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【大神雄子も大注目】第32回都道府県対抗ジュニアバスケットボール大会2019 男子京都・女子大阪優勝

第32回都道府県対抗ジュニアバスケットボール大会2019

各都道府県中学校から選抜された選手で構成されたチームによって対戦する「都道府県対抗ジュニアバスケットボール大会」通称「ジュニアオールスター」

【ジュニアオールスターとは】

「都道府県対抗ジュニアバスケットボール大会」は昭和63年にスタートし、今年2019年で32回。「都道府県対抗ジュニアバスケットボール大会」という名称では最後の大会となる。
現在は、男女それぞれ都道府県と開催地枠の計48チームが出場。16組に分かれて予選リーグを行い、各組1位が決勝トーナメントに進む!

【男子京都代表】

4波多野 心優 183 京都市立加茂川中学校
5髙山 鈴琉 167 京都精華学園中学校
6松浦 伶歩 165 亀岡市立詳徳中学校
7髙木 良太朗 176 京都精華学園中学校
8西村 陽太朗 182 京都市立加茂川中学校
9佐々木 大知 171 亀岡市立詳徳中学校
10中西 夏暉 182 井手町立泉ヶ丘中学校
11辻 永遠 170 京都精華学園中学校
12西村 星汰 175 京都精華学園中学校
13柴田 菖悟 179 向日市立寺戸中学校
14滝本 純也 193 京都市立双ヶ丘中学校
15加納 光之助 184 亀岡市立詳徳中学校

第32回都道府県対抗ジュニアバスケットボール大会2019 男子京都

【男子東京A代表】

4榮田 敏久 159 実践学園中学校
5竹田 光騎 164 実践学園中学校
6テーブス 流河 174 実践学園中学校
7至田 朱里 175 世田谷区立梅丘中学校
8大柳 亮太 177 東海大学菅生高等学校中等部
9塚本 夏生 179 日本学園中学校
10武内 優空 182 台東区立柏葉中学校
11川俣 雄大 181 東海大学菅生高等学校中等部
12堀内 星河 183 実践学園中学校
13岩井 弾 183 江戸川区立小岩第四中学校
14神原 太陽 187 荒川区立尾久八幡中学校
15竹内 龍ノ介 188 東海大学菅生高等学校中等部

第32回都道府県対抗ジュニアバスケットボール大会2019 男子東京A

【男子決勝レビュー】

男子決勝戦は、初優勝を狙う京都代表と2年連続で決勝戦に挑む東京A代表の一戦。
京都代表は準決勝で前回覇者の岡山県に勝利、「ディフェンスからの速攻が持ち味」と「役割分担」を主軸にチーム全員でのバスケを武器にしている。一方の東京A代表は、アメリカのNCAAで活躍するテーブス海を兄に持つ、テーブス流河というスター選手を擁している。

第1ピリオド、試合最初の得点は、東京A代表のテーブス流河がいきなりのバスケットカウント。しかし、京都代表は髙山鈴琉、西村星汰らのドライブで反撃。すると東京Aはファウルトラブルに陥り、第1ピリオド17-13、京都代表4点リードで終了。

第2ピリオド、京都代表の波多野心優のドライブインと3ポイントシュートで流れをつくる。一方、東京A代表は、川俣 雄大・至田 朱里・大柳 亮太で得点を重ねる。しかし、京都代表の「ディフェンスからの速攻」が生き、28-22と6点差にリードを広げ前半終了。

第3ピリオド、京都代表の髙木良太朗が3連続3ポイントシュートを決め切る。追いつきたい東京A代表は、フィジカルの強い岩井弾がオフェンスリバウンドから、3連続得点で食らいつく。42-35と京都代表の7点リードで最終ピリオドへ。

第4ピリオド、東京A代表は、岩井弾と堀内星河の奮闘もあり、序盤で6点差まで詰め寄る。さらに、東京A代表はタイムアウトをとり、オールコートプレスのディフェンスで勝負に出る。しかし、京都代表は、髙山 鈴琉のドライブ、西村 星汰のミドルシュート、髙木 良太朗の3ポイントシュートで点差を離し、最後まで足が止まらない。65-55で試合終了。府を上げて中学生の強化を行った京都代表が初優勝を成し遂げた。

第32回都道府県対抗ジュニアバスケットボール大会2019 男子

 

