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顔が腫れる丹毒:冷えとり15年目の夫の毒出し

冷えとり16年の顔の腫れの毒だし
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こんにちは。

冷えとりコーディネーターの風茜です。

家族で冷えとりをしています。

私が冷えとり17年、娘が冷えとり16年、夫が冷えとり15年目に入りました。

今回は、秋の始めにあった夫の顔が腫れる毒出し(丹毒)のことについてお伝えいたします。

最初はリンパが痛かった

夫は仕事環境が今年変わりました。今まで冷房のきつい場所ではなかったのですが、今年度はほぼ8時間冷房の部屋で仕事をするというような環境になりました。

おまけにとてもストレスフルな仕事環境だったため、やめていたお酒が復活してしまったり、あまりに暑い夏だったためアイスクリームを食べるということやストレス解消のために甘いものを食べるということが増えた夏を過ごしました。

そして急に涼しくなった頃になんだかリンパが痛いということを言い始めました。進藤義晴先生の本によると以下の通りに書かれています。

秋の初めは夏の冷え(水遊び、甘いもの、冷たいものの摂りすぎ、強い日差しによるのぼせなど)が原因で熱を出しやすい時です。

出典:進藤義晴『医者知らず「冷えとり」で完全健康人生』

このことを知っていたので冷えとりの毒出しがついにやってきたのだなあというふうに夫も感じていました。 

高熱でコ◯ナかもと心配に

最初のうちはリンパがただ痛いと感じるだけだった症状でしたが、だんだん体がゾクゾクし始めて熱が上がり始めました。37.5°から最高39.5°まで熱が上がりました。ちょうどコロナも流行っていたので、もしかしたらコロナに感染したのかもしれないと思いました。

あいにく発熱したのが土曜日の夕方だったので、すぐにお医者様にかかることはできませんでした。とりあえず解熱剤カロナールを飲ませました。それでもめちゃくちゃリンパが痛いと言うのでアイスノンや保冷剤でリンパの辺りを冷やしました。 

発熱をしてから2日目の朝には解熱剤のおかげで36°後半の体温に戻りました。 ただし、夫は平熱が35.6°ぐらいなので、36°後半の体温というのは夫にとってはまだかなり高い体温でした。

ちょうど仕事で抗原検査をしていた結果が届き、陰性だったのでコ◯ナではないことがわかり一安心しました。

ところが...

みるみる顔が腫れていき、おたふくの疑い

耳の下のリンパが痛く、耳の下からどんどん顔が腫れ上がっていきました。 

夫はおたふく風邪を引いたことがない、おたふくのワクチンを接種していないという理由から、もしかしたらおたふく風邪にかかってしまったのではないかというふうに疑いました。

ところが、おたふく風邪であれば首と顔の境界線がなくなるぐらいの腫れがあるはずなのですが、そういった腫れはなく、ただ顔の半分が殴られたように腫れているというような症状でした。

丹毒のめんげん

このようなわけで、心配なのでお医者様を受診しようということを決めました。しかしながら、かかりつけ医からは、そのような症状と高熱である場合は、コロナの疑いがあるから受診はできないと断られてしまいました。

陰性だと主張したのですが、その検査から時間が経過しているのでお断りされました。

仕方がないので、ネットでいろいろ探してようやく耳鼻科を探して、そこに行くことにしました。 

耳鼻科に受診してさらに大病院へ

結論として、医者を受診したのは良かったと思います。耳鼻咽喉科の先生は夫の症状を見るなり、これは大変な病気にかかったと診断されました。

場合によっては即入院しなければならないので、もっと大きな病院に行くことを勧めてくれてすぐに紹介状を書いてくれました。

その病名は丹毒でした。 

丹毒とは

丹毒とは、表皮の下にある真皮と呼ばれる部位にA群β溶血性レンサ球菌などが感染して生じる病気のことです。

顔や四肢に発症することが多く、発症すると感染した部位が赤くやや盛り上がった皮疹ひしんができて痛みを生じるようになります。また、発熱や悪寒などの全身症状を引き起こすことも多く、リンパ節の腫れや吐き気・嘔吐などを伴うことも少なくありません。

丹毒は抗菌薬の投与を行うことで改善しますが、再発を繰り返すケースもあります。また、重症化すると感染が起こっている部位に膿うみがたまったり、組織の壊死が生じたりすることもあります。

