行政書士の関係するところの業務でも、電子申請化が進んでいます。

 先日、ある公証人と雑談していたところ、公正証書の電子化をするのだけど、保管している原本を、一枚、一枚、ひとの手でめくながら撮影して、電子情報に変えるんだと言われていました。

 区役所の昔の戸籍原本や法務局の昔の登記簿などは、原本をコピーして謄本を作成する前提であったためか、バインダー式の編綴簿で、取り得外しが簡単でしたが、公正証書にした原本は、複数枚数をホチキスとかで、ホチキスとで止め、契印やポチ穴で一組ってしてあるので、バラせず、結局、人力で一ページずつ開いて、撮影して行くんだそうです。

 話を聞くだけで、大変な事だと思いました。