ポーランド人彼が喜んだ『彼ごはん』を書いていますが、彼が喜んでいる基準についてお話ししたいと思います。
彼は、基本的によく人を褒める人です。
作ったごはんに対して、「まずい。美味しくない。」は絶対に言いません。
何が言いたいかというと、彼は簡単に自分の本音(特に不満や文句)を言わない人だということです。
これは、だいたい他の人にも共通することですが。
美味しい料理を食べた時、けっこう早い段階で「美味しい~!!!」って言います。
初めの一口で反応します。
人によって異なるけど、うちの彼の場合は、興奮気味になったり、早食い気味になります。
美味しいけどなんか足りないって時は、少し時間を置いて、「美味しい。」と言います。
そして、美味しくない時、無言で食べ続けるか、抑揚ない声で「うん、美味しい」と言います。
美味しい?ってこちらから聞いた時に、「大丈夫。」と言った時、これも「美味しくない」を意味する。
私としては、美味しくない時はハッキリ教えて欲しい!!!
そうしないと、いつまでも私は彼が好きじゃない料理を作って、彼は我慢して食べてのくり返しになるから。
時々、"作ってくれたものは、何でも美味しく食べるべき"って言う人がいますね。
私はそう思わない。
好きでもない食事を食べさせて、美味しいと言わなきゃいけない、感謝しなきゃいけないって。
自分が幸せな気分になること前提で料理作ってるのと同じだと思う。
自分が気持ちよくなるために相手を利用してるだけじゃんと思うんだよねぇ。
実は母がこういうタイプで、そういった不快な経験もあってか、美味しくない時は教えて欲しいし、感謝が欲しいとも思っていません。
教えてくれた方が、自分もスキルアップできるし。
それに、自分が作りたくて作ってる。感謝されるために作ってない。
うちの彼の場合、何度聞いても遠慮して言ってきません。
だから慎重に引き出してます。(笑)