ちゃんと更新続けられたわ‼︎

偉いでしょ?

褒めてくれてもいいのよ?

……ごめんなさい……

 

こんな細々更新にも関わらず、お読みいただいてる方々、いつもありがとうございます。先日更新したこともあり、メールでのご相談やご質問を、幾つかまたいただきました。

前回の記事でやっと大橋殿の名前が出せたので、先ずは質問でもいただきました、僕がオープン当事者として在りたいと、その方が自分らしい生き方だと見つけた転機を、①と②に分けて載せたいと思います。

 

僕は大学入学してすぐに、おなべバーでのバイトを始め、そこから約10年間、夜の世界に片足以上突っ込んでいました。

夜の世界に入ったのは、元々の興味と、1番の理由は大学生活からの逃げですね。

大学進学に伴い、6年ぶりの共学となることで、当初は、純男と変わらない生活を思い描いていました。しかし現実は、お世辞にも男性には見えず、ボーイッシュおデブ女子の外見から抜け出せずにいたのです。

6年間女子校で過ごしたこともあり、女性のコミニュティに溶け込むことは出来ても、同年代の男性との付き合い方、距離の取り方が分からず、そのコミニュティに入ることは出来ずにいました。

 

因みに、未だに同年代の男性は苦手です。

先輩後輩関係など上下の関係性があれば問題はないのですが、それが友達関係となると、緊張感が出て構えてしまいます。

僕の友人関係で、戸籍も身体も男性、いわゆる純男である友人は、ゲイばかりです。

純男且つヘテロセクシュアルである友人は、親友の旦那、ただ1人だけ。

旦那とは、今は一緒に温泉にも入れる仲ですが、昔の旦那は、ナルシスト気質の走り屋さんで、とっっっても尖っていたので、緊張感MAXで接し、仲良くなれると思ってもいませんでした。旦那との出会いから10年以上経ち、今では旦那も親友の変態力に侵食され、尖りは皆無、口調はゲイバーの店子のように変わり果てています。

 

高校時代は、性別関係なく「まめ」という一人の人間として、友人関係を築けていた為、余計に大学生活のギャップと息苦しさを感じ、自分と同じコミニュティであるおなべの世界に足を踏み入れたのです。

おなべバーでの環境は、当初とても居心地が良く、どっぷりハマり、0時から7時まで働いた後、お酒と汗でドロドロになった身体とスーツ・サングラス・セカンドバックを装備した姿で大学に通学してました。

その結果、大学1年時の取得単位数は、4単位。良く4単位も取れたもんだなと、逆に驚きものです。

 

おなべバーでの仕事はとても楽しいのですが、その居心地の良さに「当初」と付けたのは、そこのコミニュティで良しとされる男らしさや、本物のFTMとは何かとの考え方、これらに対し違和感を感じてしまったからです。

例えば、椅子に座るときは必ず大股、女性より三歩先に歩く、喋るときは荒っぽく、彼女と喧嘩した際に壁を殴って穴を開けた、飲む・打つ・女の考え方、などなど。

また、女性の過去を捨て男性社会に埋没することが本物のFTMである、などなど。

 

僕ね、これ全部、当てはまらないの。

 

必ず大股?お客様に失礼よ。

三歩先に歩く?並んで歩きたいでしょ。

荒っぽく喋る?ヤダ怖い。

壁に穴開ける?お家や物は大切に。

飲む打つ女?お金は計画的にね。

ハンバーガーは潰して食べるのが作法って教わったとき、ドリンク吹き出しそうになったわ。

 

治療に関しても、本物のFTMであったらガイドラインなんかに沿わないとの考え方が強く、先輩方は、保険証さえ提示すれば、自己申告で好きなだけ投与してくれるクリニックに通院していました。

食べ飲み放題が大好きな僕ですが、ホルモン注射の打ち放題には、全く心ときめきません。

僕は、ガイドラインに沿って治療してきましたが、当時はまだホルモン注射の許可は下りていませんでした。当時は、1日でも早くホルモン注射を投与したいと思ってはいましたが、そこで投与してしまったら、これまでカウンセリングに費やした努力を信用性の乏しいクリニックで全て失うことになり、また、ガイドラインでの治療を応援してくれている両親を裏切ることになります。

僕には先輩方の誘いを断る判断しか浮かびませんでした。

結局僕は最後まで、先輩方の考える本物FTMから外れ、お店のゴタゴタと当時の彼女さんを寝取られるまで、そこで勤め、次のお店へと未治療のまま羽ばたいていきました。

 


この時僕の中では、FTMとはなんぞや?本物ってなんぞや?

やはり女性の過去は捨てなければいけないのか?と、自問自答を繰り返していましたね。

この転機①では、まだ大橋殿は登場しません。でもこの経験があったからこそ、この後の大橋殿との出会いが転機②となったのです。

その転機②を早く書けと大橋殿のマネージャーからも突かれていますので、なる早で更新したいと思います。


 

 

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