セミナーレポート Part2「子どもを信じる」ってどんなこと?~不登校の子どもとの接し方~

事務局の金子(J)がお届けします。

今回はセミナーレポートPart2として
みなさまから頂いた感想をご紹介します。

セミナー参加前、どんなことで悩んでいましたか?

学校に行かないと決めた子どもの意思を尊重したままでよいのか悩んでいました。(YOHUKASHIさん)

家の中では家族全員が自分のペースで落ち着いて過ごせているものの、中1の不登校かつひきこもりの息子を、見守っているだけでよいのだろうかと悩んでいました。(Tazonさん)

子どもを信じていると思っているが、ふと不安がよぎるときがあり、そんな自分が嫌だなぁーと思うときがありました。(カモミールさん)

何が決め手となって申し込みましたか?

まさしくタイトル。(なおみさん)

びーんずネットさんが、ずっと願っていた田中先生をゲストにお迎えして夢がかなった!と紹介文で書かれていて、これは絶対にステキなセミナーに違いないと思って参加しました。(むぎむぎさん)

『子どもを信じること』を購入して興奮しながら読んでいるところだったので、とてもタイムリーで飛び付くように申し込みました。(エマさん)

『子どもを信じること』を読んで自分の助けになったので、直接お話が聞けるチャンスだと思ったので。(若草物語さん)

どんな気づきや学びがありましたか?

一般論でいう「子どもを信じる」を根本から覆す内容だったと思います。本は不登校真っ只中のときに出会ったら辛くて読めなかったかもしれないと思いながら聴いていました。

親は子どもに「こうなってほしくない」と失敗しないように&つまずかないように前もって環境を整えてしまいがちですが、失敗こそ経験であり「知らない」「できない」から自分で学んで立ち上がる力を養う機会でもあるんですよね。

つまずかないように先回りして環境を用意してあげることが親のサポートではなく、どんなことがあっても「見守ってもらえる」「余計な口出しをされない」という安心感のもとで、自分の目で見て確かめて感じさせる。そのことが親とは違う世の中の見方を子ども自身が「自分で」つくっていく。

「子どもは褒めて育てましょう」といろいろなところで言われてきて、褒めて育ててきたつもりですが、褒めることは気をつけたほうがいいことなど、「いろいろ手出し口出しをしてきてしまったなぁ」と少々耳の痛いところもありました。

思春期真っ只中の親として「子どもを信じる」を根本から変えてくれた田中先生とびーんずネットに感謝です。ありがとうございました。(向日葵さん)

主体性や見守ることの重要性はわかっていましたが、日常の生活で、結構な頻度で子どもをコントロールしていることに気づきました。(えりさん)

とくに「子どもは親に加工された現実にしか触れていない」というのは、まさにその通りだなと思いました。(みのちゃんさん)

本当に子どもを信じていればいいんだ、ということです。愛情は自分のためにあるのではなく、子どもを信じる心なんだということ。
子どもの体験を奪っていたということもショックでした。が半面、これからもっともっと私自身が楽になれると感じました。(マッキーさん)

親は親で、子どものことは子どもにまかせ、自分の人生を生きて、転んだり泣いたりしているところを子どもに見せていけばよいのかなと覚悟を問われた気がしました。(きよさん)

気をつけるようにしていたつもりが、やはりまた最近、小言や指示を口にしていたことに気づかされました。意識が足りなかったと反省いたしました。それにしても先生と金子さんのやりとりがとても自然体で、ステキでした!先生のお話も、もちろん良かったですが、金子さんのコメントも同じくらい素晴らしかったです。(ひろりんさん)

どのような人におすすめしたいセミナーでしたか?

学校の先生に知って欲しいです。先生も楽になるんじゃないかなぁ。(はしもと しろうさん)

親の価値観で、子どもにこうすべきと指示しがちな人たちや、家がホッとできる場になっていない方たちにおすすめしたいセミナーでした。(まゆさん)

ぜひ学校の先生方、教育委員会の方、保護者に。
以前、東大に3人の子どもを入学させたカリスマ的な母親の講演会のチラシが学校経由で配布され、主催が市の教育委員会だったことに大きな衝撃をうけたことがありました。窮屈な学校教育の中でもがいている子どもたちを窒息させるようなことだ、と悲しくなったことを今でも思い出します。田中先生の講演こそ、教育関係従事者や保護者に聞かせたいです。(Tazonさん)

息子が登校渋りをしていた頃、毎日嫌がる宿題を横で見たり、早く寝かせたり、朝から起こしたり……といっぱいいっぱいだったあの頃に今日のお話を聞いていたら、目からいっぱいウロコが落ちて楽になっていたんじゃないかなぁと思いました。(むぎむぎさん)

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その他、本当に数多くの、
そして貴重なご感想をいただきました。
毎度ながら、温かい皆さまからの感想は
本当に大きな励みになります。

重ねまして、
ご参加いただきました皆さまに、
心から感謝いたします。
ありがとうございました!

セミナーの全体像をお伝えするレポートはこちら↓
https://beans-n.com/event/report20210424/

金子(J)

Jプロフィール丸

 

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7年間の不登校から15歳で飛び込んだ社会は、思っていたよりあたたかかった

実際に社会に飛び込んでみて思ったこと。

夢を追いかける中で、不登校時代のトラウマと向き合う決心をしたこと。

不登校支援団体のボランティアスタッフとして、不登校の当事者・保護者の方々とのたくさんの出会いを通じて感じたこと――。

美空さんがこれまでご自身のラジオアプリで語ってきた内容を今回、不登校を軸にして一冊の本にまとめました。

読み終わったときにはきっと、安心と希望を感じられる、そんな一冊になると思います。

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