というわけで先週のポストで“買ったよー”という報告をしたMHW-3 BOMBERの「DH FILTER BASKET(DHバスケット)」が早くも届いたのでご紹介。
まずは外観から。
表面は滑らかで、仕上げも美しい。裏面には“DH”のプリント。
そう、見てわかるように、スプリングの溝がないリッジレスタイプ。
リッジレスのバスケットって、タンパーの使い心地は良いんだけれど、抽出後、ポルタフィルターをノックボックスに叩きつけたときにバスケットが浮き上がるような感触があって、それがあんまり好きじゃないのよね(これは以前テストしたBING BANGで感じた)。
で、このバスケットの特徴のひとつが、ホールの大きさ。
写真でわかるように、中央付近のホールは大きく、外側のホールが小さくなっている。これはIMSのBIG BANGと同じような考え方で、バスケットの中央にお湯を集中させよう、という設計思想のよう。
BIG BANGではそれが裏目に出て、中央ばかりから抽出されてしまうのがイヤで使うのをやめたけれど、DHバスケットではどうなるか。
長年愛用しているIMSのバスケットと比べるとこんな感じ。
IMSと比較すると、DHバスケットのホールが小さい!
とはいえIMSは、ホールひとつひとつに面取りしてあるから大きく見えるだけなんだけれど。
横から。
見てわかるように、DHフィルターは今流行りというか、スタンダードと思われるサイドウォールがほぼ垂直のタイプ。
この形状のバスケットは、だいたい抽出後のカスが取れにくいので、正直、あんまり好きじゃないのだけれど、DHフィルターはどうかなぁ。
続いて、IMS BIG BANG、PULLMAN FILTRATION 876との比較。
一見、同じように見えるけれど、細かいところで違いがあって、比較するとおもしろい。
形状はどれも似ているけれど、DHフィルターはBIG BANGとFILTRATION876の中間的な形状で、サイドウォールが底面にいくほど絞り込まれている。
カスが取れにくいとイヤだなぁ……。
というわけで、しばらく使ってみて使用感をレビューしたいと思います。
……と、グループヘッドに装着してみたら、今までよりもハンドルが硬くなった。たぶんIMSよりも少しだけ高さがあるんだろうね。
とはいえ、これはぼくが普段、軽めにセッティングしているから感じることで、おそらくは一般的な重さだとは思う。ちょっと力が必要なくらいだから。
ガスケットを変えるかどうかまでは……使いながら考えてみよう。