斤量が増えているし着順は入れ替わると踏んでいます。



第二推奨馬はアルクトスにしました。
この馬はG1のフェブラリーステークス、かしわ記念でも先行出来る脚があるほどで人気的にも是非狙いたい馬です。盛岡のマイルチャンピオンシップでも2着がありますしプロキオンステークスも勝っていてポテンシャルはかなり高い馬です。今回は現状では思ったより人気がないんで期待値を考えてもかなりねらい目な馬だと思っています。


第三推奨馬はリアンヴェリテにしました。
かなりの人気薄にはなりますが逃げたら渋といリアンヴェリテが今回は逃げれそうなメンバー構成なんで楽しみです。この馬は典型的な逃げ馬で先頭でないと力を発揮出来ないんです。去年のエルムステークスではドリームキラリ、マルターズアポジーという逃げたい馬が揃ったことで厳しい競馬になりましたが5着とよく踏みとどまりました。今回のエルムステークスではどうしても逃げたい馬はリアンヴェリテだけなんで楽しみにしています。


今回のエルムステークスは逃げ先行馬を狙い差し馬のウェスタールンド、タイムフライヤー、エアスピネルを軽視しました。リアンヴェリテがどこまで粘ってくれるのかが楽しみです。

 

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