肉屋さんの売上を上げる方法(算数編)

肉屋さんの売上を上げる方法(算数編)
ビジネス

今回は、キチンと知りたい?理屈っぽい人?の為の回です(笑)。
ということで、
売上=客数×平均買上額  という数式であらわすことができます。
ということは、売上を上げるということは、客数、もしくは平均買上額の
どちらか、もしくは両方をあげればよいということになります。

算数としての肉屋さんの売上とは

売上=客数×平均買上額(客単価のほうが身近かな)ということですから、
客数と平均買上額を分解してみてみます。

客数とは、既存顧客数+新規顧客数となります。
既存顧客は、今まで買いに来てくれたお客様が再度来てくれた、リピーターです。

新規客は、認知顧客と未認知顧客にわけられます。
認知顧客は、今まで知ってはいたけど買い物に来てくれたことはない方。
未認知顧客は、急に必要になる方

では、次は平均買上額です。
買上額とは商品単価×購入数であり、多くに場合は、平均商品単価×購入数となります。

さあ、理屈っぽいひとでもなんだか、面倒くさいような話になってきましたね。
最後にもう一つだけ、商品単価=原価+利益額といえます。

肉屋さんの売上を上げるには

ということは、今まで出てきました、算数の各パーツ、構成している式の一つ一つを上げるということです。
いかにも算数的ですね。机上の何とか、と思われる方もいらっしゃるでしょうが、
こういうのが好きな方もいるわけです、いませんか?

逆に嫌いな方も、多数いらっしゃると思います。
しかし利点もあります、このように整理する?のは、頭が煮詰まったときには
単純化できる良い方法でもあります。

話を元に戻しますと、

客数を伸ばす、もしくは平均買上額を伸ばすと売上は上がるということです。

では、客数を伸ばすには、既存顧客数、もしくは新規顧客数を増やすということになり、
結論、商圏がかなり広い場合などを除き、既存顧客を増やすことに力をいれる事が良いと思います。

なぜなら、新規顧客数を増やすためには、広告をいれるなど経費がかかることが多く、そのうえ成果にも
つながりにくいことが多いからです。

既存顧客数を増やすということは、どういうことでしょうか。
それは、リピーターを増やす、もしくは来店いただける間隔を短くする・来店頻度を上げる
ということです。

では、平均買上額を伸ばすというのは、どいうことでしょう。
単価の高いものを買っていただくか、一度に多くの個数(同じ商品・違う商品とわず)を買っていただくことです。
このために、何をすればよいか、考えてみてください。

自分の会社、お店を考えた場合、
客数を伸ばす施策をするのか、買上額を伸ばす施策をするのか、はたまた両方するのか。
その時の状況から、優先順位を決め取り組んでください。

最後に、結構多く聞く話は、何かに取り組んだ時、すぐに成果が出ないとやめてしまう。
以前取り組んだが、成果がでなかったから、やっても無駄という話です。

すぐに成果が出るにこしたことはありませんが、出ない場合でも繰り返しやってみる、
やり方を変えてみるなど何度も挑戦してみること、しつこさもが必要でしょう。

また、過去に成果が出なかったから、やる必要がないと考えるのもいかがでしょう。
その時には、まだはやかった、やり方が悪かったなど何か理由があるはずです。
そこまでしっかり考えて結論を出しください。

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