出典:メディカルノート

確かに丹毒はコ◯ナと同じような症状があったのです。ただ唯一違った点は皮膚が赤く盛り上がって腫れるといったことだったのかもしれません。そしてこの異常に早く気がつき受診を決めた夫は、その判断力が良かったと思います。

冷えとりをしていると、そういう危機感もすぐに気がつくようになります。

実は丹毒は非常に怖い病気で、少し発見が遅いと重症化して組織が壊死してしまうというようなこともあると後から知りました。

丹毒は皮膚に細菌が入り込むと生じる病気です。夫の心当たりとして耳かきをした時に耳に傷が付いてそこがグチグチしてちょっと痛かったという記憶があったそうなので、もしかしたらそれが原因かもしれないと言っていました。そしてその時は非常に仕事で心身ともに疲れていたというので免疫力も低かったのかもしれません。

早期発見で手術に至るということにはならなかったので良かったと思います。ただ治療をしっかりやっておかないと再発しやすい病気ということなので、 薬を使って治療をしっかりとすることになりました。 

丹毒の治療

夫の場合は点滴を5日間続けて行うという治療になりました。

点滴はセフトリアキソンナトリウム静注用1g2瓶 クリンダマイシンリン酸エステル注射液600mg 「サワイ」1瓶を2時間かけて行います。

まず初日に血液検査をしました。CRP(C-反応性たんぱく)が異常に高かったので体内での急激な炎症が起こっているということでした。

 点滴の抗菌剤を5日間投与するした後にまた再び血液検査をして問題がなければ治療は終了です。まだ数値が悪い場合は引き続き治療は続くということになるという説明を受けました。点滴は1回に2時間かかるのでかなり夫にとっては負担でしたが仕方ありません 。

丹毒は再発を繰り返すこともあるため、治療は医師の指示に従って行い抗菌薬などを中断しないようにしなければならないからです。

点滴1日目

かなり楽になって起きて過ごせるようになり、映画を観たり、漫画を読んだりする。夜にまた37.5°の熱が出る。新しい皮膚の腫れができて絶望する気持ちになる。

食欲はあまりなく食べられない。

点滴2日目

医者に相談するとあまり強い薬を使っていないので、点滴3日目までは熱が出たり、頭が痛くなったり、新しい部分が腫れるということを聞き、少し安心する。医者からは抗生物質をいれているので少し食べるようにしてくださいと言われて、あまり食欲は湧かないけれど少し無理して食べるようにする。

あと殴られたような顔も困る。ただマスク生活だったのが幸いです。

点滴3日目

点滴が効いて顔の腫れはなくなりましたが、白血球も殺してしまい、かなり免疫力が落ちているから、コ◯ナに感染しやすい状態になっているため、あまり外出しないで家で養生するようにというドクターストップがかかりました。

まれに皮膚に入り込んだ菌を殺すための点滴が他の血液の成分をも殺してしまうというケースもあるとのことでした。

いったん点滴は中止。3日間は飲み薬を飲むように。

夏の間、暑くてシャワーだけだったというのもよくなかったのかも。

反省して今日から最低20分は湯船につかります(涙)

1週間後

飲み薬が効いたのか、1週間後の血液検査の結果、正常値に戻りました。

お風呂にもしっかり使って、夫としては10分はつかるようにがんばりました。

食欲も戻りましたが、暴飲暴食は控えるようになりました。

反省して、お酒を飲むのは週末だけ。

甘いものも毎日はやめて、せめて3日に1回にしようと決意するくらい、つらい症状でした。

発熱から回復まで、靴下が次々破けました。

まとめ 本人自覚の夏の冷え

最初は耳垢掃除の際の耳についた傷から始まった夫の丹毒でしたが、この夏は、甘いものの食べ過ぎやアルコールの飲み過ぎ、冷房の場所に長時間いたということで体を冷やしていたという自覚もありました。

秋になってストレスのために猛烈に食べ過ぎていたというのもこの毒出しのきっかけになったという自覚もあります。

夏に冷えすぎると、秋の始めに熱を出しやすいというのが本当にその通りになりました。

私たち家族は冷えとり健康法でかなり健康になりました。でも冷えとり健康法を盲信しているというわけではありません。このように医者にかからなければならない時というのは頑固にならずきちんと専門医の言うことを聞いて健康に心がけています。

でもなにかあったときはとても心配ですよね。

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