前回の続き。
中山平温泉駅からのんびり歩くこと約20分。
「鳴子温泉郷 中山平温泉 名湯秘湯うなぎ湯の宿 琢琇」に到着。
■名湯秘湯うなぎ湯の宿 琢琇
住所:宮城県大崎市鳴子温泉星沼20-9
日帰り入浴時間:10:30~14:00
料金:大人1000円/子供400円(湯めぐりチケット大人4枚/子供2枚)
公式サイト:https://www.takuhide.co.jp
「琇」が常用外漢字のため、現在は「琢ひで」が正式名となっている様子。
赤い絨毯が敷かれたエントランス。
この人力車は稼働するのかな。
フロントで湯めぐりチケットのシールを渡して、
スタンプラリーのスタンプを押してもらって入館。
ここは、湯めぐりチケット4枚という、中山平温泉では最も高額な設定。
同様にチケット4枚の「仙庄館」はがっかりな感じだったのだけれど、
果たしてここはどうなのだろう。
エントランスとロビーは清潔にお掃除されていて、明るくて綺麗。
青春18きっぷで行く、温泉番付。
中山平温泉は、鳴子温泉郷に内包される温泉。
距離が離れているので、泉質はびっくりするほど異なるのだけれど。
宿泊客用の浴衣。
館内に3箇所(混浴露天風呂あわせて4箇所)も大浴場があり、
館内で湯巡りを楽しむことができるとのこと。
これは期待が高まる…!
まずは1階の内湯へ向かったところ、脱衣所の時点で混んでいたので、
露天風呂から行ってみようとすると、やはり賑やかな話し声が……。
引き返して2階の温泉の様子を見に行くことにした。
途中で通り過ぎた休憩所。
冷えたお茶が用意されていて、日帰り入浴の客でも自由に利用できる。
近年に改装されたのか、つやつやの新しい廊下をてくてく。
それにしても、広い。
入口からは想像ができない広さと聞いてはいたものの、
これは、普通に迷子になる。
エレベーターで2階に上がり……
2階の廊下を、案内に従って奥へと進み……
「秘湯を守る会」の白提灯に遭遇したりしながら、
やっと2階の大浴場に到着。
時刻は午前11時。
この時間帯は、左手の「芍薬の湯」が女湯、右手の「石橋の湯」が男湯になっていた。
女湯の脱衣所は、先客ゼロ。
脱衣所を入ってすぐ目に入るところに貼ってあった注意書き。
撮影禁止であっても、「撮影厳禁」と書かれておらず、
「撮影はご遠慮ください」という感じの温泉宿の場合は、
許可を得れば無人の時に限り撮影許可をいただける場合がある。
ということで、フロントで撮影許可をいただいて戻ってきた。
相変わらず利用客なし。
おそらく1度に10人くらいが利用できるのだろうけれど、
ソーシャルディスタンスを考慮してか、籠の数が減らされていた。
現在はこの籠の数が、なんとなくの定員。
洗面台は2箇所。
アメニティは、資生堂の化粧水と乳液が置かれていた。
ドライヤーは1個のみ。
この規模の大浴場にしてはかなり少ない。
立ち寄り入浴で髪の毛を洗いたい場合は注意。
入浴心得。
それでは浴室へ。
自然光が入る構造で明るく、
石造りの湯船は7,8人が同時に入れる広さ。
洗い場は5箇所。
アメニティは、どこのメーカーかわからないけれど
シャンプーとコンディショナー、ボディーソープが置かれていた。
やや緑がかった温泉は、化粧水のようにとろっとろ。
中山平温泉といえばこれ。
この「美肌の湯」!
湯温は熱めで、この日に入ったお風呂の中では一番熱かった。
高音の源泉を、ちょろちょろと掛け流し。
湯口付近は本当に熱いので注意!
併設されている半露天風呂へ。
大きなたらいのような形状の壺風呂は、内湯より入りやすい温度でかなり深い。
中にステップなどないので、小柄な女性や子供は気をつけないと危ない。
湯船に体を沈めると、自分の体積分の温泉がざぶーんとオーバーフロー。
平均身長の私が尻をつけて座ると、鼻の下までお湯につかるくらいの深さだった。
水面に緑が映るのがまた素敵。
ついつい長居したくなる居心地の良い温泉だった。
2階は穴場かもしれない……。
結局、始終貸切状態で、隣の男湯も人の気配がしなかった。
とびきりの美肌の湯をひとりじめ。
もう、この時点でだいぶ満足。
既に元を取った気分でいたのだけれど、露天風呂はさらにすごかった。
次回↓へ続く。
ぽちっとな( ˘ω˘)
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