【女子大阪代表】

4石原 若葉 162 高石市立高南中学校
5横山 智那美 166 大阪薫英女学院中学校
6樋上 さくら 171 堺市立平井中学校
7松田 珠奈 162 大阪市立平野北中学校
8木村 采里 168 東大阪市立布施中学校
9山本 雪鈴 162 高石市立高南中学校
10石井 美南 165 大阪薫英女学院中学校
11細川 未菜弥 168 大阪市立三稜中学校
12日浦 陽和 158 高石市立取石中学校
13田中 志歩 174 大阪市立長吉西中学校
14北條 瑚奈 161 高石市立取石中学校
15植田 るな 159 大阪薫英女学院中学校

第32回都道府県対抗ジュニアバスケットボール大会2019 女子大阪

【女子東京A代表】

4五味 美優 152 藤村女子中学校
5澤井 実優 162 府中市立府中第八中学校
6梅村 成理 163 日本体育大学桜華中学校
7山田 優歩 163 江戸川区立小岩第四中学校
8本田 茉奈美 164 東京成徳大学中学校
9福田 夏希 165 藤村女子中学校
10吉岡 紗来 166 八王子市立第一中学校
11鶴丸 聖奈 170 八王子市立第一中学校
12原 美月 170 共立女子中学校
13尾﨑 理咲 174 東京成徳大学中学校
14山田 英真 175 日本体育大学桜華中学校
15森 美麗 180 八王子市立第一中学校

第32回都道府県対抗ジュニアバスケットボール大会2019 女子東京A

【女子決勝レビュー】

女子決勝は、3年連続となる決勝進出の強豪・大阪代表と、14年ぶり開催地優勝を目指す東京A代表の対戦。
東京A代表のポイントゲッターを担っているのが森美麗。180センチの高さに加えてジャンプ力があり、腕も長いセンター。リング下でのシュートやリバウンド、ブロックショットでゴール下を支配する。高さの東京Aに対し、大阪代表エースの横山智那美は細かいドリブルテクニックに加え、視野の広さを活かしてチャンスメイクを得意としている。

第1ピリオド、最初にシュートを決めたのは高さの東京A、ポイントゲッターの森美麗によるポストプレー。ここから試合が動き始める。東京Aは山田 優歩の3Pシュートなどが決まり、勢いに乗りたいところだが、大阪代表のディフェンスが機能し、ロースコアの展開に。終了間際に大阪代表の松田珠奈が得点を重ね、11-7と大阪リードで第1ピリオド終了。

第2ピリオド、大阪代表のディフェンスが引き続き機能し、3ポイントシュートも決まり、9点差までのリードが広がる。しかしピリオド終盤、負けられない東京A代表、本田 茉奈美・吉岡 紗来・原 美月の得点で追い上げる。21-19と大阪代表2点リードで前半終了。

第3ピリオド、序盤、お互いに点が入らない我慢の時間。東京A代表が決定率の高い森美麗のシュートを攻撃の中心に据え、逆転。しかし、ここから大阪代表はアウトサイドシュートの本数を増やし、これが成功、再び9点差までリードを広げる。39-32、大阪代表7点リードで勝負の最終ピリオドへ。

第4ピリオド、追いつきたい東京Aの焦りがわずかなシュート精度を狂わせたのか、何度もリングに嫌われる。、大阪代表の植田るなのドライブなどでさらに点差を広げる。東京A代表も、吉岡紗来や森美麗がゴール下から得点を積み重ね、タイムアウトで流れを変えようと試みるが、大阪代表の強豪らしいゲームコントロールを見せ、危なげなく試合終了となった。最終スコア53-44で、大阪代表が1年ぶり2回目の優勝を飾った。

第32回都道府県対抗ジュニアバスケットボール大会2019 男子

【男子最終結果と個人賞】

優 勝:京都府(初)
準優勝:東京都A
第3位:岡山県、愛媛県

《男子・最優秀選手賞》
波多野 心優(京都府#4)

《男子・優秀選手賞》
髙山 鈴琉(京都府#5)
テーブス 流河(東京都A#6)
山本 赳勲(岡山県#8)
小村 琉羅(愛媛県#5)

【女子最終結果と個人賞】

優 勝:大阪府(2年ぶり2回目)
準優勝:東京都A
第3位:京都府、愛知県

《女子・最優秀選手賞》
横山 智那美(大阪府#5)

《女子・優秀選手賞》
樋上 さくら(大阪府#6)
森 美麗(東京都A#15)
仲江 穂果(京都府#4)
鈴木 杜和(愛知県#6)

波多野 心優

【U15選手権大会へ】

来年からのジュニアオールスターは、「U15選手権大会」として生まれ変わる。これまでは各都道府県の選抜チームだったが、「U15選手権大会」は中学校部活・クラブチーム・BリーグU15ユースチームと全てのU15世代チームが対象となり、各都道府県予選を制した47チームで日本一を競い合う。これからの日本バスケを担う若き選手たちに注目したい。

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